La douce vie

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リリエンベルグのハロウィンのパンプキン・パイ

2008-10-31 | patisserie / favarite sweets
ハロウィンの時期になるとパンプキン・パイを食べたい!と思うのですが、どうも欲しくなるようなパンプキン・パイに出会わない。(自分で作ろうという意思もない)
そんなわで生まれてこの方、ハロウィンでパンプキン・パイを食べたことがなかったのですが、この前素敵なパンプキン・パイを頂きました。
リリエンベルグのパンプキン・パイ!まさにハロウィンです。
「横顔」と言いながら真っ二つに切って温めて頂きました。
見た目の可愛さだけでなく、勿論味も美味しかったです。

フィギュアスケート:スケートアメリカ女子 キム・ヨナ選手圧勝!

2008-10-29 | figure skathing、ice show
キム・ヨナ選手
SP:「死の舞踏」
素晴らしいプログラム!一目惚れです。圧巻の演技で思わずTVに向かって拍手しました。
2Aでお手付きですが、あまりにもプログラムが素晴らしくて気にならないほどです。
現代的で洗練されていながら、毒というかスパイスが効いた大人の女性のプログラム。
ジャンプの後、エレメンツとエレメンツの間の印象的な表現。濃いアイラインでより効果を増幅させる印象的な目線。
昨シーズンに彼女に対して感じていたモヤモヤを吹き飛ばすような作品。
音楽や表現、衣装やメイクなどに彼女のフィギュアスケートに対するこだわりを感じます。
私見でしかありませんが、唯一、3-3認定を受けた彼女のジャンプは1つ目のジャンプの流れをそのまま利用した教科書通りのジャンプという印象。回転不足を受けた選手はセカンドは瞬発力で決めている印象を受けました。

FS:「シェヘラザード」
SPと同じ個性の強そうなイメージの選曲をFSにすることに疑問を感じましたが、SPよりたおやかな表現が随所に見られました。
出だしからすごい存在感。
ループは回避したものの素晴らしいジャンプの連続。
SPではシルバーの王冠のピアス(イヤリング?)をFSでは少しデザインの違うゴールドの王冠をつけていました。それぞれの衣装の色調、スパンコールやビーズの色にきちんと合わせていてるところが細かい気配りができていて素敵。


中野選手:
SP:「ロマンス」
FOIで見たときにSPにしては曲調がゆっくりで難しそうだなぁ、と感じましたが、しっとりとしたロマンチックな雰囲気が素敵です。
Lzが2回転に。

FS:「ジゼル」
バレエの表現が本当に素敵でした。
3Aを回避した分他のジャンプや表現に気を配ることができ、作品の世界観をクローズアップした印象。
悲恋で狂乱する村娘ジゼルから一変。後半の妖精になるジゼル。片足で跳ねるステップ(*すみません、なぜか勝手に手が「パ・ド・ドゥ」と書いていた。間違いです。)を踏む姿から後は中野選手がお人形さんのようにみえて、写真だけ見たときは「衣装がかわいすぎやしないかしら?」と感じた(中野選手は大人の選手だという認識をもっているので)ものも一気に解消。マリーナ・ズウェア氏の真骨頂の物語をみせる構成を十分に楽しみました。
花の髪飾りもとても素敵です。
インタビューでは3Aの回避が非常に悔しそうだったのが印象的です。

安藤選手:
SP「SAYURI」
ブルー系とピンクの組合せの着物っぽいスパイスの衣装。そういえば昨シーズンと同じような色の組み合わせ。彼女の好みなのですね。
今までとは違う落ち着いたトーンのメロディ。アメリカのJr勢のデビューもあるのでよい選択だと思いました。
昨年と同じシーズン初戦の緊張からかステップでのミス。

