23、24日と朱鷺メッセで第70回全国都市問題会議が開催されました。
市民クラブでは、以前からこの全国都市問題会議に毎回参加しており、今年も中越大震災の慰霊祭と同じ日開催となりましたが、参加しました。
今回は、北海道から鹿児島まで市議会議員に市長・市職員を加え1648名(名簿記載)が参加しました。参加費一万円の他、宿泊(大概2泊)飲食・交通費…で一億円くらいの金が使われたんじゃないでしょうか?
実に新潟にとってすごい経済効果です。
こんなことからも新潟市と長岡市の違いを痛感しました。
私は昨年初めての参加でしたが、この都市問題会議は毎回タイムリーな問題をテーマに一線の研究者や市長・大学教授の講演や報告等が行われます。
今回のテーマは、新しい都市の振興戦略~地域資源の活用とグローバル化~というものでした。
様々な観点や研究報告で示唆に富んだものでした。
地域格差の問題というのは、東京と地方という構図じゃなく、地方vs地方、地域内の地区間という同じ土俵上の格差が問題であること、地域の人・自然や文化、歴史等の資源を改めて地域の住民自ら活用しないと地域の存続はありえないことなどを聞かされました。
また各市長の報告では、地域力とかコミュニティという言葉が多く登場し、長岡市だけでなくどこの都市も同じ悩みと似た手法をとっているな!ということです。
ただ地域の宝物探しとか外部者活用などは、まちづくりの分野では十年以上前からいわれてたことです。
地域力・市民力といわれる時代だからこそ、まちづくりの考え方・手法が大切だと思いました。あと九月議会の一般質問で米飯給食について問い 学校給食はバラエティーに富んだものという答弁でしたが、新潟市長は新潟市は完全米飯給食を実施するし、新潟という地域事情からも当然といわれてました。
さらに好きなもの与えない、ということでなく、月90回の食事の学校での20回ぐらい食育からも米飯給食が当たり前と言ってられたのには驚かされました。
ただ残念だったのは、折角の新潟開催なのに県内参加者が少ないことでした。
ところで今ワクワクする会議があります。
毎月第三火曜の夜、ある地域で開かれているのですが、自分たちの地域のことを行政職員も交え、問題提議・共有と話しあってます。
まだまだ解決には遠いのですが、愚痴の言い合いでなく、みんなで問題を確認しあい、とりあえず頑張る方向に向かおうぜ!という姿勢と、かつての井戸端会議的雰囲気がグーgooなんです。
いい親父や母ちゃん達がこの先の自分たちの地域について語り合う、そんな地域を愛する情熱にワクワクして参加させてもらってます。
せちがらい時代だからこそ子供たちの時には良くなっていてほしい!
そのために今やるべきことは、こんな風に寄って地域のこと、話すことからかな?なんて思いました。
もうすぐ11月 各地で産業祭が行われます。
三島地域でも三日文化の日に行われます。
是非こんな機会にいろんな地域を訪れ、新しい発見をしてみるのも楽しいと思います。