市政に対する一般質問の3日間が終わりました。
途中には市民協働条例の検討状況と中心市街地での駐車場対策、市街化区域及び市街化調整区域に関する都市計画の変更について会派ごとに説明がありました。
市街化…は10年毎の見直しがされるなかで新潟県から都市計画の変更案が示されたことに基づいて手順を追って完了するためのものです。
人口減少・都市のコンパクト化から市街化区域から逆に調整区域に2地区が戻ることや新たに6地区が新規編入されることの説明がありました。
中心市街地…はシティホールのオープンに間に合うように駐車場情報案内システム整備や民間駐車場もシティホール利用者には一定時間無料化することが報告されました。
駐車場案内板の設置については利用の観点から設置位置について質問が出ました。
市民協働条例…については一年以上検討されてきた内容や残された課題が報告されました。
検討委員の選定方法や条例文に市議会の役割、さらに条例見守り委員会の設置が条文化されることに異論が出ました。
どうも住民自治基本条例だとか市民に力を与えるものに対し過剰反応と思える意見がこういったものに対してでたりします。
昨年度の男女共同参画条例の時もそうでした。
不思議に思うのですが、逆に議会人としての認識が足りない!とお叱りを受けます。
ただ市民協働条例に関しては市民ワークショップにも参加させてもらいましたし、検討委員会も傍聴させてもらうなかで議会という殻に閉じ籠ることなく生の市民活動に一生懸命な人たちの声や思いを受け止めたなかで判断して欲しいと思います。
実際長年市民活動の現場を持つ人たちが市長や部長が代わろうが活動が保証される支えなり、さまざまな力で新しい地域社会を築く可能性をより高めるためにもこの条例は成立して欲しいと思ってます。
実際の条文はまだ検討中ですが、骨抜きにならない条例ができるのを楽しみにしてます。
予備日となった金曜日は議員協議会が開かれアオーレ長岡における議会関係諸室について設計者の隈研吾事務所の方がみえられ説明されました。
その後議員から質疑がありました。
いちばん多くの質問がでたのは議場の天井から吊り下げられる木パネルでした。
デカイシャンデリア風に吊り下げられる木パネルは格式高い空間をつくりだすという説明でした。
個人的には当分節電で温度が高いので天井扇風機の方がいいなぁと思いましたが、それが格式がないことにつながるな~と思い我慢しました。
また議員席の椅子が本革張りと言うんで目が点になりました。
廊下の壁紙は小国の手漉き和紙、カーペットは毛がモコモコと改めて驚かされました。
50年後を見据えた建物ですが、飴の銭より笹の銭にならないような議員にならなければと思いました。
とにかく一言で言えば…やっぱり難しいな!
午後は一期、いえ再選したんで二期の会の研修懇親会が越路でありました。
越路地域の課題や地域計画の進展具合の視察をさせていただきました。
懇親会に移った最中に電話が鳴り、地元が雨で被害が出て大変だ!と言うのです。
せっかく2年前につけた雨水ポンプが稼働したのに道路が冠水したり新たな箇所で床下浸水が起こったり、中山間地では山崩れで側溝がやられ道路がその水で崩れたり、平場地域では田んぼの水が引かず19時間もポンプ回しても効果がないなど、様々な被害が興ってしまいました。
たいした降りじゃないな~と思っていたところ、この状況です。
まだ梅雨は始まったばかりなのに天気以上に気持ちがうっとおしくなりました。
年々天気も極端で驚かせられることばかりです。
普段からの備えと地球に配慮した生活スタイルを築く努力をしないと!と考えさせられました。
梅雨の最後はもっとすごい降りとなる場合が多々あるんで日頃のチェックをお願いします。