FS:「ジゼル」
6分間練習で衣装が形だけでなく色も似ていてびっくり。ジゼルは基本ブルーなのでしょうか?
シーズンオフにFSを新しくするときいて「え?!」と思いました。昨シーズンの「カルメン」は安藤選手の代表的なプログラムになると思ったので最後にやり残したことがあるように思えました。なので今シーズンも「カルメン」を続けると思ったのですが。。。ま、私がもう一度見たかったということなのだな。
2回くらいバランスを崩しましたがよく最後までもちこたえました。ジャンプは素晴らしく安定していましたが、2日続けて3-3の回転不足判定は残念です。シーズン後半にいい調整ができるといいですね。
高橋選手の昨シーズンの「ロミオ&ジュリエット」を思い出させる安藤選手の良さを活かしたアグレッシブなプログラムという印象でした。


レイチェル・フラット選手:
SP:「ムーンリバー」
世界Jrの時に「Jr選手なのになんてエレガントな子なんだろう」と感嘆しました。SPでもよく曲を掴んだ素晴らしい演技でした。
3F-3Loが回転不足で残念。

FS:「海」
SP同様FSでもエレガントな表現でしたが後半にスタミナ切れ。デビュー年なのでFSでも3-3に挑んでくるかと思いましたが回避。あとで、アメリカ勢の競いあいも大変なのだな、とつくづく思いました。
荒川さんが彼女の表現のエレガントさの理由を具体的にあげているところが面白い。

ミライ・ナガス選手:
SP:「チャップリン・メドレー」
最初のコンビネーションに失敗、次のジャンプにセカンドをつける。長洲選手の3-3判定はNHK杯に持ち越されました。
ジュニア上がりらしい溌剌とした演技。スピードがあり、スピンのポジションの多様性とスピードがあり、うまくいくと点数が伸びそうに感じた。

FS:「天国と地獄」
メリハリのある曲が1つ1つのエレメントをキチッとこなす彼女に合います。
ステップで大きな転倒。成功すると盛り上がりそうなので次が楽しみです。


キミー・マイズナー選手:
SP「アンジェ・パッセ」
以前よりしっかりメイクしている印象。だからといって濃すぎるというイメージもなく。
コンビネーションを無難に3Lz-2Tにしたものの3Fで転倒。

FS:「合奏協奏曲第11番ニ短調」
ジャンプを立て続けに2つ失敗。二度目は起き上がるのに少し間があり、競技を続けられるか心配しましたが最後まで滑りぬいてくれました。
シニアデビュー年に世界女王になってしまった後ジャンプに苦しむようになり、なかなか結果が出せず辛いだろうな、と思いますがこつこつと頑張っているひたむきな姿は好感を覚え、応援してしまいます。


スザンナ・ポイキオ:
FS:「ラフマニノフ」
東京ワールド以降なかなか演技をみるチャンスがなかったのですが、やはり美しいスケーティングでFSが短く感じました。


追記:
1.アメリカはスケート人気が落ちているというものの集客力は相当なもので、日本のスケート人気はブームといっても規模が違うなと思いました。
2.常々思っているのですが、icenetworkの写真はアメリカ以外の選手はほとんどがとてもベストな写真とは思えないのですが。技を一生懸命しているきばっている顔や一瞬の変顔、顔が映っていないものもあり。一方、アメリカ選手はいい表情をしている写真ばかり。被害妄想でしょうか・・。

フィギュアスケート:スケートアメリカ 男子 小塚選手優勝!

2008-10-27 | figure skathing、ice show
びっくり!というのが正直な感想。(小塚選手ごめんね、でも、ご本人もインタビューの後で「びっくり!」と言っていたから許して下さい)
優勝ももちろんびっくりならば小塚選手も最高の快心の演技というわけでもなくFSは4回転転倒+ダウングレードとられているし、ジョニーもライサチェックも決していいとまでは言わないけれど悪い演技ではなかった。
勿論、ウィア選手とライサチェック選手のライバル対決という強い緊張感とシーズン初戦であるということは抜きに語れませんが・・・
確か、高橋選手も織田選手も19歳でスケートアメリカで優勝してますよね。小塚選手も続きましたねぇ。(間違ってたらごめんなさい)
では順不同でざっと感想を。


