以下、ネタバレです。
能と青年の成長物語として読んでいたのですが、最近は一番の気になりごとは葉月さんと憲人さんの恋の行方になっている。
以前は能や人間関係を通しての、青年の成長物語として、非常に成田さんらしいテーマで楽しんで読んでいたつもりなんですが、葉月さんの登場ですっかり、興味が葉月さんとの恋愛模様にシフトしてしまっている。
葉月さんとの距離感に悩んだり、望さんが憲人さんの知らないところで、周囲とのつながりが強くなっていて、少し傷ついていたり、うまくことがいかない憲人さん。しかも、うまくいかない時は何をしてもイマイチうまくいかなかったりする。後半は心も行動も急速にスムーズに動き出す。
葉月さんが最初よりどんどん人間味が出てきて、そこがいいのだろうな。そういえば、葉月さんも憲人さんも最初から随分見た目も変わってきている。
(というか、憲人さん、のび太君から美青年に変わってきている(笑))
人間的にも、憲人さんは随分変わったような・・・。最初の方を読み直してみたら、通りがかりで火事があって、急遽人命救助をしたりとか、スーパーマンのような・・・。
二人の恋の行方だけでなく、ゴッホ先生のワカメ(若女)ちゃんの面をつけての最後の「井筒」の舞台。ルーツをたどる旅。
新しいお弟子さんなど、いろいろと動きも出てきています。
や人の手で描く動画というものは、なんて魅力的なんだろう。
「かぐや姫の物語」を観て、つくづくそう思った。
赤ん坊の動き、日本の動植物たち。鳥獣戯画の世界が動き出したようなアニメーション。
「かぐや姫」という日本人なら誰でも知る古典の物語に新たな解釈(と言っても話が逸脱することはほとんどない)を加えることで、それまでの「かぐや姫」は神秘性だけで、感情移入できることのない存在でしたが、かぐや姫の主観というものが、見て取ることができたのも面白かったし、竹取の翁の家で育てられ、子供たちと遊ぶ田舎暮らしの躍動感あふれる日々も美しいし、都暮らしで相模に教育される日々や都の貴族の風刺なんかも、そう、物語に常にユーモアが存在しているので、長く感じません。
求婚者が持ってくる宝を絵にして見ることも興味深かったし、天からのお使いの奏でる音楽が明るい感じなのもなかなか興味深かったです。
ストーリーは当然、知っているのですが、絵の美しさに魅せられ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。また、観たい、という気持ちにさせられます。
平安時代の日本の貴族から一般庶民までの日々の営み、人、昔ながらの日本の動植物を丹念に描いたこの作品は、日本アニメーション界の大きな遺産となるでしょう。
よく、宮崎監督はアニメーション界のクロサワと評されることがありますが、私の個人的な考えでは、高畑監督はアニメーション界の小津なんです。
黒沢作品のような劇的さはなくても小津作品の人の心情を表した作品は世界の映画界に与える影響は絶大であり、ハイジやアン、火垂るの墓やおもひでぽろぽろを作った高畑監督の存在を表すにアニメーション界の小津というのが最適ではないかと。。。
こうしてみると、高畑監督にリクエストされていたという「太平記」がますます見たくなる。アニメーターが太平記を書きたくないというなら、実写版にしてはどうか?
まぁ、1本の映画に7年もの歳月と予算を度外視して使う監督に出資できる度胸のある人あ企業が今の時代どれだけいるのだろうかと思いますが・・・。
長らく、監督作品がなかった高畑監督。もしや、「平成狸合戦ぽんぽこ」で、監督業を辞していたのかと思ったときもありましたが、長い歳月をかけ、この作品を作っていたという話しを聞き、ほっとするやら、高畑監督らしいと思いきや。
最近、高畑監督がアカデミー賞の長編アニメーション部門を逃したことで、ストレートに残念がっいたのが印象的でした。
いやいや、高畑監督。高畑監督の作品性を理解できるのはアメリカではなく、ヨーロッパでしょう。たとえば、フランスとか・・・。と思っていたら、フランスの勲章を受章していました。とても嬉しそうな高畑監督。フランスお好きですものね。相思相愛でよかった。
と言っても、滅多に行けるところではないので、そんなに行ったことはないのですが、噂通りとても美味しいお店でした。
キャラメルクリームが絶妙で美味しいシュー。
こちらのお店ではキャラメルが得意なのではないかと思って選んでみました。
キャラメルペーストをたっぷり練り込んで焼き上げたケーキ。上にはさらにキャラメリゼしてあります。
滅多に行けないので、日持ちするものも買って、なるべく長くこちらのお店の味を楽しみました。(笑)
押入れやクローゼットの中も1つ1つチェックしたり、収納ケースごと取り出して、拭き掃除をしたり、というのはあまりやったことがなくて、信じられないような埃が貯まっていたり、むにゃむにゃ・・・とにかく頑張りました。
冷蔵庫の主になりつつあった瓶詰とかも食べたし、乾物類が入っていた棚も、何年前のもの???というものを処分。使う、役立つと思って残しておいた空の瓶詰や段ボール箱も2,3個残して全部処分。昔の給料明細やらも全部シュレッター。
という風にいつも以上に処分を思い切ってしました。
本やマンガは心情的に100冊をリサイクルに(多分、実際は70~80冊くらい?)
