野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

二輪企業のFacebook「いいね!」

2013-01-10 06:30:05 | その他
     8日、「2012年12月時点の調査で、世界127カ国で「Facebookが最も利用されるSNS」」になったと発表された。
その前の'12年10月には、Facebookの月間利用者数が10億人を突破したとも発表されている。
この勢いだと、企業がFacebookを活用しようと考えるのは自然なことで、実際に顧客から「いいね!」をクリックしてもらい、ファンを増やして企業ブランド向上に繋げている企業も多い。
企業が市場に伝えるメッセージを有効に取り組んでいくには、企業に対する信頼性、つまり企業へのファンを獲得することが効果的だろう。
ファン数が増えてくることで、企業とファンとの直接的なつながりを構築することで直接的にメッセージを伝えることができ、片側一方向の広告に比べ有効に思える。
ところで、気になる企業のネット情報を見たい場合、HPかブログを見るか、Facebookを見るかだが、最近、私は圧倒的にFacebookが多い。
何故なら、個人のタイムラインに、企業側の伝えたい情報が時間を置かず投稿されるに加え、写真付きに的を得た説明は我々にとって圧倒的に親近感を持って見てしまう。
それは、企業から顧客、企業ファンとのダイレクトな繋がりに他ならないから、非常に親しみやすいネットワークだと思っている。

そこで、二輪企業各社のFacebookの「いいね!」を調べてみた。
二輪の様に、趣味性の高い乗り物は製品単体だけでなく、魅力的な背景から売らないと駄目だと言うのは、以前の本ブログHarley-Davidsonの項で調べた。
欧米の様に非常に成熟した二輪市場では、もはや「単なるブランドの二輪」では売れないので、「ブランド・アイデンティティ」が非常に大事だとはよく言われてきた。
ところが、日本の二輪企業の「ブランド・アイデンティティ」は非常に曖昧であるに対し、欧米の二輪企業は宗教に相当する程のブランド信奉性を強めることでファンを掴み、
先進国のマーケット縮小の中にあって、高い収益性を確保、または販売増強を可能にしてきた経緯がある。

■欧米二輪企業のFacebookの「いいね!」:
  ★「Harley-Davidson」 (「いいね!」438万
  ★「Ducati」(「いいね!」132万
  ★「KTM Racing」(「いいね!」92万
「Harley-Davidson」はアメリカの歴史や強大なアメリカの背景を基本に「アメリカの本物の匂い」を製品に反映させる事で、Harleyユーザーから圧倒的支持を得ている。
その結果はFacebookの「いいね!」にも表れて、他社を寄せつけないものがある。
「Ducati」や「KTM」はレースを全面に押し出すことでブランドロイヤリティを高めているが、「Ducati」ユーザーはマシンの技術的な面だけで選んでいるのではなく、その背後にある哲学、
殆ど宗教みたいなものでユーザーと強固に繋がっているとは、Ducatiでレースをしていた当時のV・ロッシの話し。
「KTM」のコンセプト「Ready to Race」は顧客に極めて素直に訴ってくるので非常に判り易い。

一方、日本の二輪企業の「ブランド・アイデンティティ」は非常に曖昧であると言われているからか、Facebookの「いいね!」も欧米の二輪企業に比べ少ない。
それがどうしたと言うより、企業ブランドの強さとFacebookの「いいね!」は意外と一致している。少なくともクリックした顧客はその企業に関心ありと表明しているのだから。
面白い結果は、ヤマハの場合、ヤマハという企業よりヤマハのレース活動(特にmotogp)に関心があるファンが多いということ。
また、「Suzuki」の「いいね!」はスーパクロスに勝ったことが要因なのか、ここ5日間で「いいね!」が+5万も増加した。
「Harley-Davidson」は積極的にモータースポーツを展開していないが、圧倒的に凌駕する「いいね!」の数は多くのファンが存在している事実として日本企業と対極にある。
二輪ユーザーが日本の二輪企業に求めている視点は欧米の二輪企業のそれとは異なっている証左かもしれない。
■日本二輪企業のFacebookの「いいね!」:
  ★「Kawasaki USA」(「いいね!」62万)
  ★「Suzuki」(「いいね!」60万→65万)*SuzukiはSXに勝ったことが要因だろうか、5日後の1/9には+5万「いいね!」が増加した。これは驚異的!              
  ★「Honda Powersports」(「いいね!」11万)
  ★「YAMAHA MOTOR CORPORATION U.S.A.」(「いいね!」29万)
  ★「Yamaha Racing」 (「いいね!」43万)


