股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

守る力

2017-08-11 10:34:43 | 筋肉の話
オボン、オボン、ァボンボンボン。
1週間のご無沙汰です。
夏の松本です。
夏になると急に元気がなくなり、冬になると絶好調になる方がいます。
体質には個人差が大きいように思います。
私は南の方で生まれたせいか寒さにめっぽう弱いです。
自分の体調とうまく付き合っていこうと思ってます。



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『筋肉が股関節を守っている。』

この考え方は、何となく病院の先生方も把握しているようですね。
ですから『筋トレして筋力を強くしてください。』と指導しているのだと思います。

あっ、違うかな?実は・・・『筋力が弱いと股関節痛が出るので、筋力を強くしてください。』と考えている先生が多いのかな?


『筋力が弱いと痛みを出す。』この考え方はほとんどウソです。
このように考えると筋トレが治療法と考えるしかなく、その結果・・・実は皆さんの股関節痛はどんどん悪化している場合が多いのです。



骨や軟骨や筋肉の状態が全く正常であれば『どんどん筋トレして。』という言葉も理解できます。
多くのスポーツ選手には当てはまると思います。



筋力と痛みの関係については、近々『筋力』という題で改めて記事にしてみます。




今回の記事は筋肉が股関節を守っているという話。

皆さんが足を床に着いたとたん、反射的に足全体や体幹の筋肉までもが一斉に収縮します。
これは、床から上にあがってくる『衝撃』を吸収するためなんです。



上の図で床からの太い矢印(衝撃)は、足首や膝の筋肉でも衝撃が吸収されて、残って大腿骨まで上がってきた衝撃力です。

そこからさらに大腿骨に着いている筋肉群が衝撃を吸収して、股関節に達するときにはその衝撃力はほとんど無くなっていると考えます。

実際に数値で計測することは不可能なので、あくまで解剖学的に考えた推測と常識考えた範囲でしかありません。


このように人体における最大の衝撃吸収力は筋肉なのです。
股関節の場合は22本の筋肉になります。


ところが、一般的にこのことはほとんど説明されていません。


衝撃の吸収は、『股関節の軟骨がクッションになって・・・』という説明が非常に多いです。
小さな軟骨のクッション性能(衝撃吸収力)は非常に低いでしょう。


その一方で、足に体重をかけると体重の3倍の力が股関節に加わるなんて話をされますね。
体重の3倍の力があの小さな軟骨に加わるのでしょうか?
そして、その小さな軟骨のクッション性で、股関節に加わる体重の3倍といわれる衝撃を少しでも吸収できるのでしょうか?

マラソン選手のような、さらに強い衝撃が40km以上も加わり続けるのをあの小さな軟骨だけで吸収しようとしていると考えているのでしょうか?


勿論、ミズノさん、アシックスさん、ヨネックスさんも靴で衝撃を吸収できるように頑張ってくれています。


皆さんの股関節には、ただ体重をかける以上の強い衝撃が一日中加わっています。
スポーツ選手はもっと大きな力が加わります。

どう考えてもおかしい。
常識的に考えておかしい。
靴や軟骨程度の衝撃吸収力では説明がつかないので、もっともっと大きな衝撃吸収作用が人体に備わっていないことには、人の軟骨は壊れてすぐに無くなってしまうでしょう。


『関節を強い衝撃から守る』それが全身に400以上存在する筋肉の大きな役割なのです。
ある意味、スポーツ選手が筋力を鍛えているのは、軟骨を守るためなのです。(ケガの予防)

筋力を鍛えて、軟骨を強くしようとしているのかなぁ?
軟骨って強くなるとは思うのですが、もともとそんなに強靭な組織ではないですからね。


股関節を守ってくれているのは筋肉です。


重要なことは、正常な筋肉は痛みを出さないということです。
押されても激痛を感じません。

筋肉をまず正常な状態に戻す事。
これは結構難しい事ですが非常に重要な考え方です。
ところが、一般的にはほとんど無視されています。


皆さんに必要なことは、筋トレではなく、筋肉の状態を正常に保つことです。
それだけで筋力は向上します。
筋肉が疲労や病気になると、筋力はあっても“筋力が発揮できない”のです。
“筋力が発揮できない状態”を多くの方は筋力低下と間違うでしょう。

股関節痛が無くなれば、筋肉もほとんど正常になります。
そうなったら筋力も発揮でき、活動量が増えますので、その活動量が筋トレになるのです。


衝撃吸収力の詳細については、下の赤い本に詳しく書きました。
参考にしてみて下さい。

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