「9回降板の黒田投手を拍手で迎えるヤンキースファン」
ア・リーグ地区シリーズ第3戦(日本時間11日の9時) ヤンキースとオリオールズ戦。
1対1で迎えた第3戦 、勝てば王手をかけるヤンキース先発は黒田投手。
今季の黒田投手は安定性のあるピッチングを続け、今回も期待してのテレビ観戦。
黒田は105球、8回1/3まで投げ、5安打3三振3四死球で2失点。
8回で100球ちょうどの球数だったが、「9回は行けるところまで行かせてくれ」と志願の登板だったことを明かしたと報道にある。
2対1で先行された9回裏、3番ロドリゲスに代わる代打はベテランのイバニエス。
NHK解説の大島やアナウンサーはロドリゲスに代打とは何だとカナ切り声を挙げていたが、試合経過を見れば直ぐわかるだろう。
このところ絶不調のロドリゲスはこの日も2三振、観客席から大ブーイングなのに何故代えないんだろうとテレビを見ていて不思議だった。
イバニエスが打った瞬間、ヤンキースタジアムの大観衆は総立ちになり、右翼スタンドの二階席に吸い込まれた白球に歓喜の雄たけびを上げた。
これで同点。しかもだ。
延長12回、イバニエスが右翼へサヨナラ本塁打を放った。
劇的サヨナラ弾の前にイバニエスはチームを崖っぷちから救った。
9回1死、敗色濃厚のヤンキースをよみがえらせた、代打イバネスの起死回生の同点ソロ本塁打。
負ければオリオールズに王手をかけられる一戦でベテランがチームを救った。・・・「詳細試合経緯データ」
この日の主役は、黒田とイバニエス。
いぶし銀ながらしっかりと良い仕事をこなす黒田を、普段は辛口のニューヨーカー達も大変気に入っている様子で、
名前の"Hiroki"とかけて黒田を"Hero"(英雄)と称するような記事も、NYのメディアでよく見かけるとの解説もある。
黒田に勝ち負けはつかなかったが、そんなことは関係ない。文句のないピッチングだったと思う。
たしかに、8番、9番にいずれも初球を狙い打たれてのホームランだったが、“完璧なピッチング”など、そんな簡単にできるものではない。
この試合の黒田は我慢の投球を続けた。いつものように黙々と投げた。
現地の目が肥えた観客は黒田の貢献をよく理解しているのか、9回に先頭打者を打ち取ってベンチに下がる黒田に送られた拍手と歓声がその証拠だろう。
11日の試合では、良いものをたくさん見せてもらった。・・・ヤンキースの粘り強い勝利。
黙々と投げた黒田の好投が救われたし、イバニエスの神がかった活躍もあり、そしてロドリゲスの潔い態度・・・ 。
「Yahoo!sport」
ヤンキースの黒田投手、サバシアと並び今季のヤンキースNo1投手の一人になった。
東部地区優勝に貢献したのは、16勝を挙げた黒田をまず評価すべきだ。
まさに堂々たるマウンド度胸、黒田がマウンドに立つと安心感が先に立つから不思議な感覚だ。
相手強打者を打たせて取る堂々たるピッチングは安心して試合経過を追える。・・・本当に妙に安心感を醸し出す不思議な投手だ。
それに引き換え、日本のメディアがイチロー、イチローと騒ぐのもいいが、本物とは何かを少しは考えてみて欲しい。
言うまでもなく、今シーズンのチームへの貢献度は、黒田の方が数倍上回るのに、なぜイチローが先に来るのだろう。
ヤンキースの地区優勝を報じた時もそうだった。
なぜイチローがクローズアップされるのだろう。正確にニュースの価値を判断できる日本のメディア記者がいないのだろうか。
イチローが嫌いなわけでもないが、マリナーズのお邪魔虫だったのを自覚しての移籍、ひと踏ん張りしないと来年の契約は無いと思ったのか、ここにきて俄然頑張りだした。
まるでヤンキースがこの試合に勝ったのは、いや、それ以上に、優勝そのものがイチローのおかげのような報道が多すぎはしないか。
イチローがヤンキースでプレーしたのは67試合だけだ。
もう、あの甲高い声で自分自身に酔ったような発言を繰り返すイチローの報道はもういいよ。
極端に言うなら、日本ゴルフ界には石川遼、テニスには錦織圭しかいないと思わせているのと同じ報道姿勢の罪は深い。
ファンは自分が好きな選手を思い切り応援すればいい。
しかし、メディアは違うはずだ。もっと公平に一番活躍した選手を取上げるべきだろう(11日のNHKスポーツ報道はどちらと言えば公平だったが)。
だから、Yahoo !sportや ESPNで誰が主役かをみることにしている。
★残念ながら、第4戦は延長13回でオリオールズが勝った。
