長岡市議会議員 関みちお の まちづくり派ブログ

笑顔あふれる長岡にするために・・・

私に出来ることは! 私たちに出来る事は・・・

復興支援に行きました

2013年01月24日 15時27分20秒 | Weblog
自発的ですのでボランティアで三陸地域に行って来ました。

とは言っても鉄オク(鉄道おたく)の自分には限られたことしかできませんが…

 田野畑駅にあるメッセージのひとつ

メインは三セクの三陸鉄道の応援です。

 小本駅構内に掲示してあった写真

東日本大震災で岩手県の久慈から宮古さらに釜石から盛までの三陸鉄道が被災し不通となっていました。

全線開通とはなっていませんが、久慈から宮古に至る北リアス線が一部区間を除き運行始めました。

被災しなくても三陸鉄道は赤字線で存続が危ぶまれていました。

 田野畑の水門上の事務所が三鉄車両カラーになっています

 三鉄車両

鉄オクの私が復興支援で出来る事はまず乗車することと思い乗りに行ったわけです。

一両ワンマン運転ながら、運行中景色の説明があったりと存続への熱意が伝わってきました。

熱意にほだされ赤字解消煎餅や三鉄物語絵本などの応援グッズも購入し、復興支援をしてきました。

ところで一昨年の大震災の4ヶ月後南三陸町まで状況視察に行きましたが、現在では宮古市などは「えっ!震災あったの?」というくらい通常化しているように思われました。

海岸沿いもあの当時はガレキが散乱し、川沿いは津波が上った爪痕がはっきりわかりました。

今は植物も生えガレキも片付けられ、のぼり旗や駅構内の写真からしか当時の様子を伺いしれません。

ただ注意深く観察するとダンプカーが多く走っていたり、高台に仮設住宅があったりと復興途中であることがわかります。

何よりガレキの山が線路脇に時々現れます。

長岡市を始め県内5市でガレキ処理の受け入れが表面されましたが、ガレキの処理無くして復興が進まないのが、改めてわかりました。

ガレキの受け入れに関しては放射能レベルなどがとりだたされていますが、現地では日常の中に山積みされているわけです。

危険なものがそこかしこにあるなら、今の状況自体問題です。

長岡市も中越大震災の時に他市でゴミの受け入れをしてもらったようにも聞いてます。

さらに全国の多くの方々から支援していただきました。

市が安全性を担保するなら一刻も早くガレキ処理の手助けをするべきです。

もちろん地元でも処理してますが、日常のゴミ処理もあるわけです。

国の仕事だ!と逃げるだけでなく共助の力を市町村として出すべきと考えさせられました。



ところである駅の脇では山を削り大規模な道路建設が真っ最中でした。

三陸という人口が少なく減少もこの先進む中で今緊急を要してるのは道路建設なのか?疑問を感じました。

さらに一方では漁村のお母さん方の仕事がないことから、破れた漁網を編んだ「手作りミサンガ」が支援グッズとして売られてました。

思い返せば中越大震災後、一番望んだのは今まで同様な仕事があることだった気がします。

インフラ整備はあるに越したことはありませんが、今必要なのは?まずガレキ処理と仕事のように感じた次第です。

それで自分なりに出来ることとして、市議会で女川町を視察に行った時同様、そこの食堂でご飯食べたりお土産買ったりと同じ使うなら被災地で使ってきました。

それでもお客がきた!とお店の方は喜んでいられました。

そんな笑顔を見ると、一人一人が出来る支援、それが続けられる支援、相手が喜ぶ支援 今一度考えてみる必要があると思いました。
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神子原に行きました

2013年01月23日 00時28分41秒 | Weblog
昨年12月に富山市のまちづくりセミナーでお会いした羽咋市役所職員の高野誠鮮さんに会うために石川県羽咋市に出掛けました。

羽咋市はUFOの町

電話もメールもある時代に、わざわざ時間と金を使って行かなくても…という考えもあります。

でもコミュニティデザイナーの山崎 亮さんも「まちの幸福論」の著書の中で「幸運な偶然の積み重ねが今の自分をつくる」と書いてられるように、人との偶然の出合いを大切に育てるには、やはり会わないといけないと思います。

