股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

痛みの広がり

2007-01-08 10:43:24 | 痛みのこと
今回は痛みなどの症状の広がりについてです。

筋・筋膜症候群という筋肉の病気になって、適切な治療を行わないと症状が広がるんですね。
どのように広がるかというと、上下に広がって行くんですね。
股関節周囲の筋肉が病気になると徐々に上下の腰や膝に広がるんですね。

これは筋肉を包んでいる膜(筋膜)を伝わって広がるようなんです。
神経や血管によって広がるのではないんです。

この筋膜を伝わって広がる経路が、東洋医学で言う“経絡:けいらく”に似ているんですね。

東洋医学、西洋医学といいますが、人間の身体はひとつですので、全てのことは共通しているんです。

どうでしょうか?皆さん腰や膝が痛みませんか?
さらに広がっている人は足首の周辺も痛みますよ。

整形外科では、『股関節の骨の変形による放散痛ですね。』と、一見まとものような説明をされるかもしれません。
でもそれじゃ解決策は骨をいじる手術しかないですもんねぇ。

それはうそです!とは言いませんが、患者さんの股関節を触り炎症の有無を確認した上で言っていますか?
患者さんの筋肉を触診した上で言っていますか?
その根拠は何ですか?・・・ということです。
患者さんは一人ひとり個人差があります。
想像で診断をくださないでほしいものです。

股関節に炎症がない限り、症状の広がり、それはおおもとの筋肉をほぐせば解決します。
股関節の適切な位置を触り、激痛や熱感が無ければ安心してください。
実は、ほとんどの場合激痛や熱感は無いんですよ。
『股関節の骨の変形が悪化してきたかな・・・』な~んて余計な心配をしないでくださいね。


変形性股関節症を怖がらないでね