股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

筋力

2017-08-18 00:18:12 | 筋肉の話
雨のお盆休みが終わりました。
皆さんお元気ですか?松本です。
今夜から札幌へ向かいます。
札幌では6日間の深圧です。
本来は来週の予定だったのですが、夏の札幌はホテルが取りにくくて、今週からだとやっと取れましたので変更しました。
今回、時間があったら北の果て宗谷岬まで行ってみたくて、いろいろ調べてみたのですが、日程的に無理なので断念しました。
来年、再トライします!
では、行ってきます!





『筋力』という言葉を説明するのは非常に難しいです。
しかし、テレビや雑誌などに『筋力』という言葉はあふれていますね。

ここで筋肉をウインナーに例えてみます。
ウインナーを半分の大きさに切って、半分になったウインナーの断面を見てみましょう。
筋力というのは、この断面の面積で決まるんですよ。

この黒丸の面積です。


つまり、筋肉の中央を半分に切った時の筋肉の断面積で筋力は決まるのです。
もっと、わかりやすく書くと、筋肉の太さで筋力は決まります。
私達が皆さんのふとももの太さを計っているのは、おおまかな筋力を計っているのです。



しかし、一般的に使われる『筋力』には前提があるのです。
多くの医療従事者がこの前提を忘れていることが大きな問題だと私は思っています。
その前提の存在に気付いている医療現場の理学療法士の先生方は「病院の現状は変わらないと思います。」と口をそろえて言います。
残念ですが、私もそう考えていますので、その現状を変えなきゃいけないと考えこのブログを続けています。


『関節の軟骨や骨に異常が無く、脚長差が無く、痛みが無く、筋肉自体にも痛みや疲労がなく、正常な状態の筋肉が収縮した時に発揮できる力。』

これが『筋力』という言葉の真の形でしょう。


これが本当の『筋力』だと思いますので、前提は『関節の軟骨や骨に異常が無く、脚長差が無く、痛みが無く、筋肉自体にも痛みや疲労がなく、正常な筋肉であること。』と考えています。



一般的に『筋力は・・・』というときには、骨、軟骨、筋肉は常に正常であるという前提の下に説明されているということが多いですね。

そのような前提の下で書かれている雑誌や本の筋トレ法を見て、骨、軟骨、筋肉が正常ではない方が筋トレをしたら痛みが増悪することが多いのです。


この前提を皆さんも医療従事者もしっかりと考える必要があります。


『筋力が出ない。』『筋力が低下している。』この言葉も同じように前提を考える必要があります。
骨、軟骨、筋肉が正常な場合に筋肉が収縮して発揮する力が筋力。
さらに正常な筋肉でも何らかの原因で急に痛みが出たとたん、その筋力は半分以下になるでしょう。
しかし、それも筋力。

ついさっき100の力が出せた筋肉に、ちょっとでも異常が起こると筋力はその1分後に50になることがあります。
もっとひどい状況だと、1分後に筋力は10になるのです。

これは筋力の数値が下がっているのですが、これを筋力低下と考えてはいけません。

筋力は状況によって刻々と変動します。
筋肉には様々な要素が関連しているのです。

先月まで椅子から立ち上れた人が、今月は椅子から立てなくなった。
皆さんは、すぐに『筋力が落ちた。』と思うかもしれません。
そう考えた方は筋トレ一直線ですね。

しかし、この1ヶ月の間にどのような変化が身体に起こっていたかを考えることが本当の原因追及には重要です。

ですので、私達はまず問診すると思います。
そして、その問診内容に沿って触診や様々な検査を行うでしょう。


転んだことはないですか?
風邪をひいたことはないか?
痛みは強くなっていますか?

このような問診や

関節の動きが硬くなったのか?⇒これは検査をすればわかります。

椅子から立ち上がれなくなる原因はいくつもあるので、その原因を突き詰めようとします。
原因がわかれば対応方法が出てくるからです。



『筋力』、『筋力低下』、『~のための筋トレ法』などの言葉がテレビや雑誌に多く出てきますが、自分には合っているのだろうか?
そう考える癖を持つと良いように思います。

一番わかりやすいのは、痛みがあるときは筋トレしないということです。
痛みがあるときは筋力は弱くなりますが、筋力が弱くなっている痛みを取ることが先決で、この時に筋トレで痛みを取ろうとしないことです。
基本的に、筋トレで痛みが取れることはほとんどなく、痛みが増える可能性が高いと覚えておいてください。


筋力の話は難しいですね。
少しでもわかって頂けると嬉しいです。







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