26日木曜日に克雪・危機管理・防災対策と少子・高齢対策の二つの特別委員会が開かれました。
克雪に関しては21年度の道路除雪計画の概要について説明がありました。
合併協議に基づいて今年度も旧市町村単位で現行どおり実施すること、車道歩道とも積雪10cm以上を出動基準とすることなどの説明がありました。
長岡市全体では車道除雪の総延長1946km、歩道除雪の総延長151km程になります。
危機管理に関しては新型インフルエンザの対応について市内の状況として学級閉鎖やコールセンターでの相談状況などの説明がありました。
克雪対策の際に委員から消雪パイプの運用に関しての地域間格差の解消について質問がありました。
消雪パイプだけに留まらず上下水道等を含め総合的に進めないと一点だけで進めると不公平感をさらに煽ったり、合併の不満感を増長するなどになりはしないか心配しました。
また新型インフルエンザに関しては学校での集団接種を奨める質問がありましたが、今までの集団接種の費用対効果の説明や国県の権限内で市単独で実施できない等の説明がありました。
午後からは少子・高齢対策特別委員会が開かれました。
少子化対策・健全育成対策については長岡市子育て応援プランや小児救急医療について説明があり、健全育成対策については小・中学校でのいじめや暴力行為の現状と取り組み等の説明がありました。
高齢化対策については介護保険事業計画の進捗状況等について説明がありました。
学校での今以上の少人数学級推進等の質問がありましたが、長岡市では国の基準以下の人数での学級編成であり、それ以下にするとなると適正数は?さらに予算は?と別の難問があると返答されました。
ところで中心市街地における投資額について現状の報告がありました。
シティホール整備に約138憶円
長岡駅周辺整備に約33憶円
大手通の再開発事業に約84憶円
シビックコア整備に約135憶円
その他関連での民間投資約100憶円の計490憶円で、今年の賀詞交換会での市長挨拶で言われた約500憶円と合致する数字となっています。
長岡市の事業費額は約390憶で内訳として
まちづくり交付金で138憶円
地方債180憶円
都市整備基金45憶円
一般財源27憶円となってます。
マンション建設会社の倒産にみられるように市内ではマンションの供給過剰あるいは購買意欲減退がみられるわけです。
大手通り西地区の再開発事業は大丈夫?という不安がありましたが、マンション部分は全部屋、不動産会社が購入し販売するので事業自体への影響はないようです。
今月当初は雪が降るなどこの冬の天気が心配されましたが、このところ小春日和の晩秋にしては心地良い天気が続きました。
長期予報ではこの冬も暖冬少雪のようです。
寒い時はきちんと寒くないのも困る部分もあるのですが、屋根の雪降ろしや暖房費様々な点からは暖冬少雪の方がありがたいのでしょうか。
でもこれが地球温暖化のせいだとすると、やっぱり確実に温暖化が進んでいるんで早急に対策をとらねば!とも思います。
まぁとにかくインフルエンザ対策は、まず自己防衛策の徹底からで対応しましょう。