野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

長崎土産、一口香、カステラ

2020-12-25 06:14:51 | 故郷
長崎土産、「カステラ」と「一口香」を貰った。
共に好きなお菓子なので、写真に撮ってブログを書こうと棚に一時置きしていたが、いつの間にか開封され一部食べられていた。
 「貰いもののカステラと一口香」
 「佳好帝良: 匠寛堂HP]
カステラの銘柄には「長崎菓寮 匠寛堂」製の「献上 五三焼「佳好帝良」」と書いてある。
聞いたことのない銘柄のカステラだ。調べてみると、かなり前の「秘密のケンミンSHOW「連続転勤ドラマ 辞令は突然に…長崎県編」」で紹介されたとある。更には、皇室をはじめ各宮家へ毎年献上される「献上五三焼 佳好帝良」で有名なお店だそうだ。”五三焼カステラ” も知らなかったので、調べると、作ることが非常に難しく、高度な職人技が必要となるカステラの最高峰だそうだ。極めつけはカステラを「佳好帝良」と書く。これも知らなかった。お茶を入れて一口食べて見た。食べた印象だが、カステラ の 美味しさは充分にあると思うが、カステラ本来の持つ、ふわっと柔らかく噛むと少しもっちりした食感、そしてしっとりした重たさ、これらの点で言えば、田舎で長年食べていた”福砂屋”のカステラの方がやや良いかなと感じた。なにせ、長年、しかも幼少の頃に食べた記憶、ふくよかで、ねっとりとした上質感のある味とザラメが美味しいのは福砂屋だと舌が記憶してしまっている。だから、何時までたっても、これがベースにあるのでどうしようもない。あくまで個人的な主観なんだが、福砂屋のカステラの底に付いたザラメは特に旨く、これを最後に舐める、何にもなかった大昔、これがカステラの旨さ基準だと覚えてしまっている。

 「一口香:茂木一〇香本家HP」
一口香、これも好きな長崎のお菓子。中が空洞で有名なお菓子。今回貰ったのはゴマが裏面(表面?)についていた。長崎名物のお菓子と言えば、カステラの次ぐらいに有名なのが「一口香」。福砂屋の「カステラ」などのブランド菓子と違い、ごく普通に食べられるお菓子で、饅頭のような外見のカリッとした焼き菓子だが、特徴的なのが中身が空洞。今回の製造元をみると、長崎市の「茂木一まる香本家」とあった。田舎でよく食べていた「一口香」はこの茂木さんの味に近く、すこし皮が固く、中は本当の中空で表皮がすこし窪んでいた。食べると、少しゴマの香りがしたように記憶しているので、田舎の島原で食べてものに近く、旨いものだった。これは良かった。
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