La douce vie

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ブールミッシュのシブースト

2021-11-29 | patisserie / favarite sweets
ケーキやパティスリーに興味を示し始めた当初のきっかけの1つはブールミッシュのシブーストです。

仕事帰りに何か買って帰りたい。でも、何も買いたいものはない。デパ地下をふらふら歩いていた時に目に入ったブールミッシュのホールのシブースト。

これなら、家族で食べるのにちょうどいいかも。

当時は自分が家族のために甘い物を買って帰るなんて発想がなかった(自己中)のですが、この時の気まぐれも、今思い出せば、ケーキ好きのきっかけの1つになった気がします。

HPより。

シブースト


1840年頃、パリの菓子職人シブースト氏が考案したアントルメが 「クレーム・シブースト」と呼ばれ、人々の評判になりました。 それから百数十年経った1971年、パリのベッケル菓子店にて製菓修行をしていた 現ブールミッシュの店主である吉田菊次郎は、古い文献を探り その中よりシブースト氏の作品を取り上げ再現したのです。 これが当時パリで賞賛され、同じものが他店でもつくられることとなりました。 これが「タルト・シブースト」です。 1973年帰国し東京渋谷にブールミッシュを開設した吉田菊次郎は、 「タルト・シブースト」の発掘再現に手を染め得た感激を大切にすべく パリ時代のレシピをもとに一層のおいしさを追求し、今に至っています。

映画「スパイダーウィックの謎」

2021-11-26 | cinema/観劇/舞台
両親が離婚して母親と森の奥にひっそりとたたずむ屋敷に引っ越してきた3人の姉弟マロリー、ジャレッド、サイモンたちは屋根裏部屋から謎の書を発見する。

そこには大叔父アーサー・スパイダーウィックの“決して読んではならない”という警告のメモが記されていた。

子供向けファンタジーとしてなかなか楽しめるのでは。「決して決して読んではならない」は読ませるあるあるですね。

フィギュアスケート:ワルシャワ杯 村元・高橋組

2021-11-23 | figure skathing、ice show
  1. 相変わらず、得点や順位は関係なく、観た印象のみです。

村元・高橋組は実戦経験が少ないので、少しでも多く場数を踏んで滑り慣れることはよいことだと思います。

SDの方が自信を持って滑っている印象。
基本、和のプログラムは好きじゃないのですが、これは好きになりました。
日本人の方が振付に関わったお陰でなんだそりゃ感ではなく、外国人ウケしそうな日本イメージでこちらとしても受け入れやすかったし、村元選手の衣装も巫女さん的なイメージがあり、豊漁の女神っぽくてよい。
昨年のマスクはよく、こんなに踊れるな、という印象でしたが、今年の演技を見た後、マスクを見たら、演技が小さい。もちろん、昨年とは違うパターンダンスなので、一概に比較はできませんが。



FD

つくづく、私のフィギュアスケートのイメージって、こういうプログラムなんだよな、と思う。いろいろ見てくると、こういうプログラムもああいうプログラムも素敵と分かってくるけれど、フィギュアスケートに詳しくない時にフィギュアスケートと言えば、こういうプログラム、というイメージそのもの。

そして、この練られたプログラムを見ると、ズエワコーチの思い入れの強さを感じます。
私の中でズエワコーチはバレエプログラム、正統派の美しさ、に秀逸な腕を発揮するという印象なので。

「一分間だけ」原田マハ

2021-11-21 | book/comic
タイトルからは想像もつかなかった主人公と犬の物語。
ファッション誌の編集者ナンバー2として、忙しく働きながら、恋人と郊外のベッドタウンに住む主人公。雑誌の企画で取材に行った殺処分前夜のレトルリバーを引き取ることに。
ただ、実際は恋人でコピーライターの恋人がほとんど面倒を見ている。恋人に仕事のつき合いの海外旅行を勧めておきながら、自分の仕事に忙殺され、帰りが遅くなる。
トイレを外でしつけられた犬はぎりぎりまで我慢しているけれど、それには限界がある。しかし、主人公は犬に当たり散らす。次第に仕事とプライベートの両立が困難になっていく。
犬を飼う=かわいい、癒される。だけでなく、日々の世話のこと、病気になった時のこと、そして別れ。さらに、ペットショップの動物がある程度の大きくなると察処分されるという目を背けたくなるような話を盛り込み、そして主人公は理想的な飼い主ではない。
ペット先進国のヨーロッパでは想像つかないような、日本のペットビジネス問題。
軽くペットを飼いたいと思っている人、ペットを持て余している人にお勧めしたい本である。

キルフェボン:赤いフルーツのタルト、モンブラン

2021-11-19 | patisserie / favarite sweets
赤いフルーツのタルト

まろやかな酸味を感じるこくのあるクリームのタルトにシナモンをふり、
6種のベリーをふんだんに飾った甘酸っぱいタルトです。

いつもお店で目を引くタルトでしたが、自分で選ぶことはなかった。なんか、酸っぱそうというイメージで。でも、食べてみると酸味が強いというほどのことはなく、美味しく頂きました。



