くらげほのぼの日和

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硫黄島~戦場の郵便配達~

2006年12月26日 11時46分36秒 |  -ドラマ




今日は:

クリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」すっごい観たいんですけど、9日フジテレビでこの映画の公開に合わせ「硫黄島・戦場の郵便配達」というドキュメンタリードラマが放送されていましたね。

まぁ、相変わらず今さら観てるわけなんですけど・・・・・

わたしねぇ・・・・本当に無知だと思うんですよ。
硫黄島ってどこにあるのとかこういうことがあったなんて全然知らなかったんですもの。

上陸があったのは、沖縄とだけだとばっかり思ってたんですもの。
わたしたちは、知らないといけないことで知らないことがまだまだ多いですね・・・・

映画『硫黄島からの手紙』は、硫黄島でアメリカ兵と死闘を繰り広げた栗林忠道中将指揮による日本軍と祖国に残された家族らが描かれ、ストーリーはタイトルとなっている栗林中将が家族へと向けた手紙を基に展開されているということですが(まだ観てない)ドラマは、、『島に手紙を届けたのはどんな人だったんだろう』という角度から当時、24歳のパイロットだった根本正良少尉を中心としたストーリで展開されていました。
根本少尉は島への緊急物資輸送を命じられ、輸送爆撃機「一式陸攻」の機長として手紙を届けていた人ということです。

ドラマみていて思ったんですけど、60年前の若者も『戦争なんてイヤ』っていう感覚を持っていたんですね。
特攻にいく前の兵士が人間臭い感情をだすことがあるのは、ドラマ等でみたことありましたが、このドラマでは結構そういう表情や表現がされていて、みんながみんな洗脳されたかのようにつきすすんでいたんじゃなかったんだなぁと思いました。

また、ドラマに登場するのは、ほとんどが実在した人物ということで、史実を正確に伝えるために、ドラマと中に硫黄島戦の生存者や遺族らのインタビューがちりばめられていて、ますますリアル感がましました。
映画のためのスペシャル宣伝ドラマだと思ってましたが全然違います。
再放送があれば是非、みてほしいと思います。

わたしも『父親たちの星条旗』観てないんですけど、あわせてみたいと思いました。





ところで硫黄島ですが、いまだに一般人が通常で島に立ち入ることができず、旧島民や遺族、それに戦没者の遺族などのさえも普段上陸ができないらしいです。戦没者の慰霊祭が現地で開催される際には、一般の人の硫黄島上陸が許可される場合もあるということらしいですが、普段は、アメリカ海軍の空母艦載機による夜間離発着訓練が行われているほか、航空自衛隊の各種実験飛行といった、日本本土では実施できないような軍事利用が行われている島ということらしく、日本で唯一、陸・海・空の三自衛隊の統合的作戦演習が可能な場所という位置づけになっています。

終戦後、1968年までアメリカの政権下の元におかれていた島で、1960年代までアメリカ空軍基地として核兵器保管などに用いられたということも全く知りませんでした。

本当に情けないくらいに知らないことばっかりですね。
戦中に硫黄島がこういうことがあったとか、今もどういう役割を担っているのかとか知らなさすぎだと、本当に思います。
自分の国なのに、こういう内用がアメリカ人によって映画かされるまで知らないなんて無知もいいところです。

何かとっかかりがないと興味のきっかけにもなりませんが、アメリカの監督による映画かとはいえ、このようなきっかけをせっかく頂いたのだから、もっと知ろうと思いました。