テレビ放送 ”ジャニーズ事務所会見”
日時・2023年9月7日 午後2時~6時10分。
テレビ東京以外の全テレビ局が中継する、「ジャニーズ会見」を見た。
最初の45分間くらいは、見ていて、記者会見のやりとりが興味深かった。
が、しかし
その後はややマンネリで途中で見るのを止めた。
見るのを止めた最大の理由は、「当事者」vs「当事者」の記者会見なので、
質問の限界が見え透いていたこと。
・・・
今回のジャニーズ記者会見は
2023年8月29日、
ジャニーズ事務所の再発防止特別チームが調査報告書公表の記者会見し
ジャニーズの責任
ジャニー氏が、「長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた」。
姉・藤島メリー氏が、「事実を隠蔽し続けた」。
スタッフも「見て見ぬふり」し、長年にわたる被害の拡大を招いた。
マスメディアの責任
マスメディアの沈黙
「多くのマスメディアが正面から取り上げてこなかった」
「メディアはその影響力を行使することにより、人権侵害を即時にやめさせるべきであったし、できたはずであった」
各局横並び
上記の指摘に対しテレビ局は
「注視していく」「要望する」「重く受け止めている」。
内容は、「6局ほぼ同じ」。
・・・
今回の事件はジャニーズ創業者による性加害で、特徴は
長年であること、40~50年間。
被害者数が多いこと、数百人以上。
絶対的権力者から、弱者への行為。
男性から男性への性行為。
被害者の大半が十代前半の少年。
・・・
今回(2023.9.7)の記者会見をテレビで見た印象は、
時間無制限で行われ、質問はいちおう全員から受けていたこと。
弁護士が代理に返答することが少なく、指定された人が答えていた。
(東山新社長の過去への質問の返答は、まゆつばの場面があったが)
まあまあよかったのでは、と思った。
・・・
結論
”マスメディアの責任”について
マスメディアでも、今回の事件は特に責任の重大なのがテレビ。
テレビ局6社が、共同記者会見を開き、自らが質問を受ける義務があるように思う。