大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

水曜どうでしょう、の河南建業戦

2010-03-09 07:11:46 | ACL/A3
河南建業の偵察ということで中国での動画で緒戦のシンガポール・アームドフォース戦をチラ見した。チラ見というのは最後まで見なかったということなんだけども、それは何故かというとその試合とガンバと対戦する時というのはガラリとスタイルが変わるからではあるんだけどもね。むしろ、昨年のシーズン最終節での北京国安戦(その試合で北京が優勝を決めた)の方がまだ水曜の試合でやってくるスタイルに近いかな、という気はします。

簡単に言えば、アウェー故に守ってカウンター。ガンバという強敵相手には引き分けで十分。しかも、ガンバが中国アウエーで唯一勝った日本のクラブというイメージはしっかり植えつけているようで。逆に言えばそれゆえにガンバがウチらのことを舐めてくれれば、そこに付け入る隙はあるぞ、と思われているようですね。こっちはそんな余裕すらないんやけどもねw 早く公式戦初勝利を見て安心したいという気持ちですわ・・・

河南がある程度守備に重点を置いてくるというのは想定できるとしても、この間の山東のように中盤での守備が良くなってるかといえばそういうのでもないかな・・・なにぶんACL初体験のクラブとあって、最初は手探りのところもあるとは思う。ただ、シンガポールアームドフォースでプレーする日本人選手が、現地の日本語メディアに対して、河南がこれまでのチームにない強さを感じたというのがどういう感覚なのかが気になる。強さというのは自分が持っている力量との相対的な比較でしかないんだろうけども(確かその選手名前を覚えていないけど去年ACLでプレーしてたっけ?)、フィジカルの強さはあるだろう。特にCBに関しては中国はアジアレベルでは屈指ではあるし、この間の東アジア選手権で先発したCBに去年まで名古屋にいたバヤリッツァが加わるとなると、そうした相手を如何に左右に揺さぶって攻められるかが鍵か。名古屋相手に前半吉村の脇をうまく使えたようなパス回しにプラス前への飛び出しでまず先制ゴールをこじ開けれれば安心できるかな。

相手の力量は大体解ってはいるけども、ガンバの今の状態が安心できるものではない、という気持ちで今は書いていますけどもね。ただ、それでも水曜の相手は名古屋ではないんだし、水原で持ち帰った勝ち点1を生かすにはこの試合をまず勝つということが大事だし、それがシーズン序盤戦の最低限のミッションだと個人的には思っています。そして今のガンバの力を持ってでも、十分それは可能であるとも。

付記:中国メディアによると、水曜の試合の主審って、アジア杯予選で中国代表がアウェーでレバノンと対戦した際に、曲波のハンドゴールを認めてしまったのと同一人物らしい。まあ、今回はこの間のことがあるから、今度は中国寄りというのを意識しない笛を吹くんじゃないかという気がするけども・・・