長岡市議会議員 関みちお の まちづくり派ブログ

笑顔あふれる長岡にするために・・・

私に出来ることは! 私たちに出来る事は・・・

特別委員会が開かれました

2019年07月27日 16時09分23秒 | Weblog
この前のブログで雨の被害もなく・・・と書きましたが、特別委員会の開かれた日(24日)の朝方にどしゃ降りで冠水箇所があり、ブログで被害もなくじゃないよ‼ とんだことになりそうだったぞ!と怒られました。

時間30㎜を超える雨量だと排水機能が足りないわけで、それが安心・安全なまちづくりの上でいいのか?雨水被害を受けやすい地域としては疑問に感じました。

中山間地でもたんぼの畦畔が崩れたところもあり、人口減少と高齢化の進展から考えると改めて強靭化までいかなくても普段からの維持管理や補修をしっかりしていかねばならないものと感じました。



23日24日と常任委員会の市内現地視察と面識会がありました。

私の所属する文教福祉委員会は24日に小学校の冷房機器取り付け後の状況や旧六日市小学校を利用した埋蔵文化財収蔵センターなどを視察しました。

視察させていただいた小学校の教室は冷房がはいり涼しく快適でした。


こどもたちが休み時間に教室から出なくなった!?という話も聞いてましたが、そうだよな!と感じたところです。

ちょうどその日は暑い日で冷房化の効果を実感するに適した日で、まさにエアコン様々でした。

埋蔵文化財収蔵センターは入り口が展示コーナーになっていますが、道路や建物建設などで出土した文化財の整理と保管場所として旧小学校が活用されていました。




ところで24日午前中には克雪・危機管理・防災対策特別委員会と大河津分水・長岡東西道路整備推進特別委員会が開かれました。

克雪では昨年冬の積雪状況や除雪費用の報告があり、一昨年に比べて積雪量は4割、除雪費用も半分以下の1億3千万円ほどで済みました。

さらに苦情や要望も著しく少ない状況でした。

大河津分水では三島地域のみなさんで昨年秋に視察させていただきましたが、にとこ工事みえ~る館の設置での工事情報の発信などについて信濃川河川事務所の方から説明もありました。

大河津分水河口に行かれた際には是非寄って工事の状況を見て行ってください。



来週はいよいよ長岡花火です。

梅雨もあがったようで暑い日が続いてます。

今年は週末開催で多くの方が来られるようです。

熱中症に交通事故にくれぐれも注意しましょう!
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蒸し暑い日が続いています

2019年07月20日 17時39分54秒 | Weblog
前回のブログでも書きましたが、なかなか梅雨が開けません。

ばか降り‼しないのだけが救いですが、湿度と気温が高くなんぎい日が続いてます。

体調を崩さないように気をつけましょう。



今週も議会としては活動がありませんでしたが、聞かれたことに即答できない課題をあつけられたりしたもので関係課で確認したりと相変わらず落ち着かない1週間でした。

前回のブログで書き残した会派での下川町視察の報告を書かせていただきます。下川町は名寄市から東に10㌔ちょい入った人口3000人余りの小さなまちです。

何年か前に常任委員会でも視察に行ってますが、いまの会派のメンバーは誰も行ってませんので下川町の視察に行かせていただきました。

まちが木質バイオマスエネルギーを推進し、今ではSDG'sを旗印に環境を考えた持続可能な地域に向け頑張ってられます。

一時間半ほどの説明では、本当に正直役場職員の方?と思われるほど高度で正確な分析に基づくわかりやすい説明をしていただきました。

その後は施設を案内していただきましたが、素晴しい!ものでした。

施設がきれいで良かったわけではなく、きちんと収支計算した上でどういう設備を導入したらいいか?それこそ行政用語の「費用vs効果」をきちんととらえて目標にむかって進めてられました。

町の施設の暖房用の温水ボイラーは木質ペレットが燃料かと思っていましたが、木質チップ‼で要は木を破砕したままで燃料にしてました。



ペレットじゃないんですか?とお聞きしたら、なんでコストをかけてペレットを作るんですか?チップで充分!このボイラーはロケットストーブ同様に二重燃料システムなので焼却灰もほとんどでませんと言われました。



