股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

移植

2007-09-04 16:57:50 | 自骨手術のこと
皆さん移植(いしょく)という言葉を聞いたことがあるでしょう。
皮膚移植、骨移植、心臓移植というふうに使いますね。
移植とはどういう意味でしょうか?

移植とは“移しかえる”こと。

やけどをして皮膚がなくなったとき、他の部分から皮膚を取ってやけどの部分に皮膚を移しかえます。
移しかえられた皮膚は、移しかえたら終わり、とはいきません。
移しかえられた皮膚とやけどを負った部分とが血管でつながれて、移しかえられた皮膚に栄養がいかないと壊死を起こしてしまいます。
血管が延びて、しっかりくっつくまではある程度の安静が必要です。

自骨での手術、RAO(臼蓋回転骨切り術:きゅうがいかいてんこつきりじゅつ)は、臼蓋を切って移しかえるという骨移植です。

手術後には血管が延びないといけない時期があります。
手術で切った骨と骨がくっつかないといけないのです。

手術後から筋トレをガンガン行う必要はないのです。
自骨の手術では、骨をくっつけることが優先。
筋肉なんてあとからどうにでもなります。

自骨の手術を受けたあとは、筋肉のことであせらないでくださいね。



変形性股関節症を怖がらないでね