小塚選手:
SP:「TAKE FIVE」
はじめて「TAKE FIVE」を選んだ、と知った時、「合ってる!」と思いました。昨シーズンのSPでテンポの早い曲を拍子でなくメロディで動いているように感じたので、5拍子も問題ない!って思えて。
FOIですごく上半身の表現が洗練されていたのでGPシリーズが楽しみでした。最初と最後のポーズも小塚選手らしくっていいです。スピンもポジションがきれいで変化してもスピードが保たれている。ステップも一人スイスイ滑っていて難しいことをやっている感じに見せないところが凄い。演技が終わった時から得点が楽しみだったけれど、80点台とは!ポジション的にいいとこつけましたね。

FS:「ロミオ」
衣装がシンプルすぎて「トヨタさ~ん!」と叫びたくなった。
4位との得点差が開いていたのでのびのびと4回転に挑めるんだろうな、と思ったらやっぱり4回転。転倒+ダウングレードだけれどいい経験ですよね。しかし、その後に3A-3Tが凄い!
全体的にジャンプが安定しているうえ、イーグルから跳んだりステップから跳んだりルールブックよく読んでいる印象。
あのEXを優勝選手としてアメリカで滑ってくれるのが嬉しい。
織田選手と高橋選手もこの結果は刺激になっていることでしょう。とにかくおめでとう!


ジョニー・ウィアー選手:
SP:「ON THE WING OF TIME」
肩あきの衣装は彼しか似合わないなぁ。昨年は白黒のオセロ衣装が多かったので(同じような印象を受け、ファッションも楽しみにした分少し残念だったけど)今年は水色と紫がとてもきれい。
数年前まで感じた最後のスピンやステップでは疲れてしまう、というところがなくなりました。全体的なエレガントさはいつもながら流石。

FS:「ノートルダム・イン・パリ」
GPシリーズから4回転きましたね。昨シーズンよりジャンプの難易度も上げているけれど疲れを感じさせず。小塚選手が高得点が出たのでPCSでグンと伸びるかなと思ったらそれほどでもなくて意外。
まぁ、ウィア選手もライサチェック選手も後半によりよくなっていくので、今の時点で十分素晴らしかったので、後半戦はますます期待です。

エヴァン・ライサチェック選手:
SP「ボレロ」
ライサチェックがタラソワ氏に師事したのもかなりびっくりでした。彼のイメージからはかけ離れている感じがしたので。荒川さんのプログラムが好きとのことで、あぁ、スケール感の大きさというところは共通しているかも。と思いました。
ライサチェックのオールバックはどうかしら?と思っていたら、七:三ですか。今年七:三はファッション界では流行しているというニュースを思い出した。後ろがクリンとなっているところが可愛いです。オールバックより似合ってるかも。
最初に4-3ではなく3-3だったので、がっちり決めてジョニーに勝っておきたいんだなと感じました。

FS:「ラプソディー・イン・ブルー」
赤蝶ネクタイに七:三、この格好で「ラプソディ…」かぁ、まだ、見慣れていないし滑り込んだらタラソワ氏の狙いが見えてくるのかなぁ。
4回転を回避して勝ちをがっちり取ろうとしない姿勢は素晴らしい!
全体的にはウィアー選手同様素晴らしく、3Aつも回転不足をとられていることにも気付きませんでした。
ライサチェック選手は大一番に力を発揮する選手なのでウィア選手同様今後がますます楽しみです


ケビン・レイノルズ
アメリカのカントリーショップで売っているお人形さんみたい。といつも思っていしまう。佐野さんのおっしゃる通り4回転ジャンプが3回転に3回転ジャンプが2回転に見えてしまう。FSの木の衣装がかわいかった。

ショーン・ソーヤ:
FS「アマデウス」
ショーン・ソーヤ選手大好き!
曲がうまく入らず、でも、集中力を切らさずによいFSでした。
あの重いメロディなのにモダンで上半身の動きが洗練されていて表情も魅力的。カナダの選手はプログラム全体を見せるのが上手いなぁ。スピンもバリエーションがいろいろあって柔軟な体を活かしていて素敵。

