大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

傍観者としてACLに関わるということ

2011-09-16 07:35:56 | ACL/A3
こないだの長居でのACLの試合を観戦した際において、ハーフタイムにトイレで出くわしたのが、代表ユニを着て必勝という字の間に日の丸を入れたハチマキをしていたおじさんに出くわして、この人一体何者なんだろうな、と色々想像したりしたんだけども・・・まあ、ああいう格好をされておられるから、単なるライトなサッカーファンというわけでもないだろうし、むしろ日本代表をかなり追いかけておられる方じゃないかという気はした。でなければ、国際試合とはいえセレッソの試合にこんな格好で来るわけないもんね。

で、自分からみてその人をどう思うかと言えば、それはそれでアリだとは思う。クラブチームの試合であると同時に、クラブの名を借りた国対国という側面があるのもACLだからだ。だからこそ筆者は、大阪でせっかく試合が行われるんだから、応援するしないは別としてもこの機会を、各自がそれぞれ自分なりの方法で楽しんだらいいんじゃないかと提案したわけなんですがね。その意味では、この代表ユニを来たおじさんにしても、セレッソなんか応援出来るか、ボケ!とばかりに全北のゴル裏に行った人たちは、それぞれが自分なりの楽しみ方をしていたとは思う。こう考えるのも、やはりACLに最初に出た時の盛り上がりの少なさというのを身をもって体験しているからであって、もし今回自分らが勝ち上がっていたとしたら、セレサポの皆さんには、好き嫌いは何らかの形でガンバのACLというものに関わっていて欲しいとは思うけどもね。まあ、でも好きの反対は嫌いではなく無関心っていうからなあ・・・その意味では嫌い嫌いも好きのうちかもしれんけど。

ただ、メディアにおける取り上げ方というのは、やはり代表のノリの延長であったりするわけよね・・・本来ならそこにクラブチームとしてのライバル意識みたいなものを覗かせる見方があってもいいんだけども、それが表に出てくることはない。それどころか、大阪市長が、日本中のサッカーファンがセレッソ大阪を応援しています、なんてことを試合前に言うもんだから。だから、ガンバサポの中で、全北を応援すると明言している人たちの頭の中って、そういった風潮に対する反発も含まれているんじゃないかって言う気がするわけ。

で、ややっこしいのは、ネットでは、既存のメディア報道とはまったく正反対の言説というのがガンバ系のTLやブログを埋め尽くされてしまったというから、そこに嫌悪感を覚えられたという方が出てくるんじゃないかと。そこら辺、自分なんかは、「你有你的道理,我有我的道理(あなたにはあなたの、私には私の考えがある)」と理解しているから、人がどう思うとあまり気にはしていないし、自分も人の考え方には干渉はしないんだけども。