長岡市でもペレット製造の実証実験をしたのですが、木の皮も混ざり品質的にいま一つ、さらに製造に多くの電力が必要で、結局頓挫しました。

下川町はコストから考えチップを選択し、それに合った設備を導入して町内施設の木質バイオマスエネルギー利用を計ってきました。

もう1ヶ所では人口100人を切った集落の集団住宅化を進めて高齢者の方々に大人気の状況でした。



地域おこし協力隊員の方をはじめ役場退職者の方もその集団化を推し進めた地区に新たに越してきたりと地域の平均年齢も下がり高齢化一辺倒の流れから人口は減ったけど新しい地域の価値の創造から地域に元気が出てきている状況!と役場の方が言われたとおりのように感じました。

身の丈に合った政策としっかりとした理念、この二つをぶれずにじっくり役所と地域さらに外部の賛同者の力を借り未来図を描いていく大切さを改めて北海道の北の小さな町で気付かされました。

夏は盆地で30℃超えるし冬はマイナス30℃だよ~と笑って話されましたが、逆にそれでもこの地が好きなんだ⁉だから頑張れるんだ‼と思った次第です。

余談ながら折角視察を受け入れていただいたんで町に一軒の第3セクター運営のホテルに泊まらせていただきましたが、夕飯食べるのに??困りました。

観光地でも大きな町でもないので町の食堂?のようなところがあるだけで何処に行けばいいのか?難儀な夕飯となりました。
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会派で視察に行って来ました

2019年07月14日 14時29分45秒 | Weblog
大降りしないのは、ありがたいのですが梅雨空の毎日が続いてます。

九州の方では非難勧告が出たりで大変な状況のようです。

私の住む三島地域においても度々床上床下浸水が、この梅雨の時期にあり雨水対策が喫緊の課題でした。

でした!!と過去形の言い方になりましたが、合併後都市下水路の改修や雨水対策が進みました。

地盤沈下も進んでいるので「万全」ではありませんが、効果を検証する豪雨が昨今ありません。

検証も必要ですが豪雨にならないのが一番!と思っています。



新しい会派になり6月定例会後、初の視察研修にみんなで行って来ました。

一つは「もりもり」です。

三島地域の子育ての駅も、もりもりと言うのですが旭川市にも同じ名前の子育て施設があります。

旭川市の駅前の中心市街地の空きビルの6階の半分を借り事業を展開してます。

旭川市は古くから森林資源が回りに豊富にあったので木工業が盛んで、その木工品をふんだんに使い「森」をイメージした施設にしたことから「もりもり」にしたそうです。





乳児~幼児~小学生と対象により3ゾーン構成として屋内型遊戯施設として整備されました。

施設の遊具も面白かったのですが、すごいなぁ!と関心した点が2点あります。

一つ目は駐車場を整備しなかったことです。

民間駐車場が逆に施設利用者向けの割り引き料金を設定し施設利用者の駐車場利用を取り込んでいます。

施設でも割り引き利用できる駐車場をPRしてました。

二つ目は無料で始めたが、なんとか有料化を図りたいということです。

無料ですので休日や冬期間は多くの利用者があります。

指定管理者制度を導入せず民間の業務委託をとってますが、利用が増えれば増えるほど経費もかかる状況ですし、財政状況も厳しくなるなかで施設利用料金を徴収できないか検討しています。

たしかに立地的にもこれだけの施設が無料?というのには驚きました。

今は入り口に募金箱?が置かれ善意の寄付をしてもらっていますが、厳しい状況と思われます。



余談ながら何故この施設がわかったか?といいますと業務委託された団体が函館市の子育て施設の指定管理者でもあります。

北海道の子育てに民間事業者が民間の英知で積極的に事業参加している、いわばPPPのようにも思って視察に行ったわけです。

旭川市は長岡市より人口も少し多く30万人を越えていますが、ほぼ同等規模の都市です。

予算規模は長岡市よりやや大きいものの議員数は同じで地方都市として抱える悩みも同じように感じましたが、元気度は旭川市の方が上位にあるように感じました。

それは・・・次回のブログに2ヶ所目の視察先報告と一緒に、そう感じた理由も述べたいと思います。

地元の小学校にも冷房が設置されましたが、この陽気では稼働する状況にないようです。

南から梅雨明けも聞こえはじめましたので、稼働もカウントダウン?と思ってます。

業者の方や市の対応の良さが結果として夏前に間に合ったわけです。

長岡市の小学校に通って良かった!と環境だけでなくソフトもさらに充実していかなければ‼と思います。
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6月定例会が閉会しました

