長岡市議会議員 関みちお の まちづくり派ブログ

笑顔あふれる長岡にするために・・・

私に出来ることは! 私たちに出来る事は・・・

地域再生実践塾に参加してきました

2010年07月24日 22時45分27秒 | Weblog



暑い日が続いてます。

つい冷たい飲み物に手がでる毎日です。

たんぼの稲もぐんぐん伸び、しっかり成長しています。

一時イモチ病が心配されましたが、この日差しで大丈夫なようです。




先週月曜から三日間、議員になってから必ず参加している地域活性化センター主催の地域再生実践塾に参加してきました。

第一回目は市民協働に関しての内容で行われます。

今年のテーマはまちづくりにおける協働の役割で、「札幌市における住民協働の取り組み」や「住民やNPOとの協働の取り組み」を取り上げ講義とフィールドワーク その後グループワークでの取りまとめや発表を行いました。



市の市民自治推進課長の講義では自治基本条例とまちづくりセンターを拠点とした札幌市の取り組みについて話されました。

札幌市の自治基本条例には市民との情報共有・市政への市民参加・身近な地域のまちづくりへの参加と3点ポイントがあります。

長岡市でいうところのコミュニティセンターの類似施設として札幌市の中学校区にはまちづくりセンターがあります

市内87か所のまちづくりセンターを自治基本条例の実践の場として位置づけ地域のまちづくり活動の拠点にしています。

今後はまちづくりセンターの地域自主運営化をすすめ コミュニティ政策を加速させたいということでした。

もう一方は市民活動促進担当課長が市民によるまちづくり活動を支援する基金について説明されました。

さらには中間支援組織の市民活動サポートセンターの取り組みについての3点が行政サイドからの講話でした。

翌日は地域で自主運営もされ、コミュニティレストランも展開された地区のまちづくりセンターや市民活動サポートセンターのある札幌エルプラザ等の実際の現場を視察させていただきました。



ハード面では市民活動サポートセンターのある札幌エルプラザは男女共同参画センターや消費者センター、環境プラザと4施設が入る立派な建物でした。

まちづくりセンターもそれなりに使い易い建物なんでしょう。

でも長岡市の市民センターやコミュニティセンターの方が札幌市以上に力が入っているなぁ~と実感しました。

市民協働条例も住民自治基本条例も長岡市にはありませんが、条例以上の実績が行政にはある!と思いました

では足りないのは市民力なんでしょうか?

四年間市民協働について地域再生実践塾で学ばせていただきました。

行政サイドにおいては長岡市は充分先進地です。

でも市民活動の先進地というには何かが足りない気がします。

お金の面でも札幌市のまちづくりセンターに対する助成金より長岡市のコミュニティセンターに対する補助金の方がある意味多いし、様々な点で長岡市は進んでいます。

逆にいえば進みすぎで住民が追い付いていけない気がします。

またNPO法人に関しても特化ばかりが進み市民活動の底上げに到っていない気がします。

以前協働について私信を述べましたが、協の力がそれぞれ別方向を向いている気がします。

まちづくりは横のつながりづくりですが、行政の縦型で協働を進めているようで力が横に三つ並んでいる感じです。

並列ならば掛け算にしないと力が発揮できません。

協はあくまで足す+のですから、重ね合った力にならないといけないはずです。

どのセクターの力が下支えするかでなく、それぞれが得意な時に下支えに回ればいいのでしょう。


札幌市で学校の再利用を管理するNPOの方や子供劇場の主催者の方、まちづくりセンターの役員の方などをみてるとうらやましいくらい嬉々として取り組んでられました。

行政が市民協働を推進することなど関係ないように自分たちは自分たちで行政ではできない市民側に立った問題解決をミッションに頑張っている姿が印象的でした。

長岡市での現在の市民活動をみていると行政からの補助金を貰うことを当てにした活動が多い気がします。

市民活動助成金制度もなんか貰ったもん勝ちな様相で市民活動を持続可能なものになってない気がします。

どうしたら市民活動が盛り上がるのか?