一方的に企業側から流す広告に比べ、Facebookは情報を流す側と受け取る側との接触が常に求められるので、ユーザーとの細かい接点が重要な趣味性の高い二輪には有効なSNSかもしれない。
米調査会社コムスコアによると、米国の平均的利用者のフェイスブック活用時間は月間6時間半と、グーグルの4時間半を大きく上回るとも言う。

また、「フェイスブックの広告媒体としての価値は過大評価なのか。専門家に意見を聞くと、長期的には有望との声はまだ根強い。」として、
日経産業新聞 「フェイスブックは広告媒体として有効か 「いいね!」効果の測定に課題も 」は参考になる。
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AMA スーパークロス第1戦 アナハイム (改稿・・動画)

2013-01-08 15:59:21 | モータースポーツ
  
★2013年 AMA スーパークロス第一戦・・Anaheim(観客動員数 45,050 )

第1戦Anaheim大会はスズキの”Davi Millsaps” が勝った。
最終ラップ、Davi Millsaps とホンダのTrey Canard は大接戦だったようだが、Davi Millsaps が抜き去り今季初勝利。
上位をSuzukiーHondaーKTMが占め、昨年のSXチャンピオンカワサキのRyan Villopotoはスタートに失敗し転倒も重なって順位を落とし16位でゴール。

Anaheim戦の結果を見る範囲では、全ライダーに勝つチャンスが巡ってきた様に見える。残り16戦、今後のレース展開が俄然面白くなってきた。
今回はパソコン動画がうまく見れず、Live Timingでレースを追っかけた。

                 「優勝したSuzukiの”Davi Millsaps”・・・facebook「Suzuki」

 「450 Supercross レース結果」
     1. Davi Millsaps (Suzuki)
     2. Trey Canard (Honda)
     3. Ryan Dungey (KTM)
     4. Chad Reed (Honda)
     5. Jake Weimer (Kawasaki)
     6. Andrew Short (Honda)
     7. Justin Barcia (Honda)
     8. James Stewart (Suzuki)
     9. Justin Brayton (Yamaha)
    10. Kevin Windham (Honda)

                 

                        2013 Supercross Anaheim 450 Main Event RD1 (追加)
                 

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2013 AMA スーパークロス キックオフ

2013-01-06 06:59:18 | モータースポーツ

         ESPNー「2013 Supercross preview

現地時間1月3日、有名なアメリカスポーツメディア「ESPN」が2013年スーパークロス・キックオフ特集「Supercross is back」を組んだ。
いよいよ2013年二輪モータースポーツシーズンが開幕する。
スタジアム内に造成されたコースでモトクロスレースを行う、スーパークロスレースはスポーツ大国アメリカでも第一級のスポーツ競技の一つ。
テレビ放映されるのは勿論のこと、ネット上でも実況されるので、遠い日本でもレース動向を同時観戦できる。
観客動員数はスタジアム容量にもよるが、8万人を動員するスタジアムがある事を考慮すれば、スーパークロスはアメリカ二輪モータースポーツの頂点に立つ。

その昔、スーパークロスレースが、放送開始し始めたばかしのNHKBSで、毎日曜日の午後、放送されていた。
当時は、まだBS放送が普及していない時期だったので、近くの電気屋でかじりついて見ていた。テレビの周りは同じく足を止めて観戦している人も多く、沸き立っていた。
あるとき、当時の技術部長がUS出張された際、10万人収容の「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」で開催されたスーパークロスレース初戦を観戦された。
帰国後、トップ走行のカワサキライダーが聖火台への登り口右コーナーでホンダ車に抜かれ負けた原因の討議が忘れられない。
その場面はリピートで同時に繰り返し放送されたのだが、「立ち上がりパワーの不足」か、それとも「コーナーライン取りのまずさ」かで、数分議論となった。
うまく言葉を選んで説明したら良かったのだろうが、若気の至りもあって技術部長と相譲らずの議論をしてしまい、後から考えると破廉恥な言動だったと反省した思いがある。
当時の技術部長は、技術的論議には上下も無いと言うのが信念だったから良かったものの、一歩間違ったら即飛ばされるところだった。
同じ事例を、競合社からも直接聞いたことがある。
NHKBSを見た上司が、いちいちUS現地の担当者に即刻電話してきて、「あのサスの動きが良くない。即修正しろ」と指示されて困っていた。
今はどうかは知らないが、当時は、こんな事など何処にもある日常茶飯事だった。 何処のチームも、またその上位も、勝ちたかったのだ。
湊川神社のお守りを車に付けて勝ったら、即刻数十個まとめて郵送してくれとの要望がUSから来た時はさすがに仰天したが、そんな時期もあった。