モンブラン

栗のペーストを使用したクリームにほろにがいココアタルトが好相性です。
どっしりと濃厚なクリームに厳選した渋皮栗をのせ、甘酸っぱいカシスを飾ったキルフェボンオリジナルのモンブランタルトです。
キルフェボンでクリームが多いのも損した気分になって、どうしても、フルーツふんだんなものを選びがちだったので、こちらも初かも。美味しく頂きました。

映画「人生の特等席」

2021-11-17 | cinema/観劇/舞台
イーストウッド主演
ガスは長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向ける。窮地に陥った父親に救いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない娘のミッキーだった。
なんか、主人公の老い、父娘の諍い、父娘の仕事やプライベートの岐路、アメリカ人にとって特別である野球、新しい恋。
こういうキーワードを出していくと、企画やスポンサー集めの姿を想像してしまう今日この頃。

フィギュアスケート:NHK杯2021 雑感

2021-11-15 | figure skathing、ice show
最近の私の傾向ですが、ほんの一部の選手しか見ていません。ずっと試合の緊張感が続くのは心が疲れてしまうのですよ。
だから、他の選手との比較や最近のルールやジャッジの傾向はとんとわかっていません。ただ、見て楽しむだけ。


村元・髙橋組

RD

前回の試合のFDは昨年と比べ、かなり構成が変わっていることに気が付いていませんでした。気に入っていてもら大きなミスがあるプログラムはクリーンな演技と比べて、繰り返し見れないものがあります。(時にミスがあっても秀逸なプログラムというものもある)
スピードもあり、距離もずっと近くなっている。(
今回のソーラン節は冒頭から細かいアレンジが加わっていることに気付きました。(長い前置きは前回のアメリカでの試合の演技が良かったので、細かいアレンジに気付くほど何度も見たと言いたかった)滑り込んだ分、細かい演出や表情なども入って、よりプログラムのクオリティを上げている印象。リフトも安心して見てられました。
髙橋選手の腕の筋肉もさることながら、血管の浮き出方が凄い。厳しい筋トレをしてこられたのが感じられます。思えばアイスダンサーの筋肉(リフトなどに必要な)は短期間でつけられる訳ではなく、昨年は技術もだけど筋力も発展途中だったのだと思います。
は〜どっこいしょ♪という謳でリフトされることを許した村元選手はナイスアイスダンスガールです。

FD
このプログラムもアメリカの時から細かいところが変わってませんか?
他のアイスダンサーはどうか分からないんですけど、こんなに試合後にマイナーチェンジを繰り返すまのかな?
二人の能力を見極めての変更でしようが、結成間もない二人にはかなり厳しい注文だな、とも思いました。
ひやりとする瞬間もありましたが、うまくまとめ上げた印象。このプログラム好きなので、このNHK杯の演技を繰り返し観ることになると思います。

あと、アメリカではバレエ舞台的なのかアメリカ的好みなのかメイクしてます然としたメイクが私の好みではなかった(10年くらい前にランビエールも荒川さんもアメリカで盛り盛りメイクさせられて怪しげなマジシャンみたいで好きじゃなかった)ので、今回のナチュラルでもきちんとしたアイメイクでよかったです。髙橋選手の最後のシングル時代のSPも振付師に盛り盛りメイク要求されていたけれど、なんで。アメリカではああいうメイクが未だに良しとされるのだろう?

小松原・コレト組

RD
ノリノリのディスコミュージック。
ダンスもフリーレッグもよく合っている。さすがだな、と思っていたら、この諸事情やご時世もあり、なかなか一緒に練習できなかったりという日々が続いてたそうで、そうと思えない親和性に驚きました。

FD
しっとりとした情感や難易度高いだけでなく、形も美しいリフトがこの組の魅力だと思う。
選曲がこの2人にぴったり。

チョック・ベイツ組
FD
ストーリー性がある訳ではないけど、すべてのポジションが美しく見応えがありました。

シニツィナ・カツラポ組

個人的な好みの問題なんですが、ソチの頃からカツラポフのツイズルのクセの強さが気になるんだよな。



ペアSP
三浦・木原組

凱旋の演技。技に入る前に高い評価を得られそうな難しいことを簡単そうにやっている印象。
日本人という贔屓目なしにしても、目を引く演技。
今後、大きな大会で、点数や順位が上がることがあるような可能性を秘めている気がする、そういう時は動じず、従来の演技ができるように。

FS
スピード感を感じる、1つ1つのエレメンツの質の良さを感じます。
ホームの喜びと同じくらい期待へのプレッシャーもあったと思うのですが、力を出しきる練習を積み上げて来たのでしょう。
ミスをしても引きずらない強さ。
キスアンドクライでの三浦選手の涙は自分のミスに対する悔しさだと聞いた時いた時、トップに登るメンタリティからから言葉だと思いました。