2019年07月07日 16時04分53秒 | Weblog
7月2日に6月定例会の本会議が開かれ、追加提出された副市長の人事案件をはじめ全ての議案が原案通り承認され閉会しました。

今定例会は改選後、初定例会で議案に対しても委員会での審議で質疑があり、今までの定例会と少し雰囲気が変わり議会としてのチェック機能を果たす方向に向いてきたように感じました。

常任委員会では所管の質問の方に重きが置かれていたのが、本来の議案審査をしっかり果たす方向は私としては、良いことと思っています。

次の定例会では初当選の議員の方も一般質問されるようですし、30年度の決算審査と盛りたくさんの定例会です。

是非傍聴にお越しください。



ところで傍聴といえば最後日に傍聴に来られていた方から、「関さん、少し教えて欲しいんですが・・・」と突然閉会後話し掛けられビックリしました。

よく傍聴に来られている方ですが全く知らない方でしたし、逆に私の名前を知っていられるのにたまげました。

一般質問の期間の時も傍聴された方が、いい質問だったよ‼となかどまで声を掛けてくださり、いろんな方が議会に関心を持ってくださっていることに改めて身が引き締まる(実際は弛んでいますが)思いでした。



ところで6月最後に岩手県紫波町で開かれた地方創生実践塾に2年振りに参加したのを前回のブログに書きましたが、本当に勉強になりました。

実は紫波町オガールは今回で3回目の訪問になりますが、まだ進化していることです。

こども関係では民営の保育園と小児科医院が進出し、バレーボール専用コートのおかげでカナダのナショナルチームが合宿したり、スポーツジムも進出するなどオガールのまちが進化しているのです。

エコハウスを条件としたオガールタウンもほぼ完売!



さらに旧市街地にも転入者が増え紫波町に元気を与えています。

主任講師の岡崎正信さんが話してられましたが、まちの価値を高め民間投資が進まないと公共事業の価値はない!

さらに路線価が上がることが税収増となり、町の収入増となる と話してられましたが、正に実践して実現に日々進化しています。

どうしたら上手くいくのか?岡崎さんは自身の論文でも書いてられますが、信用できるエージェントと行政がまず組むこと、さらにエージェントはリスクを背負った上で何年でペイでき行政にリターンできるか?きちんと計算を立て民間だからこそできる損益計算書を基に動け‼ということでした。

さらに行政ではできない事業スキームを展開することが新たな価値づくりになることを言われてました。

さらにもう一つ大事なことは、ひとづくりと感じました。

例えばオガールの図書館は指定管理者制度も業務委託もせず全くの公営ですが、職員の方が責任と情熱を持ち日々頑張ってられます。

先日も海外の図書館表彰を授賞しに行かれ、立派に英語でスピーチされてきた‼ということです。

役場職員の方も都市整備だけでなく、民間と一緒にこれからの紫波町のリノベーションまちづくりに頑張ってられます。

こんなことを実際観て来ると、長岡市でコンプライアンス云々利害関係者と同席云々と言っていることが馬鹿馬鹿しく思います。

喧々諤々の議論をし一緒に汗かきまちづくりに頑張ることが協働のまちづくりのはずですし、お互いの良さを発揮してこそ、まちは深化していくはずです。

なんかこれからの長岡市に希望があるのか⁉心配になります。

これからの人たちに選んで貰えるまちづくり、また住んでいる人たちから住んで良かった‼と言って貰えるまちづくりに頑張らねば!と思いました。

オガールタウンはハードだけでなく人をはじめ魅力いっぱいですので、盛岡市方面に行かれた際には是非寄って見てください。
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