今年のスーパクロスレースはどこが勝利するだろうか。
昨年のチャンピオン、カワサキのR・ビロポトは昨年の終盤大怪我して戦線離脱したが、競争相手も負傷による離脱があってポイント数優位に推移し、チャンピオンを獲得した。
今年はどうであろうか。オフロード車の分野で圧倒的に優位だった日本勢にとって、欧州のKTMが最も侮れないチームに成長してきたように見える。
いずれにしても横一線のスタートだ。 日本時間日曜日の午後2:45、450のメインレースがスタートする。

★Press Conference.
                   

★「Kawasaki USA」(いいね、62万)・・・各チームのfacebookと(チームに「いいね」を押した数)
                      

★「KTM Racing」(いいね、91万)
                    

★「Suzuki」(いいね、60万)
                    

★「Honda Powersports」(いいね、11万)
                      

★「YAMAHA MOTOR CORPORATION U.S.A.」(いいね、29万)
                    


先進国での二輪販売は底を打ったまま、当面はこのままで推移していくだろう。日本のホンダ、ヤマハ社は既に新興国に販売の軸足を移し収益を確保して久しい。
商品のみを前面に出した生産中心の戦略はとうの昔に行き詰り、しかも圧倒的戦闘力をもった商品が出現する可能性が極めて薄い環境の中では、
欧州二輪企業に見られるような自社ブランドやブランドイメージを含む末端サービスを消費者に常に訴え続けない限り、顧客は必然的に離れていく。
自社の企業ブランドを最大限訴求するには、メディアを最大限に利用し、強いブランドを顧客に常にアピールし続けるべきであろう。
成熟した市場では、強い「ブランドへの信頼性」が購入動機に繋がる確率が高く、ハードウエアのみの販売戦略から顧客サービス等のソフトウエアを中心においた戦略の方が顧客の脳裏深く刷りこまれる。
テレビを主とする販売プロモーションは相当の費用がかかり過ぎると敬遠される一方で、毎週土曜日の夜、テレビからそしてパソコン上に企業名が連呼される。
レースが好き嫌いという低次元の議論以前の話はさておき、スポーツ大国米国の末端はモータースポーツに高い興味を示す。
これ程、利用価値が多岐にわたる安価なプロモーション活動は無いかもしれない。・・・と信じて強いカワサキを目指し担当した時期もあった。


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三木  伽耶院

2013-01-04 07:00:57 | 日常生活
     

年の始めの正月2日、三木の「伽耶院」へ初詣に行ってきた。
無病息災や家内安全を願ってきたのだが、正月三が日間、 山伏による祈祷が行者堂で行われることもあって、昨年同様「伽耶院」とした。

三木の「伽耶院」は静かで落ち着いた雰囲気があり、最も気に入っている正月初詣の場所だが、来たのは昨年の正月以来だ。
ちょうど正午の時間帯でもあったせいか、昨年より幾分か参拝者は少ないように感じたが、それでも何時もの駐車場が一杯で、上の駐車場に止めさせられた。
実はこの日、「伽耶院」に向かって自宅を出たところで、女房が忘れ物をしたと言うので駐車した場所が、近所のA原さんの自宅前。
たまたまA原さんの息子さんが来られるとかで、自宅前に居られたA原さんと年始の挨拶をした。
A原さんは「伽耶院」の岡本住職の旧来の友人だそうだが、まさか「伽耶院」に初詣に行く前にその縁故の人に会うとは奇遇だった。
その奇遇さは、「伽耶院」でもあった。

