最終到達地点:臼田宇宙空間観測所64mパラボラアンテナ
今年(平成21年)のゴールデンウィークは、高速道路で出かけよう。ETC車載器があればどこまで行っても通行料は千円だ。
…という訳で、古い軽自動車に乗ってドライブに出かけたのです。とりあえず、行けるところまで走って行こうと。出来れば青森まででも行こうと。
そして気が付いたら信州の、唐松の林道の奥果てにある宇宙空間観測所の巨大パラボラアンテナの前に来ていました。
そんな旅行記。
平成21年4月29日(昭和の日)
朝9時、熊本県八代市郊外の自宅というか下宿を出発。
途中、普段から行きつけのセルフスタンドに寄ってレギュラーガソリンを満タンに補給して、八代ICから九州道に乗る。
ディーラーで取り付けてもらったばかりのETC車載器も問題なく動作して、ETCレーンを無事通過。
出発直前に撮影した、愛車スバルヴィヴィオ・ビストロのメーターパネル。
現在の総走行距離は146267キロか。
平成7年式、今年で14年選手の年代物だが、9年前に中古で購入して以来(学生をやっていた頃からビストロのレトロ調デザインが気に入っていて、本当は新車で欲しかったのだが、残念ながら僕が何とか自分で稼いでクルマを買える様になった頃にはビストロは既に廃盤になっていたのだ)半年毎のオイル交換は勿論、定期点検とメンテナンスはマメにやっているので今でも充分調子が良い。調度先月の車検で樹脂系ゴム系の緩衝装置部品を新品に総取替えしたばかりなので、尚更安心。
お上は古い車を「エコカー」とやらに買い替えさせてメーカーを儲けさせようと躍起のようだが、そんなこと知るか。今あるものをしっかり手入れして、末永く使い込む方が結果としてお得だし環境にもいいんだぞ、日本の美徳“モッタイナイ精神”を思い出せ、などとひとりごちながら、九州道を北上する。今日はとりあえず京都まで走って、京都府下の妹夫婦宅に転がり込んで泊めてもらうつもりだ。
天気もいいし混雑もなく、快適。
結局、九州内をそのままノンストップで走りきって関門橋を渡り、中国道に入ってしばらく行ったところで、王司PAに入って最初の休憩。
よく考えたら、僕がこのビストロのオーナーになってからこれが初めての九州を離れての本州入りだ。
南の方には、種子島まで航送で乗り付けたりしているのだけれどもね。
山口JCTから山陽道に入り、そのままひたすら走る。山陽道は景色は単調だが、勾配もカーブも少なくて走りやすい。
出発前にディーラーから「オーバーヒートにだけは気を付けて下さい」とアドバイスされていたし、660ccの非力なエンジンに負担をかけるような高速走行はせず、メーターを見ながら時速80キロの経済速度で巡航、約2~3時間おきに休憩というペース。どんどん追い抜かれても気にしない。
宮島SA、福山SAと停車して休憩、ちょうどガソリンもカラになったので福山で給油。
福山SAには「ばら園」があった。
時期外れで花は咲いていなかったが。
岡山県内を無停車で走り抜け、龍野西SAで日が暮れる。
ここは童謡「赤とんぼ」のふるさとだそうで、とんぼの森をイメージしたSA内の公園を歩くと夕焼けと相まって雰囲気がいい。すっかりリフレッシュして、さあ今日の目的地の京都まであと少し!