最近、読書量が極端に下がってしまったので、もう1度くらい読む、という本はばっさり処分しました。絶対もう1度読む、という本は残しました。
CD:5枚くらい
お気に入りの歌手が新作を出すたびに買っていたのですが、もう何年も聴いていない自覚があり、この先もそんなに聴きそうにないので、処分することに。評価額が意外とよくて、手放す決心が後悔にならずに済みました。
靴:2足(御買い物券をゲット)
スニーカー×1
5cmヒールのパンプス(なぜか、足の甲が太ったらしく、きつくなってしまい、1度どうしてもその靴でないと済まない用があったので、無理無理履きましたが、移動が電車、タクシーだったにも関わらず、つらく、これ以上は無理と判断)
洋服:トップス×1枚、スラックス×2枚、スカート×1枚、カーディガン×1枚(お買物券×5枚ゲット)
(お気に入りで、痩せたらまた着る!と思っていた服を処分。非常に使い勝手の良いお買物券で、すでに2枚使っています)
ちょっと気分転換したい時に、ちょうどいい一冊。
昔、こういうのあったよな、町のおかしな光景とかをまとめた本。
友達に借りたけれど、なんて本だったか忘れたな。
午前中に行ったのですが、早くもにぎわっていました。
大規模なマーケットではありませんでしたが、インドカレー屋さんなどいろいろな国の料理のお店、パン屋さん、洋菓子和菓子、はちみつ、コーヒー、有機野菜のお店。
オーガニック・フーズだけでなく、洋服やマッサージのお店もあり。いろいろな国の方々も出店していました。
「天鼓」さんというバンドが演奏。よく、エステサロンやマッサージ屋さんで流れている気持ち良い音楽を演奏していました。
私はお酒が苦手という訳ではないのですが、とても弱くて、ふだん自分から(特に外では)飲むことはあまりないのですが、天気のよい青空の下、サングリラの誘惑には勝てずに一杯。
昼間に呑むサングリラの解放感ときたら、どうだい。
お土産にオーガニックのベーグル。いちじくと胡桃とトマトとバジルのものを購入。朝ごはんに頂きました。
ノーマン・ロックウェルの絵の1シーンかのような現場に遭遇。
第二次大戦前。
飛行機乗りのクリフはFBIと謎の男たちに巻き込まれ、飛行機を大破。その際に「ロケッティア」を手に入れる。
そのことに気付いたのはクリフの恋人が出演している映画のスター。彼はロケッティアを手に入れようとしていた・・・。
公開当時、評判がそこそこ良かったのが記憶にあったので、見てみた。
たしかディズニーが手掛けていたせいか、超正当派のアクション活劇。
ごく普通の青年の主人公。映画スターを夢見る美人の恋人がジェニファー・コネリー。顎の割れた濃い顔のスターをはじめ、ルックスと配役がぴったり。わかりやすい悪役。
最近、主人公の性格が悪かったり、嫌われていたり、正当派美男美女がなかなかいなかったり、話しの展開が凝り過ぎていたり、と、こういうど真ん中の映画って久々に見たので新鮮でした。
10年前に見ていたら、古いな、と思ったけれど、今は正統派ってかえって新鮮!クラッシックっていいわー、という感じです。
CG以前の特撮映像も味わい深い。
主人公のカップルは当時プライベートでも婚約していたかと思いますが・・・どうなったのかな?って、ふと思ったけど、わざわざ、ネットで検索するほど興味ないわ。。。