MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

まずは大人が『デジタルマナー』

2013年04月01日 | BOOKS
『お母さんのための子供のデジタルマナーとしつけ』
 著者:中元千鶴/監修:認定NPO法人マナーキッズ(R)プロジェクト
 出版社: シーアンドアール研究所

 我が家の子どもたちには携帯電話もスマートフォンも持たせてはいませんが、最近周りにもスマートフォンなどを持つ子供たちが増えてきたので読んでみました。
 危険性や持つことのデメリットだけでなく、利便性・メリットや気を付けるべきこと、「家族でどんなルールを作るか」など、非常に分かりやすい本でした。

 一番感じたのは「大人がマナーを守っていない」ということ。

・食事中は携帯電話・スマートフォンを触らない
・寝室には持っていかない
・会っているときに話せることは、会っているときに済ませる
 (メールは必要最小限にする)
・歩きながら・自転車に乗りながら、携帯電話・スマートフォンを触らない

 できていない大人ばかりのような気がします。
 (ほとんど携帯電話を使わない私ですら、当てはまるところが少々


 この本の第1章は「子供にスマホや携帯電話、パソコンは必要ですか?」というタイトルですが、「大人にもスマホは必要ですか?」と疑問を感じました。
 もちろん仕事などで必要な方は大勢いらっしゃいますが、今の「だれでもスマホ」という風潮はなんだか変な感じです。
家計でも一番節約できるところのように思うのですけれど……。

 次男が「スマホは通話ができて持ち歩ける小さなパソコン」と、『携帯電話・スマホの使い方と危険について』の授業で教わっていたことを話してくれましたが、子どもが学校で教わっているようなことを、実は大人が理解していないのかもしれません。

 高校生になる長男も、「大学生になったら絶対必要になるだろうな」と言っていました。
 まず、親がしっかりと正しい知識を得て、見本となるような行動をできるようにしたいものですね。

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