…と思ったら、この先西ノ宮から宝塚まで渋滞しているとのこと。
実は僕は高速道路の渋滞というものを体験したことがない。それに、この先で神戸JCT・吹田JCT・大山崎JCTと大きなジャンクションを縫って通過していかなければならないし、車線変更苦手だし大丈夫かいなと脅えながら走っていたらいつの間にか天王山トンネルを抜けてしまった。
「あれ?何だよ全然渋滞してないじゃない」
がら空きの京滋バイパスを京都市の夜景を眺めながら走り、今夜の宿となる妹夫婦kamimog宅に到着。
かくして無事に熊本県八代から京都まで軽自動車のヴィヴィオ・ビストロで走りきったのでした。走行時間は約12時間、走行距離816.0キロ。通行料金はETC割引の高速道路代千円と京滋バイパス・第二京阪道路の通行料を足して計1900円也。
正直、軽自動車での長距離長時間走行は身体への負担が大きいんではないかと不安だったが、乗り慣れてるクルマのせいか思ったほど疲労感も感じなかった。ちょくちょく休憩して、腰を伸ばして歩き回ったしね。
遠路遥々走ってきた兄貴を歓迎してくれたkamimogと乾杯して、明日以降どうするか考えているうちに眠くなりそのまま就寝。
→天文台嗜好症的黄金週間 2:オトナの京都散歩に続きます
今年(平成21年)のゴールデンウィークは、高速道路で出かけよう。ETC車載器があればどこまで行っても通行料は千円だ。
…という訳で、古い軽自動車に乗ってドライブに出かけたのです。とりあえず、行けるところまで走って行こうと。出来れば青森まででも行こうと。
そして気が付いたら信州の、唐松の林道の奥果てにある宇宙空間観測所の巨大パラボラアンテナの前に来ていました。
そんな旅行記。
平成21年4月29日(昭和の日)
朝9時、熊本県八代市郊外の自宅というか下宿を出発。
途中、普段から行きつけのセルフスタンドに寄ってレギュラーガソリンを満タンに補給して、八代ICから九州道に乗る。
ディーラーで取り付けてもらったばかりのETC車載器も問題なく動作して、ETCレーンを無事通過。
出発直前に撮影した、愛車スバルヴィヴィオ・ビストロのメーターパネル。
現在の総走行距離は146267キロか。
平成7年式、今年で14年選手の年代物だが、9年前に中古で購入して以来(学生をやっていた頃からビストロのレトロ調デザインが気に入っていて、本当は新車で欲しかったのだが、残念ながら僕が何とか自分で稼いでクルマを買える様になった頃にはビストロは既に廃盤になっていたのだ)半年毎のオイル交換は勿論、定期点検とメンテナンスはマメにやっているので今でも充分調子が良い。調度先月の車検で樹脂系ゴム系の緩衝装置部品を新品に総取替えしたばかりなので、尚更安心。
お上は古い車を「エコカー」とやらに買い替えさせてメーカーを儲けさせようと躍起のようだが、そんなこと知るか。今あるものをしっかり手入れして、末永く使い込む方が結果としてお得だし環境にもいいんだぞ、日本の美徳“モッタイナイ精神”を思い出せ、などとひとりごちながら、九州道を北上する。今日はとりあえず京都まで走って、京都府下の妹夫婦宅に転がり込んで泊めてもらうつもりだ。
天気もいいし混雑もなく、快適。
結局、九州内をそのままノンストップで走りきって関門橋を渡り、中国道に入ってしばらく行ったところで、王司PAに入って最初の休憩。
よく考えたら、僕がこのビストロのオーナーになってからこれが初めての九州を離れての本州入りだ。
南の方には、種子島まで航送で乗り付けたりしているのだけれどもね。
山口JCTから山陽道に入り、そのままひたすら走る。山陽道は景色は単調だが、勾配もカーブも少なくて走りやすい。
出発前にディーラーから「オーバーヒートにだけは気を付けて下さい」とアドバイスされていたし、660ccの非力なエンジンに負担をかけるような高速走行はせず、メーターを見ながら時速80キロの経済速度で巡航、約2~3時間おきに休憩というペース。どんどん追い抜かれても気にしない。
宮島SA、福山SAと停車して休憩、ちょうどガソリンもカラになったので福山で給油。
福山SAには「ばら園」があった。
時期外れで花は咲いていなかったが。
岡山県内を無停車で走り抜け、龍野西SAで日が暮れる。
ここは童謡「赤とんぼ」のふるさとだそうで、とんぼの森をイメージしたSA内の公園を歩くと夕焼けと相まって雰囲気がいい。すっかりリフレッシュして、さあ今日の目的地の京都まであと少し!
…と思ったら、この先西ノ宮から宝塚まで渋滞しているとのこと。
実は僕は高速道路の渋滞というものを体験したことがない。それに、この先で神戸JCT・吹田JCT・大山崎JCTと大きなジャンクションを縫って通過していかなければならないし、車線変更苦手だし大丈夫かいなと脅えながら走っていたらいつの間にか天王山トンネルを抜けてしまった。
「あれ?何だよ全然渋滞してないじゃない」
がら空きの京滋バイパスを京都市の夜景を眺めながら走り、今夜の宿となる妹夫婦kamimog宅に到着。
かくして無事に熊本県八代から京都まで軽自動車のヴィヴィオ・ビストロで走りきったのでした。走行時間は約12時間、走行距離816.0キロ。通行料金はETC割引の高速道路代千円と京滋バイパス・第二京阪道路の通行料を足して計1900円也。
正直、軽自動車での長距離長時間走行は身体への負担が大きいんではないかと不安だったが、乗り慣れてるクルマのせいか思ったほど疲労感も感じなかった。ちょくちょく休憩して、腰を伸ばして歩き回ったしね。
遠路遥々走ってきた兄貴を歓迎してくれたkamimogと乾杯して、明日以降どうするか考えているうちに眠くなりそのまま就寝。
→天文台嗜好症的黄金週間 2:オトナの京都散歩に続きます