アレクサンダー・ウスペンスキー:
FS「ラフマニノフメドレー」
キス&クライでコーチと髪型が同じでびっくりした。
繊細なバレエ表現は相変わらず素敵です。

アダム・リッポン:
SP「嵐(G線上のアリア+四季 冬?)」FS「道化師」
SPはランビエールのFSはジェフの使用していた曲ですか。と、単純に思った。
リッポン選手は70-80年代前半のアメリカの青春映画に出てきそうな顔立ち。手編みのセーターとマフラーで雪の中を歩いていそうなイメージ。
筋肉がついたとのことですが、全体的に重そうな印象でした。
ただ、あの若さで繊細な表現は素晴らしい。


女子はまた次にします。

「spiritek」 宮沢和史×bird

2008-10-24 | music
SPIRITEKインタビュー、試聴他


秋も深まってきた今日この頃。
秋に合う落ち着いたトーンの素敵なDuoを。
宮沢さんもbirdもいつもより肩の力を抜いて歌っております。


このPVお父さんとお母さんが子供を連れてスケートリンクで遊ぶ、というシチュエーション。発表された当時、登場されたスケーターの名前を紹介していたと思ったのだけど忘れてしまった。お母さんとお父さんが最後にシンプルだけど心の赴くままスケーティングを楽しんでいるというような素敵なアイスダンスをしている場面が印象的です。
さて、いよいよスケートはGPシリーズ到来ですか・・・あんまり自覚がないけど。

オペラおじさん

2008-10-22 | 雑記・未分類
とある駅構内でどこからともなくオペラの歌声が響き渡ってきます。。。
姿はなくただただテノールの大声量の歌声が流れてくるのです。
しばらくしてオペラを歌いながら一見普通のおじさんが通り過ぎていく。
ひ、久しぶり!オペラおじさん。

私がオペラおじさんに最初に出会ったのは10年以上前。やはり突然オペラの歌声が聞こえてきたけれど、なかなか姿が見えない。声量があるから歌声が聴こえてから出会うまで時間がかかるのです。
翌日、その近辺に住む後輩ちゃんにその話をしたら
「それはオペラおじさんっていうんです」とのこと。なんでも地元では有名らしい。
すっかり忘れていたのですが、久々に同じ駅で再遭遇。
私の記憶と歌声がちょっと違うような。。。という訳で仮説を立ててみました。

仮説.1:家族が一時期パヴァロッティにハマっていたので、パヴァロッティの歌声で記憶が更新されてしまっている。
仮説.2:オペラおじさんは複数いる。
仮説.3:オペラおじさんは二代目オペラおじさんに引き継がれた。

ううむ。。。

ピアノ・レッスン

2008-10-20 | cinema/観劇/舞台
19世紀半ば。ニュージーランドへ写真見合いで嫁いだエイダ。
彼女は子供の頃に口をきくことをやめてしまい、自己流の手話で娘を介してコミュニケーションする。
夫スチュワートは「重い」という理由でエイダの大切なピアノを海辺へ置き去りにする。
エイダはスチュワートの友人ベインズにピアノの浜辺へ案内を頼み、海辺でピアノを弾く。それをみたベインズはスチュワートに土地とピアノを交換するように頼み、スチュワートはそれを承諾する。
ピアノを返すように頼むエイダにベインズはピアノをレッスンするごとに1つずつ黒鍵を返すという条件を出す。

とにかく映像が素晴らしく美しい。鬱蒼としたニュージーランドの原生林の森。森の雨。海岸のピアノ。貝で描いたタツノオトシゴ。ヴィクトリア朝時代のファッション。鍵盤に書かれたメッセージ。どの場面を切りとっても絵画のように美しい映画だ。
そして映画館で観た当時、ラストへの展開がとても新鮮に感じた。
この映画、映像に惹かれて何度も見てしまう映画の1つとなってしまっている。

