La douce vie

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フィギュアスケート: 世界選手権2024

2024-03-28 | figure skathing、ice show
坂本選手:

三連覇おめでとう!おめでとう、凄すぎます。昨年はホームでの防衛の期待というプレッシャーに打ち勝ち。今年はアウェーで防衛。
坂本選手のジャンプの質の良さ、スピード、爽やかな笑顔は本当に魅了されます。

りくりゅう:
銀メダルおめでとうございます!
木原選手のシーズン序盤の怪我で初戦は四大陸、二戦目。でも、二戦目とは思えぬほど素晴らしかったですよね。
fsの後の三浦選手の悔しそうな表情。何を話しかけているか分かりませんが、三浦選手をフォローしているだろう木原選手、ペアならではの光景ですよね。素敵です。
SPの爽やかな曲調と三浦選手のグリーンの衣装のイメージがピッタリで素敵です。これが今回では終わるのはもったいない。同様にFSも四大陸のみではもったいない。(でも、今回以前のプログラムに戻したことは納得してます)ぜひ、来シーズンにまた見せてほしいです。
優勝したのが地元カナダのペアであるにも関わらず、りくりゅうの演技が1つ1つ決まるたび、大きな歓声が沸き起こるのがどれほど嬉しかったことか。

鍵山選手:
銀メダルおめでとうございます!
昨年は怪我でしたが、トップ争いに戻ってくるなんてすばらしい。これから、マリニン選手とよきライバルになるのでしょう。今後も楽しみですね。

宇野選手:
私にとって宇野選手は特別です。
もちろん、どのスケーターにもあたたかいカナダの観客ですが、宇野選手のSPにあれだけのスタオベをしてくれて本当にうれしかった。
FSは練習の成果が出し切れず、残念だろうとは思うのですが、ジャンプ成功失敗の云々に関わらず、表現を大切にする宇野選手の演技は勝敗だけじゃないんだ、と思わせてくれるのです。(負け惜しみではないですよ)

そして、カナダの素晴らしい観客の皆様にありがとうございました!とお伝えしたい気持ちでいっぱいです。
本田武史さんの言っていた通りの素晴らしいオーディエンス。
どの種目にも素晴らしいスケーターを排出しており、スケーティングの知識がある。地元以外のスケーターにもフェアで母性(父性)のようなあたたかさがある。
20年くらい前からカナダのスケートファンはずっとそうで、スポーツマンシップや氷上では平等であることを理解されています。
日本の歴代のスケーターの多くも私もカナダのスケートファンが大好きで、あのファンたちの姿勢を見習いたい気持ちです。

「女の園の星」2 和山やま

2024-03-25 | book/comic
和山やまさんの女子高の日常を描いたコメディ。

クワガタボーイの話は世の中せまいな、と思う出来事は時にありますが、生徒の親戚が星先生と同級生だったことから、卒業アルバムをの星先生を見たことから話は始まるのですが、生徒にあんなことされては今の時代だと星先生が気の毒です。小林先生はわりといい人だったと知れるエピソードでした。

世の中狭いといえば、うどんまんのエピソードも。本筋は女子高生あるあるっぽいです。それにしても、うどんまんって、炭水化物と炭水化物の組み合わせ。焼きそばパンみたいなものと思っても、やっぱり主食主食している(笑)

女子高あるあるといえば、星先生が既婚者であることが発覚した後の話も、ありそうで笑えます。このエピソードが一番笑ったかも。

映画「メジャーリーグ」3部作

2024-03-21 | cinema/観劇/舞台
最近では見かけなくなった笑いと物語のバランスがいい映画。
当時は大笑いした映画だったけど、弱小メジャーリーガーだからといって、日本の弱小高校チームがやがて強くなって勝利をおさめるような、クセが強いメンバーが揃いすぎ。
それと、今では人種だったり宗教を蔑視するように受け止められても仕方のないニュアンスは許されないだろうと思う。

チャーリー・シーンはどんな時でも表情が変わらない。最初は悩んでいる演技かと好意的に思っていたけど、多分、そうではない(と2作目まで見て)思った。昔は髪型と眼鏡のインパクトでそこまで目が行っていなかった。
当時はトム・クルーズと肩を並べる若手スターだと思っていたけれど、その後の事を思うと演技力の差も原因だと理解できる。

