大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

広島にはホロ苦い、けれども貴重な経験となるACL

2010-03-25 07:38:29 | ACL/A3
鹿島が3連勝=広島は3連敗-ACLサッカー(時事通信) - goo ニュース

昨日は残業していたので、生では見れず、BS朝日の録画を見たのだけども、広島惜しかったな・・・けれども、ストやん退場のあと一人少ない中で一時は逆転したのはよくやったとも言えるし。

ACLで3連敗というのは日本のクラブでは初めてだけども、だからといって広島を弱いというつもりはない。というかそれ言ってしまう人たちというのは結局のところ回り回って自分自身を蔑んでいる、ってことに気づいて欲しいもんですがね。広島がこういう結果になったんでいろんな雑音が聞こえてくるけども(まあ、日本の恥とか言う人たちは結局自分自身に対して唾吐いているということを自覚した方がいい)、そうした声を聞くということは、逆に言えばそれだけの注目を浴びている立場に居るということを一つの経験と捉えてそれを今後に繋げて欲しいとは思う。それが、結果的にACLをプレゼントした立場の者から言えることかな(まあ、別にガンバは広島の為に天皇杯を戦ったわけではないけども)。

広島は力のあるチームだけども(実際ここまでJでは2つ勝っている)が、経験こそがACLを戦う上で足りないものだと言えるのではないか。今年の元日にようやく出場が決まった初出場クラブが山東やポハンやアデレードといった、昨年一昨年には既にACLの経験値のあるクラブと戦うというところが厳しいところだったかな。それはJとは異質のスタイルのクラブと戦うといったサッカーだけの問題ではなく、長時間の移動とか、現地の宿泊施設やそこでの食事、あるいは判定基準の異なる審判といった様々な要素が経験の中に含まれているわけで、その意味で言うと広島は今年いい経験をしているのだとは思う。だから、日本の4枠のうち、1枠がビギナー枠でもそれはそれで意味のあることだとは思うし(その分今年のウチは広島以上に結果が求められる立場にあるわけですが)、毎年その1枠に、ACLに経験してみたいというモチベーションを持ったクラブが入って来ればいいと思いますよ。そうやって国際試合の経験値が今のJ1クラブでほぼ一巡し出した頃に、日本のサッカーというのが一段底上げ出来るんじゃないかと思ったりもするわけです。

例えて言うなら、生まれて初めてビールを飲んだ時の味に似ている。最初はやっぱりホロ苦いものではあるけども、飲んでいる内に美味いと思える時がいつかは来る。最初に経験したことが今後に生きてくる。それが今の広島にとってのACLなのかな。