そこが長岡市において一番の問題ではないかと思いました

この地域再生実践塾は結構行政マンの方が多く参加され、開催地のみならず各地の話も聞け楽しめます。

こういった研修に是非長岡市職員の方も参加されればいいのになぁ~と思ってます。

庁舎やネットでの勉強も大切ですが、現場や人との付き合いを学ぶ意味でもこのような研修に参加して欲しいと思います。




日中は確かに暑いのですが、夕日はなんだか随分秋の陽っぽくなった気がします。

夏至から一ヶ月も経ち陽は短くなるばかりです。

青々と伸びる稲もあと一ヶ月後には刈り取りが始まります。

無事に秋の収穫が進むことを願っています。
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市民ワークショップが開かれてます

2010年07月18日 07時52分58秒 | Weblog


月曜水曜と常任委員会の現地視察及び面識会がありました。

月曜は総務委員会文教福祉委員会、水曜は産業市民委員会建設委員会でした。

水曜は長岡三島ふれあい道路建設現場→JA越後ながおか農産物直売所なじら~て→長岡南越路IC→山古志闘牛場→長岡駅大手口地下駐輪場建設現場と視察したようです。

というのは、最後の駐輪場建設現場しか視察できなかったからです。

月曜から水曜まで地域活性化センター主催の地域再生実践塾に参加しており、間に合いませんでした。

その実践塾については次回ご報告します。




ところで先月から市民活動推進課の催しで市民ワークショップが様々な所で行われてます。

市民協働条例制定に向けての意見出しワークショップです。

先々回のブログに対するコメントで協働について期待薄のようなご意見もいただきました。

でもまちづくり派(わ)関充夫と名乗っているように地域づくりの実践者の一人としては、今長岡市が制定しようとしている市民協働条例に期待せずにはいられません。

また同じつくるなら、このような形で市民の意見を検討途中で拾い上げ検討に加えることは素晴らしいことと思います。

得てして担当部局の素案を検討することが検討委員会の仕事のように思われますが、今回のように検討委員会が検討するための材料に市民ワークショップを開くというのは凄いことと感じます。

協働条例を制定することが市民活動を盛んにすることではありませんが、市民活動の活性化を保証するものの一つのツールと思います。

水曜日も広報で呼びかけた参加者が防災センターに集まり夜9時までの予定をオーバーする熱気溢れるワークショップが開かれました。

一市民として参加しましたが、残念だったのは行政職員の参加がなかったことでした。


先月の市立劇場での職員ワークショップでは、研修ということで大勢の職員の方が参加されましたが、市民として参加がなかったのが条例制定に向けて行政の本気度がどの程度のものか懸念されます。


そういった点から思うのは正に協働する気があるのか?協働って何なのか?が改めて問われるものと思います。

協働については今回の地域再生実践塾のテーマが、まちづくりにおける協働の役割ということで学んで来ましたので報告の中で協働についても述べたいと思います。

議員になりこの四年間地域活性化センターの地域再生実践塾で三鷹市横須賀市神戸市札幌市と協働について学ばせていただきました。

三鷹市札幌市では市民ワークショップを何回も開く中で協働の在り方を探ってきました。

長岡市でもようやく市主催の市民ワークショップが開催されるようになったことは一歩前進であり、要はワークショップを目的とせず手段として何を引き出すかが重要なわけです。

防災センターでのワークショップでは参加者からいろんな意見が出されましたし、その意見を参加者が共有する場ともなりました。

つながりを作るための一歩として知り合う場ともなったわけです。

こういったことが一回のみならず続くことを願う次第です。



土曜日には三島体育館において第1回少年少女バレーボール大会が開かれました。

中越地区からジュニアのチームが22チーム参加しました。

これは昨年三島体育館で国体少年女子のバレーボール大会が開かれたのを記念にジュニアの大会を開こう!と地区体育協会と地元ジュニアチームの関係者の努力で開かれたものです。

ただ国体が終わっただけじゃなく、こういった形で継続されることが強化や継承になるものです。

何より行政主導でなく地域主導と関係者の協力で開かれ、そこに市の支えで無事終了できたわけです。

ある意味これも一つの協働での大成功事例です。

こういった事例の積み上げが協働を推し進めることになる力と思います。

手づくりのあったかい大会が末永く続くことを願うと共に協働の下でさらにパワーアップした大会になって欲しいと願います。




梅雨も空けたようで青空に暑さが戻ってきました。

つい冷たいものに手がでがちですが、体調管理に気をつけ夏を満喫しましょう。
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梅雨が空けずじめじめした日が続いてます

2010年07月11日 23時43分15秒 | Weblog


じめじめした日が続き、元気がいいのは雑草だけ!

