長岡市議会議員 関みちお の まちづくり派ブログ

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議会運営委員会の視察にいきました

2011年11月17日 08時23分30秒 | Weblog
月曜日は克雪・防災・危機管理と少子高齢化対策の2特別委員会が開かれました。

少子高齢化対策特別委員会では長岡市の特殊出生率は県平均を上回る1.4ですが、2を下回るため人口が上向く傾向にないことが説明され、さらに5年間で1万人以上が減っている現状が説明されました。

気付いたのは社会的な人口入出を省いても年間出生数が2千人程度ですので、年間4千人近い人が亡くなっているのでは?ということです。

2年間で私の住む三島地域の人口以上の方が亡くなっています。

まさに急激な人口減少時代に突入しています。

これからの政策として何を優先しどうしていけばいいか?

本腰を入れてやらなければなりません。

私は少子化対策以上に高齢者が住んでる地域で安心して最後を迎えられる環境整備こそ急がれるものと思ってます。

老老介護や高齢者の独居世帯が多くなっている現状から高齢者に対する市の支援こそ充実しなければならないものと思います。

市長も同席した特別委員会でしたが、説明に対する質疑中心で政策に対しての議論まで進みませんでした。



火曜日からは議会運営委員会の行政視察に参加してます。

初日は神戸市議会、二日目は尼崎市議会、最終日は三重県四日市市議会で、それぞれの議会改革や活性化に向けた検討会や議員定数削減や議員提案の条例について視察させていただいてます。

 神戸

 四日市

また最後に必ず議場を見せていただいてます。

初めての議会運営委員で他会派の方に議長も同行された大勢での視察で驚くことばかりです。

ただ同行の事務局から言われたのは今年の議運(議会運営委員)は視察先での質問が多く活発だ!と言われました。

以前の議運や視察項目は知りませんが、議員同志の検討会は長岡市議会でも3年前に行ったことですし、定数削減も数年前にしたことなので身近な問題として、また切実な議会の問題として捉え易いからと思われます。

それに絡めて長岡市と他市の比較でも議会たよりや議会のテレビ中継など長岡市が先進的なことがわかりました。

議会は会派制ですし議員の立ち位置も違うので、議会として一丸となるのは難しいところがあります。

ただ今回の議運メンバーは結構当選回数が少ない議員が多いのか若手が多いのかはわかりませんが、自由活達な議論とチームワークの良さは素晴らしい!と感じてます。

会派や常任委員会の視察とは異質な視察と感じられました。

それは自分たちの長岡市議会全体の仕事として長岡市をどうしたら市民満足度が上がるか、市民に対して議会はどうあるべきか、共通な問題として捉えることができるからだと思います。

議員になり各地を視察させていただいてますが、確かに観光名所等は見てこれませんが、観光旅行じゃ行けない市の内部の話や議会棟など普段じゃ見れない所を見れ聞けるのが楽しみです。

それを長岡市に合うか?など照らし合わせ長岡市のこれからを考えるなど行政視察ならではの楽しみもあります。

調査費を使っての行政視察ですので、当たり前!と言われそうですが、長岡市議会は少なくともきちんと行政視察を行っていますし、議会事務局と一緒にグッドな視察先を選んでいると思います。



神戸、名古屋と来ていますと陽が差し暖かいのですが、長岡は今年一番の寒さで天気も相変わらず悪いようです。

気候の差があるなかで長岡市や市民の方が辛抱強く頑張ってられるので議員の一人として、さらに頑張らねば!と感じた議運の視察でした。
コメント
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