カンヌで「さらば我が愛 覇王別姫」と競い、この映画がパルムドールを獲得した。どちらも私にとって大切な作品である。

ステファン・ランビエール引退

2008-10-17 | figure skathing、ice show
ここのところフィギュアスケートで随分うちひしがれるニュースが多い。
ジェフリー・バトルの引退。
それに、実はこの(この、じゃなくてこの前のですね)週末に急遽東京ブロックを見に行こうと思い立ったのですが、これまた急遽来客予定が入り、それでも太田選手の「アランフェス」をどうしても生で見たいのでなんとかやりくりしてFSだけでも行こうかと思ったのですが、欠場ということで私の気持ちもぽっきり折れて取りやめにしました。
もちろん他の選手だって見たい気持ちはあったのですけれど、あまりにも予定がきつかったので。
その、私の気持ちが折れたことなんかはどうでもよくて、厳しい練習の日々の成果を披露する場に出ることが出来なくて太田選手が一番辛い思いをされていることと思います。

そして、ランビエール選手。記者会見がある、というニュースを見てからある程度覚悟はしていたのですが。。。
ランビエールまで。

ランビエールはシマウマの衣装のインパクトがまぶしすぎて、彼の良さを認識するのが随分遅れたなぁ。
来るか来ないかやきもきした東京ワールド。SPの6分間練習の時、ランビエールだけは一人ダンサーのような独特なオーラを放っていてとても印象深かったです。
翌日のFS。あのポエタの作りだした熱狂的な空間を共有したことが忘れられません。

「四季」のステップは本当に美しい馬の躍動のようで素晴らしかった。
「ポエタ」の世界観は完成度が高くて素晴らしかった。
今年のカーニバル・オン・アイスの「ロミオ&ジュリエット」もとても繊細で抒情的で素晴らしかった。
バンクーバ五輪でランビエールがラベルの「ボレロ」を演じるのをみるのが夢でした。

日本のアイスショーによく足を運んでくれて自分のプログラムだけでなく、オープニングでもエンディングでも本当に楽しそうに踊ってくれていて。彼の人柄を垣間見るようでした。
ジャンプがうまくいかず、成績が振るわない時もいつも私の中ではランビエールは世界王者の認識がはずれることはありませんでした。
まずは怪我の完治をされますよう。
今後も今まで同様ぜひ日本のアイスショーに来ていただきたいです。

MARIAGE FRERES の VANILLE DES ILES

2008-10-16 | tea,juice,liquor,soup,drink
予算内でリクエストのプレゼントをもらうことになり「何にしようかなぁ?」と考えた末、自分のお小遣いでは買うことのないMARIAGE FRERESの缶入り紅茶をリクエストすることにしました。
マリアージュの缶ってやっぱり素敵だな、と余計なとこまで喜んでいる私。
「島々のヴァニラ」というヴァニラの甘い香りが漂う紅茶は多めのミルクを入れて。
秋冬には心も体もほっこり温めてくれます。

映画のポストカード

2008-10-14 | 雑貨・table wear
ついつい物を集めてしまう癖があって、あんまり物に執着する癖をなくしていきたいと思っているのですが。。。
ポストカードもその収集癖の一部です。
ポストカードの中でも今回紹介するのは映画のポストカード。
「リバー・ランズ・・・」は風景の映像の美しさの記憶のままの図だし、「風と共に去りぬ」もかえって写真でなく絵になっている方がドラマティックな映画そのもの。「パルプ・フィクション」もおしゃれでありながらB級感が出てるところがステキ。
そんなこんなでついつい手元に。あ~ぁ・・・。

最近読んだ本.23

2008-10-10 | book/comic
「不安な童話」恩田陸
主人公はある日あまり知られていない画家の遺作展に行く。そこで飾ってあった絵を見た途端、その画家の記憶を呼び覚ますす。その画家の息子が彼女を訪ねてきて・・・。
最初はかなり強引な話の展開だと思ったが、文章が読みやすく楽しめた。

「回天の門」藤沢周平
藤沢作品らしくないな、と思っていたら史実の人でした。
幕末に初めて「尊皇攘夷」を唱えた人物の生涯。幕末物は時々読むのですが、知識が浅すぎるので、読むのに苦労します。やっぱりまずは「竜馬がゆく」を読まないと駄目なんだろうなぁ。

「となり町戦争」三崎亜記
町内会の広報誌で隣町との開戦を知った主人公は役所から偵察業務を命じられ…。
お役所的な手続きをふむところがユニークだが、決して戦争から話は逸脱するわけではない。着目点がユニークな作品。