まして3月に高野さんに講演していただこうと思っているのですから…

約束の時間に羽咋市役所を訪ねると「いま現場におります」と冷たい変事?がきて「お約束なら電話してみます」と連絡をとると、熊本人吉市の議員の方が視察に来てられるのが延びてるんで現地に来てくれ!となりました。

係りの方が悪がって「いつもこの調子なんですよ」と言われました。

ローマ法王も食べた米の里、神子原へ向かいました。



人吉市の市会議員の方々と挨拶を交わし一緒に神子原を案内していただきました。

県外からの移住者が頑張っている地区や自然農法に取り組んでいる田畑、さらには地区の方々で出資し造った直売所などを状況を説明されながら案内していただきました。

こんなことは行かなければできなかったことですし、高野さんの情熱の背景を理解する機会ともなりました。

3月23日に講演会を企画してますので是非聴きに来てください。



ところで先日バス交通システムで2年前に委員会視察で行った名古屋市に立ち寄る機会がありました。

先般アオーレ長岡で東大の大野先生がバス交通こそこれからのまちづくりで一番のポイントになる!とおっしゃられてたので改めて都市交通システムの先進地名古屋市内の交通システムをみてきました。

 バスレーン

中央バスレーンでバスを路面電車換わりにするのは序の口でした。

  高架バス

高架鉄道換わりにバスを使っているシステムまであります。

  リニモ=Linimo

また万博後もリニアは継続してます。(驚くことに東京のゆりかもめ同様無人運転)もちろん市営地下鉄もあります。

さらに鋪道に自転車レーンと多様な交通システムの王国名古屋を実感してきました。

では長岡市に置き換えたら…

まずはネックは雪になります。

いや以外と役所?かな(笑)。

とにかく高齢化の進展で車社会からの取り残しも出てきますし、広域化で市内通学者の足の確保もあります。

交通弱者対策は急がれる問題と思ってます。

しかし、一方では交通環境整備を図っても利用者は減少するばかりです。

過疎地域は規制緩和を活用しNPOに有償運行を認めて、交通弱者対策に取り組んでいたりしますが、思うような成果がまだ見えてこない状況のように思われます。

コンパクトなまちづくりに舵をきった長岡市ですが、コンパクト化以上に縮む方の進行が早いように思われます。

シュリンキングなまちづくりの必要をさらに追求していきたいと思ってます。
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長岡造形大学に行ってきました

2013年01月17日 19時39分51秒 | Weblog
常任委員会の総務・文教福祉の両委員会で長岡造形大学の視察に行きました。

長岡造形大学は公設民営で平成6年に開学しました。

長岡市が県の支援を得て経費の全額を負担したわけですが、当時の制度では政令指定都市以外市立大学が認められなかったため私立大学として誕生となりました。

設立にあたり100億円近くかかり市負担は71億円余かかりました。

昨年11月28日にも公立大学に向けた検討委員会の報告書を基にした説明が議員協議会でありました。

25年度当初予算にも準備経費が上程されるようなので、関係する委員会で視察に行ったわけです。

少子化の影響や私立大学という高額授業料などから最近は長岡造形大学では定員割れがおきています。

そこで公立化することで知名度・信頼度の向上、交付税活用で学生負担金の軽減、長岡市との連携教化などができ今以上に建学の精神を基にした大学の実現に近づけるというものです。

長岡市としては金を出しながら民営でなかなか口出しできなかったのが、公立化で積極的に関わりをもつことができ、双方にメリットがあるということです。

もちろん実際にそう簡単にできるものと思ってませんが、大学も自らこれを機に教育研究力や地域貢献力、経営力の教化に改革も実行する計画ですので公立大学化は進むべき方向と思いました。

とはいえ少子化や特殊な単科大学に近い状況などこれから進む道も険しいものと思います。

だからこそ公立化での支援が必要とされるわけでしょう。

キャンパスを案内していただいた後、食堂で委員全員で380円払い、日替り定食をいただきました。

ご飯は自分で食べる分盛る、味噌汁も同様…副菜2品とボリューム・味とも二重丸、さらに安い!と申し分なし! ちなみに大学関係者以外でも昼夜利用できるそうですので是非食べに行き学校の様子を覗いてください。

もちろん定食以外の麺類や単品料理も充実してます。

さらに理事長室や学長室も見学できるようです。

 理事長室

 学長室

食堂脇には作品が展示してあったり、椅子もデザイナーブランドですので、そこに座ってみるだけでも行く価値があります。

是非公立化して長岡市民とより接点が近い大学になったらいいなぁ~と感じた次第です。



インフルエンザが流行ってきているようです。

某支所のある課では病欠も数人出て全員マスク着用と異色な状況です。

同僚議員も先週かかり苦しんだそうです。

手洗いうがいの徹底と予防で、かからないように気をつけましょう。
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連休いかがお過ごしですか?

