野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

「晩白柚」

2014-12-10 06:17:12 | 故郷
昨日、「晩白柚(ばんぺいゆ)」が九州人吉から送られてきた。
「晩白柚」とは何だろう、聞いた事もない名前なのでジーット箱の外側を見つめると、ザボンの一種にみえる。
箱を開けると、中から直径21~22㎝程の巨大なザボンが出てきた。まだ完全に熟した状態ではないようだが、それでも甘酸っぱい香りが漂う。
そして、「晩白柚」は熊本県八代市が唯一の産地で、その名前だけで八代市をイメージすることができるとある。へ~そうだったのか。

早速食べてみようと思ったが、その前に記録しておこうと写真に撮った。 ところで、
故郷島原では普通サイズのザボンが良く栽培されており、スーパーの店先や土産物屋でも 3、4個をネットに入れて普通に販売しており、
また、生家にもザボンの樹が2本ほどあって、年末頃になると島原から送付されてきたので良く知っている積りだが、
それにしても、こんなにどでかいザボンを見たことはない。だから、興味津津に眺めた。
なお、ある解説書には、晩白柚は保存性が高く、皮が柔らかくなり、食べ頃になるまて部屋で観賞用として1ヶ月程そのまま置けるらしい。
なるほど、なるほど!
          「測ったら直径22㎝だった」

で、「晩白柚」をWikipediaで読むと、
「晩白柚は、柑橘類のひとつで、ザボンの一品種である。名前は、晩(晩生)・白(果肉が白っぽい)・柚(中国語で丸い柑橘という意味)に由来する。
 ザボン類は柑橘類の中でも果実が巨大で皮が厚いが、晩白柚は特にこれが著しく、直径25 センチメートルになるものも珍しくない。
 香りがよく、鼻を近づけると、やんわりとした甘酸っぱい香りがする。果汁は少ないが果肉はサクサクとした歯ざわりで、 よく熟したものは甘みと酸味のバランスに優れる。
 日本には1920年に、植物学者の島田弥市が、ベトナムの船上で食べた柑橘があまりにも美味しかったため、サイゴンの植物園から株を分けてもらい伝わった。
 最適産地の熊本県八代市地区に根付き、改良が行われた結果、現在は八代市の特産品となっている。」・・・なるほど!

箱に添付されている説明書きには、「果肉と果皮、1個で2度おいしい優れ物」とあって、果肉を食べた後は厚い果皮を砂糖漬けにした「ザボン漬け」として
利用すると良いと書いてある。 ところで、ザボン漬けと言ったら、故郷島原の銘菓に「ざぼん漬け」という、ザボンの厚い果皮を砂糖漬けしたお菓子がある。
少々苦味を残すお菓子だが、一片だけを食べる分には真に旨い。つられて数個食べると苦みが出てくるので、この苦味に好き嫌いが出てくるようだ。
だからと言うわけでもないが、上等に包装された「ザボン漬」より、切れ端だけを集めて売っていたものをよく買った。
それを毎日少しづつ食べると旨い。
今回、「晩白柚」の果肉を食べたあと、「ザボン漬け」の作り方も説明書に書いてあったので、多分、女房が挑戦するんだろう。
  「島原の観光案内にあったザボン漬け」
   こんなに旨そうに出来上がったら良いんだが。





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