正常な内転筋はしゃべらない。
しかし、病気の内転筋はしゃべる。
実は、その内転筋の声は患者さんの言葉として私の耳に聞こえてきます。
『足の親指まで響いた。』
『腰にピリピリと、来た~。』
『お尻の外側を押されている様に痛い。』
『ももの外からスネの外まで響きます。』
『ソケイ部が痛い。』
上記の患者さんの言葉は、全て病気の内転筋を押したときに感じる患者さんの言葉です。
この現象を関連痛と言います。
病気の筋肉にしかない現象です。
1988年にSimonsらが、関連痛とトリガーポイントについて研究をし、筋肉の関連痛パターンとトリガーポイントを表にしています。
トリガーポイント療法を行っている施術所の壁に、必ず貼っているあの表です。
しかし、どうも内転筋の関連痛はSimonsらの結果と全く異なる。
(Simonsらは、正常な筋肉に無理やり病的な状態を作り出しているだけだからね。
あの表も参考程度にした方が良いのかもしれないと思う。)
患者さんに同時通訳をしてもらいながら、内転筋の声を聞いていると、やっぱりいろんなところに関連痛を感じるようだ。
いいかえると、内転筋が病気になると股関節の外側やソケイ部やスネの外側や腰まで痛みが広がる可能性があるということです。
重要なことは、内転筋を押した時の関連痛は、患者さんが痛みを訴えている場所と一致するということです。
しかし、内転筋は簡単にはしゃべらないよ。
テクニックが必要です。
そこも内転筋の施術が難しいところです。
変形性股関節症を怖がらないでね
しかし、病気の内転筋はしゃべる。
実は、その内転筋の声は患者さんの言葉として私の耳に聞こえてきます。
『足の親指まで響いた。』
『腰にピリピリと、来た~。』
『お尻の外側を押されている様に痛い。』
『ももの外からスネの外まで響きます。』
『ソケイ部が痛い。』
上記の患者さんの言葉は、全て病気の内転筋を押したときに感じる患者さんの言葉です。
この現象を関連痛と言います。
病気の筋肉にしかない現象です。
1988年にSimonsらが、関連痛とトリガーポイントについて研究をし、筋肉の関連痛パターンとトリガーポイントを表にしています。
トリガーポイント療法を行っている施術所の壁に、必ず貼っているあの表です。
しかし、どうも内転筋の関連痛はSimonsらの結果と全く異なる。
(Simonsらは、正常な筋肉に無理やり病的な状態を作り出しているだけだからね。
あの表も参考程度にした方が良いのかもしれないと思う。)
患者さんに同時通訳をしてもらいながら、内転筋の声を聞いていると、やっぱりいろんなところに関連痛を感じるようだ。
いいかえると、内転筋が病気になると股関節の外側やソケイ部やスネの外側や腰まで痛みが広がる可能性があるということです。
重要なことは、内転筋を押した時の関連痛は、患者さんが痛みを訴えている場所と一致するということです。
しかし、内転筋は簡単にはしゃべらないよ。
テクニックが必要です。
そこも内転筋の施術が難しいところです。
変形性股関節症を怖がらないでね
もう20年以上股関節痛が続いているのですね。
辛かったですね。
考え方を変えると、もう20年以上たっているのだから、骨の修復は終わっているかもしれませんね。
つまり、最近の骨の画像は変化していない可能性があります。
ただ、筋肉について考えると、20年以上の疲労の蓄積があり、状態は良くないかもしれませんね。
痛みの原因は筋肉である可能性が高いと感じます。
痛い部分を中心に、まずは筋肉をほぐしてみてはいかがでしょうか?
残念ながら、整形外科では解決しにくいでしょう。
本来は整形外科でも解決してほしいのですが。
おそらく御主人は健康なんでしょうね。
悪い意味ではないのですが、健康な方には痛みの理解が難しいようです。
ご主人の理解が得られにくい方には、そのような傾向がみられます。
以前、同じ相談を受けた方の場合、ご主人が屋根から落ちて、ケガをして痛みに悩むようになってから、奥様の気持ちが「やっとわかった。」ということがありました。
まずは、自分の努力で痛みを解決することを考えてみることが先決かもしれません。
協力は惜しみません。
またコメントしてください!