木原選手の笑顔の理由は数年越しの思いが詰まっていたのですね、昔は日本人は無表情とか欧米で言われていたくらいですから、演技つけわすれていたかもしれないけれど、さわやかな笑顔な方が絶対いいですよ。

元パートナーの高橋成美さんが気持ちの良いほど絶賛しているのを聞くと、こちらも気持ち良くなります(笑)



男子SP

宇野選手

高難易度のジャンプが終わっても張り詰めたような空気感があって、それは試合の緊張感なのか、プログラムから感じられる近寄り難いような高潔感からくるものなのか。すべての要素、どれをとっても素晴らしかったです。
試合後のインタビューでは彼にしか分からない技術的感覚を説明してくれたことや、今後の道のりを考えた上での話をしてくれたのですが、宇野選手はフィギュアスケーターとして本当に賢い人だなと、つくづく思います。(毎回インタビューを聞くたびにに思うのだけど)
衣装もプログラムから感じられるような高潔な美しさと男性らしい凛々しさもあって、素敵です。

FS

ジャンプの着氷の流れが伸びているものが多く、今大会の得点の伸びに繋がったのではないかと思います。スピン、ステップの上手さは言わずもがな。ボレロの曲調も踊れる宇野選手に合っていると思います。
それにしても、スゴいジャンプ構成。

インタビューでは敢えてこのシーズンにトップで闘う覚悟の発言。スケーターさんいらっしゃいでは、謙遜した発言。いやいや、あれほどのジャンプ構成の最後にクリムキンイーグル入れられるスケーターはあなたしかいませんよ。


フィギュアスケート:スケートアメリカ 木原選手の積み重ね

2021-11-12 | figure skathing、ice show
NHK杯を前に書いておきたかったので。

スケートアメリカが始まっていたのに気が付かず、ニュースでりくりゅうペアが表彰台に立ったと知ってびっくり。
ペアの表彰台というのは私の記憶に残っているのは、トラン・高橋組の2012年の世界選手権。
ごめんなさい、りくりゅうペアの演技を見たことはなかったので、すごく見てみたくなりました。
スピードがあって二人ともいいジャンプをしていて、トランジッションも魅力的。
何より目を引いたのは木原選手の頼もしさ。
今までの日本ペアの多くは男性は外国出身の方が多く、日本の選手は線が細くパワー系の技術で苦戦している印象がありました。
しかし、木原選手はトレーニングを行い、カッコいい筋肉を身に着け、三浦選手を頼もしくリードしていて、三浦選手も木原選手を信頼してペアならではのアクロバティックな大技、大きなスロージャンプや難しいリフトを見事に披露しているではありませんか!
そして、木原選手が始終笑顔で演技しているのも、体力に余裕があり、細部の表情にまで演技をいきわたらせているのだと思います。彼の長年の積み重ねに敬意を表したいです。
もちろん、パートナーの三浦選手の実力や相性もなければここまでの結果は出せなかったでしょう。デススパイラルって女子選手の腕の力や腹筋や背筋力が半端ないと思う(実際はどこの筋肉が必要なのかはしらない。どうなんだろう?)
ここ10年くらいあまりペアは見ていなかったのですが、彼らが高い評価を得るのは当然だという印象を受けました。
五輪シーズンということが彼らに悪いプレッシャーを与えず、このままずっとのびのびと演技をしてほしい。

カナダに拠点を移し、帰国せずにトレーニングを続けたとのことですが、まさにその成果が出た印象。
コーチング技術はやはりカナダに魅力を感じる。トータルバランスのいい選手になる印象です。

それから、三浦選手のショートヘアでも髪が乱れる印象はなく、魅力的でした。




女子:宮原選手フリー「トスカ」
宮原選手の演技はジャンプやスピンだけでなく、トランジッション、表情、1つ1つが素敵で、衣装もシンプルなようでゴージャス、気品があって素敵。私にとって宮原選手のプログラムこそ理想なんだ、といつも思います。



男子:宇野選手フリー「ボレロ」
4回転のフリップを後半に入れてくるとは…。3Aの回転が少なく思えるほどのジャンプ構成で、でも、ボレロという曲に情熱のあらんかぎりを詰め込んだステップをしてくれる宇野選手であってくれて嬉しい。
ジャンプミスがそれほど気にならず、素敵なプログラムでした。
ステファン、宇野選手を支えてくれてありがとう。

back number 「アンコール」

2021-11-08 | music
以前、このグループの「花束」で会話劇のような始まりをする曲が印象的でいいな、と思ったのですが、「ハッピーエンド」でこんな正統派バラードも歌うんだな、と感心。

最近、新しい音楽がなかなか耳に入らない中で、珍しくこのベストアルバムは借りてみよう!と思って借りました。