La douce vie

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宮沢和史:音楽生活35周年アルバム『~35~』

2024-05-31 | music
THE BOOMとして本格的に「音楽生活」を始めて2024年で35年。現在も日本国内に留まらず南米を中心に世界各地でライブ活動を行いながら自身の音楽活動以外にも、執筆活動や楽曲提供、沖縄での文化・芸術にかかわる活動を精力的に行っている宮沢和史の35周年記念アルバムが完成!
今作は、先行配信されている3曲「午前0時の近景」、「島唄 ~琉奏~」、「遠影」に加えて、新たに4曲を録音し、計7曲を収録。宮沢和史の音楽仲間たちをゲストに迎えることで、宮沢和史のボーカリストとしての魅力を引き出している作品となっている。
NHKラジオ深夜便のうた(2月・3月)にも選ばれた、地元山梨の後輩・藤巻亮太と共作した「遠影」は作詞:宮沢和史、作曲:藤巻亮太と宮沢和史が担当、藤巻亮太はギター&コーラスで参加。THE BOOM時代の曲「島唄」を琉球古典音楽演奏家の親川遥と共演、「星のラブレター」では、昨年初共演した岸谷香のバンド「Unlock the girls」とのレコーディングで、岸谷香もギターとコーラスで参加。「からたち野道」では、坂本美雨や新進気鋭の三味線奏者・浅野祥をゲストに迎えてる。書下ろしの新曲となる「恋をした時」は、トライセラトップスのメンバーとMIYATORA以来の共演を果たし、沖縄で活躍しているバンド・HoRookiesとレコーディングした「Drawing it」では、若い世代のバンドメンバーとの共演が楽しめる作品。

特に、私が出会った曲でもある、ブーム時代の代表曲でもある「星のラブレター」は岸谷香さんとの共演。
スピッツもLiveでカバーしたことがあるとてもリリカルでちょっとおかしくて、でも、切なさもある歌です。


宮沢和史さん、35周年おめでとうございます。

映画「エネミー・オブ・アメリカ」

2024-05-29 | cinema/観劇/舞台
ある代議士暗殺事件の証拠が入ったディスクを持って逃げる男性が、国家安全保障局(NSA)に殺害されるが、殺害される前にばったり会った大学時代の同級生の弁護士ディーンのバッグへ忍ばせてあった。
NSAの行政官レイノルズは、ディーンからディスクを回収し、抹殺するためスキャンダルの捏造などで徹底的に追いつめる。異変に気付いたディーンは情報屋ブリルに助けを求めるが。

ウィル・スミス主演。ジーン・ハックマン久々に見た気がする。
よくある陰謀モノだけれど、反転攻勢がよかった。最後の最後は、なるほどそれがあったか、ちょっと無理があるけど。

「つくもがみ貸します」畠中恵

2024-05-27 | book/comic
出雲屋はお紅と清次の姉と養子の弟が切り盛りする古道具屋兼損料屋。

その店にある古道具が付喪神になっており、貸し出す先々で事件を拾って来たり、逆に探り出すために貸し出されたり。。。

「しゃばけ」シリーズと似た感じで・・・という気がしますが、楽しめました。

スタジオジブリ: カンヌ映画祭 名誉パルムドール受賞

2024-05-24 | ジブリ関連
フランスで開催されている「第77回カンヌ国際映画祭」で、スタジオジブリに対して長年の映画界への貢献をたたえる「名誉パルムドール」が授与されました。

「名誉パルムドール」は今回、初めて団体に授与されました。

授賞式では、宮﨑駿監督と鈴木敏夫プロデューサーによるビデオメッセージと、ジブリ美術館の短編作品『めいとこねこバス』『やどさがし』『パン種とタマゴ姫』『毛虫のボロ』の4本が上映されました。

ジブリの映画だけでなく、美術館等も対象になっているということで、画期的な受賞です。
ますます、海外からジブリ美術館やパークへなの来場者が増えるかもしれません。

映画「ザリガニの鳴くところ」

2024-05-20 | cinema/観劇/舞台
1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年チェイスの変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。

カイヤの家庭は父親が家族に暴力をふるい、6歳の時に母親が突然家を出て、その後、次々と兄弟が家を出て行き、最後は父親まで家を出て行き、カイアは一人で暮らしていた。

町の人は彼女を湿地の娘と呼び、有る事無い事噂を立て、のけものにしていた。この時代は児童保護がまだ存在していなかったのか。トム・ソーヤのハックルベリーも最初は一人で生活していたし、大体同じ時代だろうか?

そっと手を差し伸べたのは、町の商店を営む夫婦と湿地で出会った少年テイト。テイトはカイヤに文字を教え、二人はやがて恋をするのだが…。

まず、湿地の映像が美しい。先に本で読んでいたら、もっとおどろおどろしい湿地を想像したのではないこと思う。湿地で暮らす動植物の美しい映像と丹念に描かれたカイヤの過去と法廷劇。

1冊の良質な本を読んだ読後感のよう。
ストーリーとは関係ないけど、慎ましやかな生活をするカイヤの洋服がさりげなく可愛くて好きです。
アメリカ映画はこうした映像美とストーリーの興味深さが共有できる映画を時々見せてくれます。リバー・ランズ・スルー・イットとか。

KEYUCA: バタリニー シリコーンスプーン

2024-05-18 | 雑貨・table wear
テレビで見て、餡かけ系などを綺麗に取れるところと価格がお手軽なところが気になり購入。

早速、餡掛け系が綺麗に取れる所が気に入りました。

ちなみに、おたま兼用的かと言われるとそれほど深さはないので、カレーはおたまを使いますし、重みがあるものはシリコンがぐにゃんとなりそうなので、やっぱりおたまを使います。
でも、汁物や餡掛けを綺麗に取れるのはホントに気持ちいいです。