2部。
最初の作品の後、成功を収めたメンバー達は環境が変わっていき、野球に集中できていない状況から始まる。
とんねるずの石橋貴明さんが出演。
日本のジャイアンツ、というところが、当時のアメリカにとって笑いのポイントだったのだろうけど、今は日本人メジャーリーガーが沢山活躍していることは周知の事実ですね。
当時、日本で売れっ子だったタカさんがハリウッド映画に出演するのは驚きでしたが、日本での最初の作品のヒット、野球好きの国民性などマーケティングを考慮した結果なんだろうな。


3部。
何故、3部が作られたのだろう。主要キャストにのオリジナルメンバーはあまり出てていないし、コメディ要素は抑えられ、センチメンタリズムみたいなものを感じる映画になっている。それなら、トム・ベレンジャーを残せばいいのに、いない。チャーリー・シーンももちろんいない。3部作目というより、スピンオフのような毛色の違う映画。でも、アメリカ人って、センチメンタル野球モノが好きなんですよね。

「満ちてゆく」藤井風

2024-03-18 | music
藤井風さんの新曲「満ちてゆく」(公式YouTubeリンク)

このメロディはこの歌詞のために生まれてきたのか、というくらいメロディにのせて歌詞が響きます。

「手を放す 軽くなる 満ちてゆく」

この歌詞が心に沁みて、まさに「満ちてゆく」

藤井風さん、出会った時から、なぜあなたの若さでこんなに深い歌詞を書けるのだろうと感心していました。メロディメーカーとしても稀有な才能なのに、そのメロディに特別な歌詞を与える人でもあります。
「満ちてゆく」を初めて聞いた時もそう。
繰り返すこの歌詞。最後の「ゆく」だけメロディが少し変わって、それが、ますます、心に沁みて、サビへと向かって行きます。

私のカラカラの心へのお恵みです。藤井風さんの歌が喜雨となって、心が満ちていきます。

そして、もう一つ思いがけないプレゼント!テレビ出演。
「tiny desk concerts」ミニライブを放送。贅沢。
たしか、「まつり」「きらり」「damn」「ガーデン」「満ちてゆく」
今回のバージョンも素晴らしくって、CHILLだわ~。と聞きながら思ってしまった。(若者言葉使いたがる)

藤井風さんからの思わぬ2つのプレゼント。何度も何度も聞き返すことになりそうです。

NHK MUSIC SPECIAL 久石譲 ~いま世界で奏でる音楽~

2024-03-14 | ジブリ関連
いま世界に最も求められている日本人作曲家・久石譲。そんな彼の世界への挑戦を描く音楽ドキュメント。
コロナ禍が落ち着きをみせ、海外での活動が一気に動き出した22年5月のフランスツアーから、23年3月のウィーン楽友協会でのコンサートまでの活動を、名曲の演奏シーンを交え紡いでいく。

パリでのコンサート、ニューヨークでのスタジオジブリのスクリーンコンサート、ロンドンでのロイヤル・シェククスピア・カンパニーが手がける舞台「となりのトトロ」のプロデュース、クラシックの殿堂、ウィーン楽友協会での公演、そして宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」の貴重な音楽制作シーンなど、世界の人々にいかに自身の音楽を届けるかにこだわる姿を追い、「世界の頂点に立つ」という見果てぬゴールを目指す人間の物語を届ける。

HPより

パリ、ウイーン、ニューヨーク、ヘルシンキ等世界各国でコンサートが開れ、満員の聴衆の熱烈な反応が伺えます。
会場やコンサートの主旨にもよりますが、ジブリ映画のダイジェスト映像もあり、耳にも目にも楽しいコンサートです。

また、映画「君たちはどう生きるか」に使われる楽曲の収録シーンの他、ロンドンのロイヤル・シェークスピア劇団の「となりのトトロ」制作の裏側も知る事ができます。この舞台は13万3,000枚のチケットは完売、英国演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリビエ賞」の授賞式がロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われ、スタジオジブリのアニメーション映画「となりのトトロ」を舞台化した「My Neighbour Totoro」が、最優秀作品賞、演出賞、衣装デザイン賞など最多の6部門を受賞!
また、今年11月からロンドンのバービカン劇場で再演されることも決定しました。
映画を尊重した作りで、アジア系キャストが多くいるのを見て、ロンドンで奮闘するアジア系俳優にとっても素晴らしい公演だったのではないかと思いました。

