股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

自転車エルゴメータの目的

2012-04-04 17:35:54 | トレーニングのこと
TGG48の松本です。
どうにか、このところの強風に倒されないよう頑張っております。
東京は週末花見大会のようです。

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高崎市周辺の皆様、痛みでお困りの方がいらっしゃいましたらご紹介を宜しくお願い致します。
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皆さんは自転車エルゴメータをご存知だと思います。

ある時は“エアロバイク”、またある時は“自転車こぎ”と呼ばれているかもしれませんね。

これこれ→


この自転車エルゴメータの使用目的をご存知でしょうか?



私のイメージでは、この自転車エルゴメータは“体力”をつける道具です。

体力向上=全身持久力向上=心肺機能向上です。

わかりやすく説明すると、自転車エルゴメータは心臓と肺を鍛える道具であって、筋力を鍛える道具ではないということです。

正確に言うと、自転車エルゴメータでは心臓の筋肉は鍛えられ(心臓の壁が厚くなるんですよ。)、肺活量が鍛えられ、筋持久力は鍛えられると思います。
しかし、脚を太くするような筋力、“瞬発力”を鍛えるものではありません。
(競輪選手だけは瞬発力を鍛えるために使いますが・・・)


このマシーンは、簡単に使われそうですが、実は心臓と肺に負担がかかり易いので注意が必要なマシーンです。




かつて私が勤務していた大学病院では、整形外科の患者さんであっても自転車エルゴメータを行う時は、医師監視のもと患者さんに心電図をつけてもらい、心電図上に異常が出ないかどうかチェックしてから行うように決められていました。




ただし、これはペダルに負荷をかける時の話です。
つまり、自転車エルゴメータをこぐ重さを重くすればするほど、心臓と肺に負担がかかるということです。


その人の“体力”は、負荷をかけて自転車をこぐ時の酸素摂取量でわかります。
酸素摂取量とは、その運動時に体がどれだけの酸素を使っているかを表した量です。(特殊な機械で測ります。)



この酸素摂取量は“脈拍”(心拍数)と相関がありますので、一般的には脈を測ります。


安静時の脈拍と、一定の負荷をかけた運動時の脈拍を比較するとその人の体力がわかるのです。

体力のない人は、一定の負荷(ペダルの重さを重くする)をかけた運動をすると、一気に心拍数が増加します。
一方、体力のある人はそれほど脈泊数は増加しないのです。




ちょっと難しい話になりましたが、何が言いたいかというと・・・。


自転車エルゴメーターは心臓に負担がかかり易い危険性を秘めたマシーンなので、皆さんが使用するときは負荷(ペダルを重くする)をかけないで行なって欲しいのです。



軽い力でこげるようにすること。



皆さんが自転車エルゴメータを行うときの目的は、股関節の可動域の維持と股関節の関節内の循環を良くすることです。


決して負荷を強くして筋力を鍛えることが目的ではありません。


また、自転車エルゴメータを行うには、股関節の屈曲(曲がり)の角度をかなり必要としますので、股関節の曲りが硬い人にはむいていないマシーンです。



気軽にできるマシーンだけに、くれぐれも気をつけて行なってくださいね。






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TGG48
としを五歳ごまかしての48歳、松本でした。