2013年01月14日 12時39分24秒 | Weblog
先週末で招かれた新年会も一段落し、この連休は遅れてきた正月休みのようにゆったり過ごしてます。

長岡市は5月のゴールデンウィークやお盆の頃に成人式が行われますが、各地で成人式が行われているのがニュースで流れています。

年末の忘年会でももいろクローバーZのことを書きましたが、阿蘇市長が恒例の成人式での歌を、このももクロの歌にしたと取り上げられてました。

長岡市の市長も地域の催しでは、よく歌を披露されてます。

敬老会の時など私に「関くんもこういうお年寄りから喜んで貰える歌の一つ二つ歌えないと駄目だぞ」とアドバイスをいただいたのを思い出しました。

年配の方にも若者の方にも喜んで貰える歌を歌えないと… 歌を覚える一年にする前に私は市長じゃないのですから、きちんと議員としての責務を果たすのが先です。



今日の新潟日報の朝刊に県立歴史博物館近くで行われた塞の神のことが載ってました。

三島地域でも何年か前まではいくつかの集落で行われてましたが、ほとんどしなくなりました。

そんな中で歴博に一番近い鳥越町内では今も塞の神をしてられます。

  

町内会のバックアップもありますが、町内の有志の会で行ってられます。

こういったものはお客としていくと「たいしたことねぇな」とか「もう終わったが?」なんて言われたりしますが、実際やる側に立つと事前の準備や当日の動き、後片付けと本当に大変です。

まして予算がない中では規模や内容に物足りなさが出てもしょうがないものです。

よく市民の活動があって行政の下支え(下支えという表現は好きではありませんが)があるように言われますが、実際は好きでやっている市民活動なんだから、どうぞ「やる」も「辞める」も自由にやってくださいという風になりやすい気がします。

合併から8年が経過しようとしてますが、地域の誇りであった伝統文化が無くなっていくのが多いように思われます。

合併で地域が広くなり、小さなもの一つずつ全部拾うのは難しいと思いますが、高齢化や少子化で地域行事の維持が本当に難しくなっています。

地域で頑張っている人たちに光があたる、そんな市政にしなければ!と改めて思いました。

スルメを炙る子どもたちが大人になった時、小さい時あんなことあって楽しかったな~、俺も地域で子どもたちにやってやろう!という気持ちを引き継ぐことこそ大切と思います。

地域の塞の神行事に呼ばれ見に行ったら思わず地域づくりに関わり出した頃を思い出し元気をいただきました。
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寒い日が続いてます

2013年01月07日 17時53分17秒 | Weblog
冬なんで当たり前なんですが、寒い日が続いてます。

昨年夏は暑い、熱いの毎日が、冬になったとたん雪が降り、2月の厳冬期のように凍る日が昨年末から続いてます。

このところ春や秋といった穏やかな時期がほとんどなく、雪も溶け温かくなってきたな~なんて思ってると一気に夏めいてます。

またやっと秋風が吹いて心地良いな~なんて思ってると肌寒くなり雪が降ってきたりします。

四季鮮やかな…なんて言われてたのが、いつの間にか暑いか寒いかになり温度差が40℃にもなってます。

その中で頑張る長岡市民の凄さを改めて感じる今日この頃です。



6日日曜日は1月第一日曜日で新聞にも載ってましたが、恒例の消防出初式がありました。



合併した地域では、それぞれ方面隊別に午前中に出初式が行われました。

私の住む三島地域においても10時から各区長様や与板警察署長様、駐在さんを来賓に迎え行われました。

出初式というとかつてから決まって雪が降る寒い日ですが、以前と違い式典の簡略化や団員減少で暖房の効く建物で行われてます。

昔のことと比較してもしょうがないのですが、かつて消防団にいた者として寂しく感じるものがいつものことながらあります。

気をつけ!がよくできない、消防機具の扱いができてない…怒れば辞める…なんか寂しい限りですが、そう言うと「入ってくれるだけいいがぁよ」と言われます。

そんな思いから祝辞では消防団は他人のためだけでなく、自分のためにもなることを経験を踏まえお話させていただいたのですが、口下手なんで上手く伝わったか…

午後からはアオーレ長岡で長岡市消防団の出初式が行われ総務委員会委員として列席させていただきました。

 

