股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

重力について考えてみる 2

2006-09-19 10:37:53 | トレーニングのこと
脚を開くトレーニング。
上向きで行うのと横向きで行うのとでは大きな違いがあります。
横向きでは重力に抵抗して上に挙げますが、上向きでは重力の影響はほとんどありません。
前者を“抗重力位(こうじゅうりょくい)”での運動、後者を“従重力位(じゅうじゅうりょくい)”での運動といいます。
抗重力位でトレーニングを行うには、ある程度の筋力が必要です。
筋力が弱い人には、抗重力位でのトレーニングはきつ過ぎます。
その筋力をよく調べたうえで『横向きで脚を挙げてくださいね』と言っているのであれば納得がいきます。
しかし、患者さんの筋力も調べずに、ワンパターン的に『横向きで脚を挙げてくださいね』と言っているのであれば、危険性が高いということです。

皆さんは中殿筋がどこにあって、どれくらいの大きさかご存知でしょうか?
また片脚にどのくらいの重力がかかるのか(片脚の重さは何kgくらいあるのか)ご存知でしょうか?
中殿筋は比較的小さな筋肉です。
片脚の重さは10kgくらいあるのではないでしょうか?
小さな筋肉で、結構重い脚を持ち上げないといけないのですから、弱っている筋肉にはきついトレーニングのように感じます。さらに中殿筋が病気の方が多いのですから・・・。
あまりにもきつい時は、従重力位、つまり、上向きでトレーニングした方がいいのでしょうね。ゴムのようなもので膝上を縛って、軽く開くのもいいでしょうね。

筋力トレーニングのときは、自分の筋力に合った方法を選ばないといけないのですが、その時に重力を考えることは重要だと思いますよ。

なぜりんごが木から落ちるのか、りんごを見ながら考えてみてくださいね。


変形性股関節症を怖がらないでね






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以上

宜しくお願いいたします。
 






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
腰痛予防について (みさき)
2006-09-20 16:37:29
先日はありがとうございました

毎日感じていた仙骨付近の重苦しさが消えました。また、念入りに解していただいた、左臀部のコリも、おとなしくなっています。このまま、いい感じで過ごせたら幸せなんですが。

施術後はとても血行が良くなりました。3日間は足全体が、ほわーとしてました。

私は、事務職なので毎日長時間を座っています。今までも頻繁に仙骨付近のだるさを感じます。同じ姿勢を続けるのがいけないのは解っていますが、腰痛予防・緩和の方法を教えてください。
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みさきさんへ (mm1110mm)
2006-09-21 13:02:24
体操は3月30日のブログ『骨盤のズレを治す方法』の体操で十分でしょう。

私が助けられた体操ですので、間違いありません。

骨盤の・・・とは言いますが、腰の周りがやわらぐのです。



仙骨の痛みはもう出ないかもしれません。

この痛みは完全に取れそうです。

お尻の奥も、完全に取れますが、まだ少し出やすいと感じています。





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