恐らく、ジブリの映画を観た人々が映画音楽にも興味を持ち、評価されていったと思いますが、ナウシカで久石譲さんが初めて依頼を受けた時は宮崎駿監督も高畑勲監督もまだ知名度はなく、アニメーションというジャンルの社会的評価が高いとは言えない時代に、素晴らしい音楽を提供した事が長いタッグの始まりだと思うし、久石譲さんがアニメーション映画という依頼を軽んじなかったからこその今日(世界ツアー大盛況)だと思うのです。

また、久石譲の最新アルバム『A Symphonic Celebration - Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki』が、2023年7月15日付けアメリカ・ビルボード「Classical Albums」と「Classical Crossover Albums」において、自身初の1位を獲得。そしてアメリカのみならず、フランス「Classique Chart」1位、イギリス「Specialist Classical Chart」2位を獲得しており、「アニメ映画界で特別な存在感を持ち愛され続けるジブリ映画と久石譲のコラボレーションの結実」として世界のクラシック・チャートを席巻し、話題を呼んでいるそうです。

きっとジブリの功績を振り返る時、久石さんはジブリの所属ではないけれど、重要な一人として名前が挙げられるのでしょうね。


「君たちはどう生きるか」アカデミー長編アニメーション賞受賞おめでとう。


無印のレトルトカレー 素材を生かしたシリーズ

2024-03-11 | 食べ物 未分類
素材を生かした ほたてと海老のビスクカレー

素材を生かしたカレー チキンペッパーフライ

素材を生かした スパイシーチキン

昨秋買ったものですが、また、新たなチャレンジ。不思議と無印のレトルトカレーは買ってしまう。珍しいカレーは他でも売っているのに、無印には何か信頼感があるのかもしれません。あと、カレー週間だからか。

ちょっと贅沢な保存食として、テンションが上がるさぼりご飯用として頂きます。

さて、レトルトカレー話題に関連ですが、無印は3/1から23品目のレトルトカレーを値下げしました!
値上げ値上げの世の中で、ありがたいニュースです。

「ハニオ日記 Ⅰ」石田ゆり子

2024-03-07 | book/comic
石田ゆり子さんは動物好きとして知られるきっかけとなった「ハニオ日記」が書籍になりました。

ハニオちゃんとタビちゃんが赤ちゃんの頃からスタートします。(石田家に来るエピソードを読むと母猫ちゃんはどうしてるだろうと気になります)
石田ゆり子さんのアテレコが秀逸です。

書籍として購入するのは迷いがありましたが、収益は保護動物たちのために使われるとのことで、意味はあるかと思い購入。

ページをめくるたび、石田家の犬猫達の日常にあたたかな気持ちになります。

時に病気や怪我で看病する時も誤解を恐れず、公開していらっしゃるゆり子さんですが、犬猫はかわいいだけじやない、歳を取るし、怪我もするし、介護もする、きちんと、そこまでして、飼い主なのだと、ペットを飼いたいと思っている人々に気づきを与える事もほっこりする事と同じくらい、それ以上に大切な事かもしれません。

映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」

2024-03-04 | cinema/観劇/舞台
薬物依存症でどん底の生活をしていた青年が茶トラ猫ボブと出会うことで、薬物の断ち切りを決意し、人生を立て直していく。自伝本がベストセラーに。

よくある、猫の気持ちを人間がアテレコしているわけでもなく、魔法のような奇跡や偶然を猫が起こすわけでなく、偶然出会った猫が怪我をしていて治療させたい、その猫を食べさせていくために主人公が稼がなければならない、健康を取り戻さなければならない、と自分で気付き、実行すること。自分のためより、他者のための方が強固な実行力を持つことってありますよね。大きなドラマはないけれど。
それと、猫はかわいく撮らなくてもかわいい。予想したより好きな映画かもしれません。

映画の猫ちゃん、人ごみの中で多きな声で歌っている人の肩に乗って、よく演技できてるな、と感心していたら、ボブご本人がほとんどのシーンに出演しているそうです。ボブ、すごい。
それと、イギリスは(最近は日本でもそうかもしれないけれど、)薬物中毒を立ち直るためのカウンセラーがいたり、むやみにお金を与えるのではなく、仕事を与え、それでも困る時に食糧提供があるシステムが日本より整っている気がしました。

ちなみにカウンセラーの女性、見たことある!と思ったら、「ダウントン・アビー」のメイドさん。