行者堂では、正月の三が日、読経の声やほら貝の音が響く中で山伏のお祓いが行われている。
今年も、行者堂で山伏にお祓いをしてもらおうと順番を待ち、先ほど購入した「伽耶院の祈祷札」を持っていると、その祈祷札をこちらにどうぞと言われた。
その時、エー!と思ったのだが、祈祷札を渡すときに名前を呼ばれた気がしたので、同じ名前の人が偶然にもいるのかと思って、いぶがしく感じた。
札を祈祷してもらい、行者に両方の肩を叩いてもらったあと、ビニール袋に丁寧に居れてもらった祈祷札を渡された際、再度「大津さん、どうぞ」と言われた。
事前に名前など言った覚えが全くなく、何故、私の苗字を知っているのだろうかと石の階段を降りてから、女房にその旨を伝えると、確かに苗字を呼ばれるのを聞いたという。
行者堂の中に入って特別にお祓いを受ける人達は事前に名前を記入して渡すことになっているが、行者にお祓いを叩いてもらうだけなら別段名前は言わなくとも良い。
だから、何にも話などしていないのに、確かに「大津さんどうぞ」と言われてお札を受け取った。
不思議な感覚だったので、しばし頭を離れず妙な気分であった。
でも、竹製の行者杖で強く両方の肩を叩いてもらったせいだろうか、それまでの緊張が取れたせいもあるのか、何となく軽くなったようだった。

その後、本堂、多宝塔、三坂明神社本殿をまわり、木造の毘沙門天立像や弁財天像を見て回った。
奇遇な感じもしたが、良い正月の一日を過ごすことが出来た。

                                
             

             

                                   

                             
 
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2013年 正月

2013-01-02 06:44:01 | 日常生活
   
2013年の正月、1月1日。
今日の天候、晴れ、風もなく暖かい。
野々池貯水池は散歩する人、ジョギングする人で相も変わらず楽しそう。
庭にでると紅梅の蕾が膨らんできた。・・・それにしても暖かい正月の日和は良いもんだ。心がなごむ。

何時もの時間に起きたつもりだったが、すでに陽は登っていた。新聞受けから神戸新聞をとってくる。
女房がお節料理を並べている間に、新聞を読みながらお屠蘇を準備する。新年はやはり日本酒にしよう。夜に球磨焼酎とするか。
長崎のグラス製徳利に酒を注いでレンジでチーンとするだけだから簡単。
盃も徳利との相性でガラス製、出島のオランダ人が描いてあるが、これはお気に入りの盃。
燗をつけた日本酒を数本飲んで、お節料理を食べて、雑煮を食ったら眠たくなった。これも何時ものパターンで、いつもと変化なし。
暫く炬燵で寝込んでしまった。

年賀状が届いた。
眠たい目をこすりながら、年賀状を読む。嬉しいな、コメントが添えてある。
エー! FBに投稿した昔の写真が気に入ったと書いてある。昨年からfacebookを始めたがきちんと見てくれたんだ。

時間が経って、午後4時30分過ぎだが、庭に出るとまだ温かさが残っている。
野々池貯水池のジョギングコースではジョギングしている人が後も絶たない。今年も昨年からそのままで続いている。


何気なく見た、1日の日経ビジネスに、「韓国のサムスングループが「飲酒文化改善キャンペーン」を開始して以来、初めての年末年始を迎えた。」
「健全な飲酒文化を醸成し、社員の健康増進を図る」としているが、酒の飲み方まで会社が指図して、果たしてうまくいくのだろうか。」とあった。
ヘー! 韓国正月の酒文化は会社が酒の飲み方を指導しなければならないほど酷いものか、いや楽しいものかと邪推し次を読んだらどうも違うらしい。
その節酒の説明だが、「グループ中核のサムスン電子の業績はスマートフォン販売が絶好調のため、2012年7~9月期まで4四半期連続で最高益を更新している。
元々の幹部の高年俸に加え、部門ごとの利益水準に応じた「利益分配金」で社員が潤っていることを韓国国民は知っている。
だから嫉妬をかいやすい。それなら夜の街で自重しようということらしい。」 とあった。

不景気の日本を他所に、韓国は好景気に潤っているのかな。
報道では、2013年の日本は復活し、バブル到来の兆しさえあると書かれているが、景気など気分次第らしいから、そうなって欲しい。


コメント (2)
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