映画「キネマの神様」

2024-05-13 | cinema/観劇/舞台
ギャンブルとアル中の父に悩まされる家族。借金取りが娘のところまで手を伸ばしてきて、娘は父から年金支給のカードを取り上げる。ギャンブルとアルコールを絶てと言われ嘆く父に映画を勧める家族。父は若かりし頃、映画監督や脚本家を夢見ていた青年だった。

若いファンは、若い頃、菅田将暉じゃなかったら許せない、と思い、年長者はジュリーじゃなけりゃ許せない、と思うんじゃないだろうか(苦笑)
気苦労が絶えない娘の一方、孫は孫のスタンスで祖父と付き合うので、家庭の暗さに風穴が出来る。

元々志村けんさんが演じる予定だった事もあり、恐らく志村けんリスペクトの場面も。昔、沢田研二も志村けんさんとヒゲダンスしてたもんな。(年代バレる)

終わり方はなんというか、若かりし頃、別の人生を選んでたらという願望のように感じてしまって、散々苦労かけた奥さんは気の毒に思えた。家族を悩ませてきた父だけハッピーエンドに思えてしまった。

フィギュアスケート:宇野昌磨選手引退

2024-05-10 | figure skathing、ice show
フィギュアスケートの宇野昌磨選手が引退を発表しました。
昨日NHKの21時のニュースで一番最初の報道でした。
付け足し付け足し文を書いたので一つの記事として話があっちに行ったりこっちに行ったりすると思いますがお赦しを。

私のお気に入りのプログラムは「トゥーランドット」あのいったん止まって「ネッスンドルマ🎵」と歌う姿に引き込まれ、競技であることを忘れ、宇野選手の劇場と化してしまいます。それから、2020年の宮本賢二さんの作品のSP。どこを切り取っても美しい。
その2つは衣装も素敵だし(でも、衣装はいつもどれも素晴らしい。凝っていても、女性が押し付けた衣装という雰囲気はなく、フィギュアスケートらしい華やかさと男らしさが同居していると思う)シニアに上がって軽くパーマをかけた髪型も氷の王子様らしく似合っていて好きでした。

ノービスの頃からアイスショーでシニア顔負けの表現で注目されていた宇野選手がジュニアで伸び悩んだ時期もありましたが、周囲の選手も認めるほど練習熱心さと才能で、世界ジュニア王者となり、シニアに上がってすぐ活躍してくれました。

宇野選手は難易度の高いジャンプで台頭しましたが、国際的なフィギュアスケート関係者や往年の海外のファン達の話題を席巻させたのは、プログラムのトータルパッケージの素晴らしさ。
スピンは入りの難易度の高さ、バリエーションの豊かさ、スピードがあり、ステップは音楽に命をかけるようらに、そして、これぞ宇野昌磨!というクラムキンイーグル。
シニアデビューから、大人の男の滑りと海外の放送で絶賛されたほどです。

また、演技が終われば、謙虚で、それまでトップだったスケーターの成績を凌駕しても、その逆の時も、驕らず、相手をリスペクトする態度は王者に相応しいものでした。時々、その謙虚さの表面しか受け取らないような報道に呆れることもありましたが,

シニアに上がってから、我慢しているな、と思う事がよくありました。
また、インタビューで自分のコンディションの状況や状態を淡々と語ってくれることで、どういう状況で演技していたのか分かったり、とにかく、賢い選手だと思っていました。

フィギュアスケート史に残るだろステファン・ランビエールがコーチを買って出てくれて、宇野選手のスケートが好きという気持ちに栄養を与えてくれた事は、宇野選手のスケート人生にとって幸せな事だったでしょう。トップアーティストである事と世界王者が同居しているスケーターは世界でも僅か、そこを理解しあえるのは宇野選手にとって大きかったのではないかと思います。逆に事あるごとに、「憧れは高橋大輔さん」と言ってもらえたこと、(どのスケーターに憧れていると言われても勿論嬉しいでしょうが)高橋大輔さんにとってどれほど嬉しかった事と思います。あの宇野昌磨が憧れたのはあの高橋大輔、と、世界に広まるのですから。そして、その宇野選手を憧れていると表明しているのはあの鍵山選手です。これは宇野選手も本当に嬉しいでしょう。

自分にスポットライトが当たる時に、自分をサポートしてくれた縁の下の力持ちとなった人々の名前を出し、感謝するところも素晴らしい一面でした。
日本人の振付師を多用してくれたことも嬉しかった。樋口コーチ、宮本賢二氏等の作品を五輪メダルや世界王者プログラムにしてくれました。

ずっと表現力に高い評価を得ている宇野選手ですが、心のどこかで、本当はもっと作品性を重視したプログラムを滑りたいのでは?それが本来の宇野選手では?という思いもありました。不思議なもので、宇野選手は高橋大輔選手が活躍した時代の2つのステップのあった時代の採点方法だった時代に活躍しただろうと思ったものでしたが、4回転ジャンプの時代にシニアに上がりそこで偉大な成績を納めました。

新型コロナ以降日本人ファンが遠征に行けない中、カナダやアメリカ、フランスのファンがどれほど宇野選手の演技を楽しみにしているかテレビを通して見る事が出来たのも嬉しかった。もちろん、日本の世界選手権を満員にし、世界王者を連覇したことも日本人として嬉しかった。

この先アイスショーで本来宇野選手がやりたかっただろうスケートを存分に発揮してくれる事と思います。往年のスケートファンはノービスの宇野選手のショーで見せた輝きを覚えているのだから。