大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

世界杯予選賽 日本 1-0 朝鮮

2011-09-03 08:22:16 | サッカー全般
後半アディショナルタイムでの決勝ゴールというデジャヴュな展開で勝利。とはいえ、スコアは1-0だけども、こちらに危ない場面なんてあったっけ?というくらいの完勝といえるくらいの内容だったのではないだろうか?クロスバー直撃弾とか、相手GKの攻守にも阻まれていたお陰で本来なら3-0で終わっていた試合が後半最後まで目の離せない展開にはなりましたけどもね。

ただ、筆者から見て誤算だったのは、本田不在が思いの外影響していたことか。柏木が代わりに入ったんだけども、試合が始まってからは彼が窮屈そうで、あまりゲームに入れていなかった。そのうち香川と入れ替わる形で前半は左に流れて香川が中へ入るスペースを作り出し、後半は右から仕掛けていたけども、個人的にはもう少し下がってボールを受けたりしてビルドアップを助け、長谷部が追い越していくような形を見たかったし、彼は3列目と2列目を上下することで攻め上がる時の推進力を活かすことが出来るタイプだからそこは物足りないところだった。本田が居れば下がって受けてタメを作れるポイントがなかったというのが、引いてブロックを作る北朝鮮相手には影響したかという感じ。

まあ、それを除けば柏木は皆が言う程悪くはなかったと思うが、ダメダメと言う人たちは多分彼の右足のシュートの精度を言っているんだろうな。その意味で、昨日の柏木をどう評価するかによって、その人の観戦歴やサッカー観というのが見えてくるとは思うわけですが。

北朝鮮はこの試合引き分けでOKという入り方をしていた為、GKが怪我したことで本来は交代のところを交代せずに済んだというところか。すなわち、ラインを高く上げてしまうと、GKの飛び出せなくなるので、試合の途中どこかで相手が前がかりになったところを奪って素早く前線の岡崎あたりに出せれば面白いかなと思ったけどもそういう場面はなかった。そうすると、これは北朝鮮のCBにも言えるんだけども(ラインコントロールが全く出来ていなかった)、引き篭った中で、最後の砦として跳ね返すという役割に特化したからこそ、彼らはボロを出さずに済んだというところがある。まあ、アン・ヨンハッだって、ガンバ戦に先発したように守備だけを考えたらOKという役割に特化すれば効いているんだけども。逆にあちらでやる時には今度はボロが出てくるんじゃないかなって思うんだけども。

その一方でテセは前線で孤立気味で、途中コンちゃんに当たられてしまって殆ど何も出来ずに最後交代。最後は、守備固めで交代させられたのか、日本が知らない選手を入れるという意味での交代だったのかはよくわからない。一つ彼に同情する点があるとしたら、彼は殆どサポートが受けられない状態で、マヤとコンちゃんにマークされながらも孤軍奮闘していたところだった(そのせいで、日本は途中から両サイド上がりっぱなしでも没問題)。試合中に映しだされる彼の表情見ているとものすごいフラストレーションを貯めているのが伺えるけども、川崎でプレーしていた時とは全然勝手が違う中でプレーしているから無理もないか。あと、ボーフムでも出場機会に恵まれていない状況で、本人がどう考えるかですね。試合に遠ざかることが予選での出来にも関わってくるだろうし。この点ヨンハはガンバ戦で出られたというのが良かったのかもしれない。だってある意味昨日の試合の予行演習にもなったんやしw