股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

修復の予感

2009-12-14 06:09:17 | 股関節の基礎
●大阪でNHK見てたら、生まれ故郷が紹介されて、小学校の同級生、家具作家の松本泉くんが出ていて、ビックラこいた。
あっ、失礼! ・・・ビックリ致しました。
●大阪の“ミナミ”と“キタ”の意味を知った。
『トイチの萬田銀次郎』ミナミの帝王はよく見たよ。
“キタの帝王”にでもなったろかいな!・・・ムリウソ。





その方は大阪・万博公園の近くにお住まいです。
初めてお会いしたのは銀座で、去年の2月のことでした。

その頃のレントゲンがこれです。↓

骨頭と骨盤に穴があいている状態。
右もも前面、右もも側面、右すねの痛みを訴えていました。




今年は大阪で3回施術しました。
近所の整骨院で主に施術を受けています。

今年4月頃のレントゲンがこれです。↓




レントゲンをカルテに写して、さらにそれを写したので、さすがに美術的センスに優れた私でも、多少の間違いはあると思いますが、だいたいこんなもんです。


上のレントゲンから下のレントゲンまで1年半くらいです。


このレントゲンを比較すると、病院では確実に『変形が進みましたね。』と言われます。


私が下のレントゲンを見た感想は、『綺麗になりましたね。』ですね。


同じレントゲン写真でも、見る人によってかなり感じることは異なります。




骨は修復されていました。
もうほとんど修復は終了していると感じました。
股関節の関節面は丸くなり、接地面積は広くなっていました。
骨盤側の屋根も少し伸びていました。
“接地面積が広がった”というのは、骨盤と大腿骨が接する面が広くなって安定しているということですね。

おそらく病院では、『骨がつぶれたね。』と説明されるでしょう。



じゃぁ、この患者さんの痛みや能力はどうなったかというと・・・・。


1、股関節に関する痛みはほとんどなくなっている。
2、長時間座っていて立った時に動きにくかったのが改善している。(半年前には問題点だった。)
3、電車に乗っていて、電車が揺れた時などにゴリゴリ音がしていたのが、今では生活上で音はしなくなった。(1年前には音がしていた)

骨の修復の結果、骨の長さは短くなった。(脚長差は大きくなった)
(現在1.5cm~2cm差)

しかし、かなり無理をしない限り、大腿やすねの痛みはなくなり、娘さんのハワイでの結婚式でもかなり動けたようです。


おそらく、もう骨の形は変わらないでしょう。
骨の修復が落ち着いて、痛みは出にくくなり、動く量は増えて筋力は強くなって行くでしょう。


山は越えたね。
一番の治療効果は、自分の持つ“治癒力”だと信じて下さい。
治療者は、患者さんの“治癒力”が働くようにお手伝いするのが仕事です。


あとは、筋力の状態を見ながら、歩行時の姿勢を徐々に改善して行こう。


驚くことに、この方の股関節の動き(関節可動域)はほぼ正常なんですよ。
レントゲンだけからは想像できませんね。



私が小栗旬に似ている事実を、ホームページの私の写真からは想像できないのと同じですね。




変形性股関節症を怖がらないでね




●只今来年2月大阪開催の『深圧実技研修&開業支援セミナー』受講希望者を募集しています。
詳しくは、こちらをご覧ください!