合併地域の各方面隊も1隊ずつ参加し盛大で素晴らしい出初式でした。

最初になかどまで消防署員の降下デモンストレーションがあり、その後古式ポンプを交えた一斉放水、分列行進とありました。

その後アリーナを会場に式典が行われました。

鳶の方々の演技は素晴らしかったのですが、初めて見たので多少ハラハラしました。

アリーナでは来賓席はステージの上で、ステージから見るアリーナは初めてでなかなか感動ものでした。

なんか妙に偉く?なったような気分を味あわせていただきました(笑)。

4200余名の団員中1300余名が参加と盛大な式典となりました。

なによりかっこよかったのが、(鳶を除く)川口・越路の消防団員によるトランペット(ラッパ)のファンファーレでした。

指揮者のきびきびした動作に合った演奏で一番よかったように思います。

今年一年の無火災無災害を祈念し、出初式の報告を終わります。
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賀詞交換会がありました

2013年01月04日 21時28分55秒 | Weblog
2013年になりました。

明けまして・・・

・・・議員は新年の挨拶状が禁止なんでした。

ということで年明け宣言です。



3日は合併前の三島町時代から引き続いて行われている三島地域賀詞交換会が開かれました。



会場の都合で100名程度に抑えていましたが、今年は90名を割る状況でした。

かつての町議員の方々や当時の役職に就かれていた方々がほとんど出席されなくなったことが原因と思われます。

唯一いらした方が、「知らんもんばっかになったな~」と少し寂しげに話されました。

地域の町内会長さん始め役員の方もちょうど世代交代時期で、若返ったのもあると思います。

私も最初は「う~ん、なかなか緊張する会だなぁ」と冷や汗流してましたが、逆に私の方が古株(爺さん)になり寛ぐ場になってしまいました。

でもみんなで地域の話をゆっくり膝を交えできる場は、地域の良き伝統として続けたいものです。



4日はアオーレ長岡のアリーナで長岡市賀詞交換会が開かれました。



2000名以上の方が出席?と言われましたが、確かに名簿上はそうなんですが…実際は…

市長は流石のスピーチでした。

参加者の多くは会社関係の方が多いので財政調整基金に130億円以上あるのは特例市で長岡市だけだ!に始まり、完成近づく生ゴミバイオマスや長岡フェニックス大橋のことや長岡北スマートインターの話、また堪水対策や子育てまで幅広く任せて!と話されました。

余談ながら、12月定例会の常任委員会で長岡市歌について質問したのが頭に残ってられた?のか今日は長岡市歌が大きく響いた!と喜んでられました。

一つだけ言わせて貰えば、昨日三島地域賀詞交換会で来賓挨拶の時に地域で大切にしなければならないのは誇りと尊厳だ!という話が被ってるかな、ということです。

市長には考え方は尊敬できますが、手法においては賛同がむずかしいこともあります。

今年も市民の方から選ばれた議員として しっかり言うべきことは発言していきたいと思います。

合併地域を含め長岡市が発展し、市民の方が安全安心に暮らすという方向に違いはないと思います。

そこに到るアプローチやオーダーに違いがあると思います。

市民生活の満足度向上に今年も冷や汗、脂汗を流します。

みなさま方も良い年になるよう一緒に頑張りましょう。


 ナカドマでは中之島地域、和島地区、寺泊地域、与板地域による「祝いなべ」、山古志地域の「ふるまい餅」、お酒のふるまいや市民団体による「かるたdeアオーレ」で会場を盛り上げていました。




ちなみに初詣に高龍神社に行ってきました。



巳年ということで市外の方もたくさんみえられてました。
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