・・・なんていう感じの今日この頃です。

私のような体型の者は汗びっしょりの毎日です。(半分は冷や汗かな)



恒例の山の田んぼの草刈が今月も今日ありました。

田植えをして二ヶ月足らずですが、しっかり根が張り順調に育っています。

ただこの天気でイモチ病がでてきている所もあるようです。

早くカラッとした天気になってほしいものです。

私たちが手伝っている山の田んぼの草刈には、新潟市や三条市からも鎌や草刈機持参で応援に来られます

よく言われる市民力の表れの一つなんですが、行政が言う市民力とは少しニュアンスが違う気がします

協働という言葉が流行りで長岡市でも市民協働条例の検討が始まってます

協働というこの文字は普通の辞書には出てこない造語です

協は力を3つプラスすることです

3つの力とは?

一つは行政の力

もう一つは市民の力

最後の力は? 企業? NPO?

私は地域の力と思います。

この3つの力をプラスすると働く、すなわち人が動くことになるわけです

それがコミュニティ、地域自治の醸成につながると思います

自由にできるのがコミュニティの良い所と言われますが、自由にやるためには責任や財源も伴います。

またそれのみに留まらず、それぞれのセクションが持ち味を合わせ、みんなが汗をかかない
と成熟しないと思います。

みんなで一つの同じ夢を描けるか!が力を合わせられるかのポイントだと思います。



山の田んぼでまちづくりの実践のために米づくりを始めて11年が経ちました。

最初二反なかった田んぼも五反まで増えました。

田植え稲刈りのイベントだけでなく草刈という地道な作業にも大勢の人が参加してくれるのをみると、まだまだ人間棄てたもんじゃないな!と思う傍ら頑張りの先にある夢をきちんと描かないといけないとわかった次第です。




6月定例会最終日に議員協議会が開かれ、シティホールの工事の進捗状況の説明がありました。

全体としてまだ10%ほどですが、年内中には躯体工事がほぼ完了します。

いよいよシティホールが姿を現すわけです。



市民協働の場という位置付けもあるシティホールですが、単なる場の提供に終わることなく協働の場としての力が発揮できてこそ長岡市も今後の都市間競争の時代を生き抜けるものと思います

そういった点でも検討が進む市民協働条例には多いに期待するものです。



梅雨の終わりにはゲリラ豪雨での災害が起こり易くなります。

災害は忘れた頃にやってくる!と言われてますが、このところ忘れる前にやってきますので普段からの備えを充分に!
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6月定例会が終わりました

2010年07月03日 21時19分43秒 | Weblog


ワールドカップ日本代表頑張りましたね。

夢と元気をもらいました。

ご苦労様でした。



先月29日は6月定例会本会議最終日でした

6月定例会自体は大きな波乱もなくつつがなく終わりました

唯一最終日にペディストリアンデッキの契約の締結について反対意見がありましたが、起立採決で原案通り可決されました。

常任委員会でも反対意見として指摘されたのが、シティホールにつなげる部分が不要なのでは?というものでした。

駅の東西自由通路から西口駅前広場を横断し城内通りを越え大手通りの左右両側とつながります。

上りエスカレーターがあり、別にエレベーターも設置されます。

地上から7m、幅員4m屋根つきで降雪時には電気ヒーターで雪を溶かします。

契約金額は14億3千万円余です。

大手通りから駅に向かうのが便利になるばかりでなく、現在の駅前交差点の渋滞緩和につながるものと思います。

ほかには、最終日の追加議案で宮内中学校の校舎新築工事の契約の締結も上程されました。

特徴は校舎を2工区に分けたことです。

不況対策として多くの業者が参入できることや工期を短縮することができます。

また今回は一抜け方式をとり両方をとれないことにしました。

ただ疑問に思ったのは機械設備がガス中心で災害時を含めて安全性が確保できるのか?

さらにガス代が上がる現状なのにランニングコストは大丈夫なのか?

ということです。

東中学校が教科方式をとったのに宮内中学校は従来型のクラス方式をとりました。

以前の委員会で質問もあり、その際PTAを始め学校でよく検討されたことです…と説明がありました。

個性も大事ですが、今後の方針はどうなのかなぁ?と思いました。

常任委員会もメンバーチェンジした中で初の定例会でしたが、まぁ無事終わることができたのかなぁというのが正直なところです。

来年の統一地方選挙を控え虚々実々の駆け引きも始まったようですが、一歩一歩市民目線と議員としての責務を忘れずにこれからも活動していきたいと思ってます。

来週は大手通り西地区の再開発事業の竣工式も行われます。

長岡まつりの花火観覧場所の準備も始まりました

懸念された個別所得保証制度への加入も結構な数字となりました。

このままでは議員の出番はなくなるなか?

なんて思いありますが、じっくり見ていきたいと思います。



梅雨時で体がバテやすいので くれぐれも健康管理に気をつけましょう。
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