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お知らせ
(2021-10-07 04:31:54 | 日記)
しばらく更新を休ませて頂きます。 -
絵ガラスを通り抜けたる夏の夢 阿部風々子
(2021-09-27 05:57:04 | 日記)
美しい作品ですね。「俳句は詩」だとい... -
白きものみんなまとひて夏旺ん 庄子紀子
(2021-09-25 05:03:48 | 日記)
今年も猛暑だった。「白服」という季語... -
揺り椅子に残るぬくみや多佳子の忌 鈴木幸子
(2021-09-24 03:19:26 | 日記)
誰かが掛けていた揺り椅子に触れている... -
定刻に来たるのら猫夕焼雲 中井由美子
(2021-09-21 04:43:26 | 日記)
今日ものら猫さんが来た。夕餉の支度の... -
でで虫に出合はぬままに星ひとつ 小林邦子
(2021-09-19 04:32:56 | 日記)
気が付けば一番星が出ている。雨催いの... -
麦笛や本家分家の子の揃ふ 鎌形清司
(2021-09-17 03:39:01 | 日記)
麦笛を吹いたことはないけれど聴いたこ... -
星涼しポテトチップの反り具合 及川源作
(2021-09-15 04:50:04 | 日記)
塩釜市在住の作者にはわざわざ出かけな... -
うたた寝の額にひと声夏雲雀 池添怜子
(2021-09-14 04:44:06 | 日記)
寝るつもりはなく横になっているうちに... -
銀河濃しあんなところに千社札 石母田星人
(2021-09-09 05:38:01 | 日記)
銀河からはじまる夜の景。視線は銀河を... -
褸紅草ひらく赤子の溜息に 成田一子
(2021-09-07 05:06:31 | 日記)
「褸紅草」の「褸」は一縷の「る」。細... -
抱きたるペガサスの夢風の死す 阿部風々子
(2021-08-25 05:33:52 | 日記)
一読目に感じた絶望感からしばらく逃れ... -
砕かるる土偶尊し夏祓 原田健治
(2021-08-22 19:18:51 | 日記)
土偶は長い間埋もれていたから壊れたの... -
碧き水白蛇沼を一直線 鈴木弘子
(2021-08-20 02:59:54 | 日記)
どこの沼なのでしょうね。沼の背景の緑... -
五月晴れ仙台平の足さばき 今野紀美子
(2021-08-18 03:34:54 | 日記)
「仙台平」は仙台伝統の絹織物。フィギ... -
夏至の日のキリンの睫毛濡れてをり 小林邦子
(2021-08-16 04:24:55 | 日記)
一年で最も日中の時間が長い「夏至の日... -
芽起しの雷素通りの五大堂 及川源作
(2021-08-14 03:08:37 | 日記)
朱色の橋と島に立つ五大堂は松島のシン... -
開き直ることも齢よ髪洗ふ 池田智惠子
(2021-08-12 05:08:09 | 日記)
「あれも、これも、年相応」と開き直っ... -
明星へかすかに傾ぐ青鬼灯 池添怜子
(2021-08-09 04:59:47 | 日記)
青鬼灯は晩夏の季語、この頃の金星は太... -
日盛の無音の放つ響きかな 石母田星人
(2021-08-06 04:08:37 | 日記)
日盛は人間も動物も暑さにじっと耐える...