長岡市議会議員 関みちお の まちづくり派ブログ

笑顔あふれる長岡にするために・・・

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蒸し暑い日が続いています

2019年07月20日 17時39分54秒 | Weblog
前回のブログでも書きましたが、なかなか梅雨が開けません。

ばか降り‼しないのだけが救いですが、湿度と気温が高くなんぎい日が続いてます。

体調を崩さないように気をつけましょう。



今週も議会としては活動がありませんでしたが、聞かれたことに即答できない課題をあつけられたりしたもので関係課で確認したりと相変わらず落ち着かない1週間でした。

前回のブログで書き残した会派での下川町視察の報告を書かせていただきます。下川町は名寄市から東に10㌔ちょい入った人口3000人余りの小さなまちです。

何年か前に常任委員会でも視察に行ってますが、いまの会派のメンバーは誰も行ってませんので下川町の視察に行かせていただきました。

まちが木質バイオマスエネルギーを推進し、今ではSDG'sを旗印に環境を考えた持続可能な地域に向け頑張ってられます。

一時間半ほどの説明では、本当に正直役場職員の方?と思われるほど高度で正確な分析に基づくわかりやすい説明をしていただきました。

その後は施設を案内していただきましたが、素晴しい!ものでした。

施設がきれいで良かったわけではなく、きちんと収支計算した上でどういう設備を導入したらいいか?それこそ行政用語の「費用vs効果」をきちんととらえて目標にむかって進めてられました。

町の施設の暖房用の温水ボイラーは木質ペレットが燃料かと思っていましたが、木質チップ‼で要は木を破砕したままで燃料にしてました。



ペレットじゃないんですか?とお聞きしたら、なんでコストをかけてペレットを作るんですか?チップで充分!このボイラーはロケットストーブ同様に二重燃料システムなので焼却灰もほとんどでませんと言われました。



長岡市でもペレット製造の実証実験をしたのですが、木の皮も混ざり品質的にいま一つ、さらに製造に多くの電力が必要で、結局頓挫しました。

下川町はコストから考えチップを選択し、それに合った設備を導入して町内施設の木質バイオマスエネルギー利用を計ってきました。

もう1ヶ所では人口100人を切った集落の集団住宅化を進めて高齢者の方々に大人気の状況でした。



地域おこし協力隊員の方をはじめ役場退職者の方もその集団化を推し進めた地区に新たに越してきたりと地域の平均年齢も下がり高齢化一辺倒の流れから人口は減ったけど新しい地域の価値の創造から地域に元気が出てきている状況!と役場の方が言われたとおりのように感じました。

身の丈に合った政策としっかりとした理念、この二つをぶれずにじっくり役所と地域さらに外部の賛同者の力を借り未来図を描いていく大切さを改めて北海道の北の小さな町で気付かされました。

夏は盆地で30℃超えるし冬はマイナス30℃だよ~と笑って話されましたが、逆にそれでもこの地が好きなんだ⁉だから頑張れるんだ‼と思った次第です。

余談ながら折角視察を受け入れていただいたんで町に一軒の第3セクター運営のホテルに泊まらせていただきましたが、夕飯食べるのに??困りました。

観光地でも大きな町でもないので町の食堂?のようなところがあるだけで何処に行けばいいのか?難儀な夕飯となりました。
コメント
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