今日(日本時間13日)が最終戦だ。
ア・リーグ地区シリーズ第3戦(日本時間11日の9時) ヤンキースとオリオールズ戦。
1対1で迎えた第3戦 、勝てば王手をかけるヤンキース先発は黒田投手。
今季の黒田投手は安定性のあるピッチングを続け、今回も期待してのテレビ観戦。
黒田は105球、8回1/3まで投げ、5安打3三振3四死球で2失点。
8回で100球ちょうどの球数だったが、「9回は行けるところまで行かせてくれ」と志願の登板だったことを明かしたと報道にある。
2対1で先行された9回裏、3番ロドリゲスに代わる代打はベテランのイバニエス。
NHK解説の大島やアナウンサーはロドリゲスに代打とは何だとカナ切り声を挙げていたが、試合経過を見れば直ぐわかるだろう。
このところ絶不調のロドリゲスはこの日も2三振、観客席から大ブーイングなのに何故代えないんだろうとテレビを見ていて不思議だった。
イバニエスが打った瞬間、ヤンキースタジアムの大観衆は総立ちになり、右翼スタンドの二階席に吸い込まれた白球に歓喜の雄たけびを上げた。
これで同点。しかもだ。
延長12回、イバニエスが右翼へサヨナラ本塁打を放った。
劇的サヨナラ弾の前にイバニエスはチームを崖っぷちから救った。
9回1死、敗色濃厚のヤンキースをよみがえらせた、代打イバネスの起死回生の同点ソロ本塁打。
負ければオリオールズに王手をかけられる一戦でベテランがチームを救った。・・・「詳細試合経緯データ」
この日の主役は、黒田とイバニエス。
いぶし銀ながらしっかりと良い仕事をこなす黒田を、普段は辛口のニューヨーカー達も大変気に入っている様子で、
名前の"Hiroki"とかけて黒田を"Hero"(英雄)と称するような記事も、NYのメディアでよく見かけるとの解説もある。
黒田に勝ち負けはつかなかったが、そんなことは関係ない。文句のないピッチングだったと思う。
たしかに、8番、9番にいずれも初球を狙い打たれてのホームランだったが、“完璧なピッチング”など、そんな簡単にできるものではない。
この試合の黒田は我慢の投球を続けた。いつものように黙々と投げた。
現地の目が肥えた観客は黒田の貢献をよく理解しているのか、9回に先頭打者を打ち取ってベンチに下がる黒田に送られた拍手と歓声がその証拠だろう。
11日の試合では、良いものをたくさん見せてもらった。・・・ヤンキースの粘り強い勝利。
黙々と投げた黒田の好投が救われたし、イバニエスの神がかった活躍もあり、そしてロドリゲスの潔い態度・・・ 。
「Yahoo!sport」
ヤンキースの黒田投手、サバシアと並び今季のヤンキースNo1投手の一人になった。
東部地区優勝に貢献したのは、16勝を挙げた黒田をまず評価すべきだ。
まさに堂々たるマウンド度胸、黒田がマウンドに立つと安心感が先に立つから不思議な感覚だ。
相手強打者を打たせて取る堂々たるピッチングは安心して試合経過を追える。・・・本当に妙に安心感を醸し出す不思議な投手だ。
それに引き換え、日本のメディアがイチロー、イチローと騒ぐのもいいが、本物とは何かを少しは考えてみて欲しい。
言うまでもなく、今シーズンのチームへの貢献度は、黒田の方が数倍上回るのに、なぜイチローが先に来るのだろう。
ヤンキースの地区優勝を報じた時もそうだった。
なぜイチローがクローズアップされるのだろう。正確にニュースの価値を判断できる日本のメディア記者がいないのだろうか。
イチローが嫌いなわけでもないが、マリナーズのお邪魔虫だったのを自覚しての移籍、ひと踏ん張りしないと来年の契約は無いと思ったのか、ここにきて俄然頑張りだした。
まるでヤンキースがこの試合に勝ったのは、いや、それ以上に、優勝そのものがイチローのおかげのような報道が多すぎはしないか。
イチローがヤンキースでプレーしたのは67試合だけだ。
もう、あの甲高い声で自分自身に酔ったような発言を繰り返すイチローの報道はもういいよ。
極端に言うなら、日本ゴルフ界には石川遼、テニスには錦織圭しかいないと思わせているのと同じ報道姿勢の罪は深い。
ファンは自分が好きな選手を思い切り応援すればいい。
しかし、メディアは違うはずだ。もっと公平に一番活躍した選手を取上げるべきだろう(11日のNHKスポーツ報道はどちらと言えば公平だったが)。
だから、Yahoo !sportや ESPNで誰が主役かをみることにしている。
★残念ながら、第4戦は延長13回でオリオールズが勝った。
今日(日本時間13日)が最終戦だ。