世の中には熱心な人がいるもんだ

ずいぶん前のこと、会社の打ち上げで、同じ社内だけどオフィスが違うのでまったく面識のない方が近くにいました。私の上司と同期という以外は接点のない方だったのですが、しばらく雑談をしていると
「ところで、ぐらさん。あなたはおうちの家紋をご存知ですか？」
「はい、ほにゃららです。」
普段、物覚えの悪い私ですが、ごろがよいので偶然覚えていました。
「裏家紋は？」
「知りません。」
というか、裏家紋というものがあることも知りませんでした。
「実は・・・」
と切り出したその人は、家紋から先祖を辿ることを趣味にしているそうで、偶然、同じ苗字の親戚がいるので、気になったと言われました。
「今度、教えてあげますね」
「はぁ」
といわれてから、２～３週間。すっかりそのことは忘れていた頃、その人は５枚ほどにまとめあげたレポートを携えて私の目の前に現れたのです。
遡ること遡ること！大化の改新くらいまで遡ったご先祖様。家系図のほかにご先祖様の時代時代の歴史まで書かれていました。
世の中には熱心な人がいるもんです。立派なレポートは家族で回し読みしました。
家族の感想
「まぁ、みよ字なんてのは、戦時中に紛れて適当につけちゃってるかもしれないよね」
こんな立派なレポートに対してひどい家族です。

ＳＴＩＮＧ「Brand New Day」

ストレスが溜まる毎日、朝、起きて仕事に行かなくてははいけないけど、起きたくない朝に
ＳＴＩＮＧのこの曲を聴くと、「よし」と気合いを入れて、動くことができます。
今日は昨日とは違う真新しい日。自分を甘やかすことはとても簡単。たまには自分に厳しく、今やることをやらなくては！歌詞の意味は違うと思うけど、この曲も私の朝のパワーソングの１つなのです。

MUSICO試聴

ティーカップのメリーゴーランド

私の友人で一時期「通販の女王」と呼ばれていた子がいました。
３０ｃｍくらい、通販雑誌を積み重ね、週に５箱到着し、３箱は返品していたそうです。それでも、使わないものはフリーマーケットで一緒に売っていました。
みんなに「通販はやめろ、外に出て買物しよう」と言われていましたが、当時はなかなかやめられなかったようです。私もその中の１人だったのですが、最近、通販に弱いです。
お洋服とか雑貨はなるべくお店で手にとって選ぶ性質なのですが、どうも優れものグッズに惹かれてしまうようです。
この前ついつい買ってしまったのが、このティーカップーツリーです。こうして吊るすと下にスペースの余裕ができるし、重ねると取っ手が邪魔になりやすいけれど、吊るすことによって解消されます。他にも、焼き魚を上手にひっくり返せる「すくっぱ」（←特にネーミングが気に入った）浴室とかお風呂をバイオの力でカビから防ぐものとか、買ってしまっています。
ミイラとりがミイラにとはこのことでしょうか？

緑茶のミルクティー?!

私がよく愛用している世界のお茶専門店「ＬＵＰＩＣＩＡ」でヘンなお茶を見つけました。
「いちごバニラ」というお茶で、緑茶ベースで抹茶とバラの花びらといちごとバニラの香りがブレンドされたものです。
その日は「なんじゃこりゃ？」と横目で見て帰ったのですが、気になって気になって翌日同じお茶が趣味の友人に話したら、しばらくしてプレゼントしてもらいました。
もちろん、その後半分こ。だって相手の感想も知りたかったですしね。
私の研究の結果、茶葉は多めにいれて、濃い目に淹れて、砂糖も入れ、ミルクを多めに入れると、よりおいしいのではないかと思います。
興味のある人はお試しあれ！

ＡＩＧＬＥの冬のトートバッグ

アウトドアグッズのブランドの中で一番好きなのがAIGLEです。
アウトドアグッズは機能第一だけど、特にレディスはもうちょっとかわいくあって欲しいなぁ、と思うことが少なくなかったのですが、AIGLLEはレディスのデザインや色づかいも私好みなのでお気に入りです。
そんなAIGLEのアウトレットショップで見つけたのが、カーペットのようなしっかりした生地でできたトートバッグです。きれいな真っ赤な方と迷ったのですが・・・今でもあの赤もかわいかったなと思っています。バッグの中にきれいな水色の巾着がついている丁寧さも気に入りました。

佐藤雅彦全仕事

「バザールでござーる」、「ＩＱ」、だんご３兄弟の共通点はなんでしょう？
答え：佐藤雅彦さんの仕事です。
他にもあの思わず口ずさみたくなるサントリーの「モルツ」のテーマ曲。小沢健二の「カローラⅡにのって」、「教えてあげないよ！ジャン♪」で有名なポリンキーのＣＭを作った広告業界では有名な「天才」佐藤雅彦さんの仕事集です。
この本を読むと、「え！あのＣＭも！あのＣＭも！」といいたくなるほど、佐藤雅彦さんのＣＭのインパクトの強さを知らされます。そして、ＣＭという媒体を通しての佐藤さんの「濁点へのこだわり」など戦略がわかるし、あのかわいらしいキャラクター達とも再会できます。

バザール・ノ・カレンダー

私はあまりカレンダーを飾りません。どうせ、飾るなら気に入ったものがいいし、インテリアの邪魔にならない程度のものがいいなぁ、というのが本音です。
ところが、昨年末にオフィスで私を惹きつけるイエローが・・・！
ＮＥＣの「バザールでござーる」のカレンダーじゃありませんか！
ムーミンの次に好きかもしれないキャラクター。でも、ＮＥＣは商業化していないので、なかなか手にいれることができないんですよね。
大きなカレンダーから１週間くらい様子を見て卓上カレンダーも頂きました。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

ツンドラ地帯で、バンド活動をする「レニングラード・カウボーイズ」。彼らは一様にトサカ頭にトサカブーツ。サングラス姿でかっこよく決めている（つもりでいる）。演奏はうまいが音楽のセンスはツンドラ地帯な感じである。
彼らは活動の場を広げるために外で練習していて凍りづけになったメンバーを連れ、アメリカに行く。彼らの演奏を聞いたアメリカのプロモーターはメキシコの従姉妹の結婚式の仕事を与える。
少ない予算でメキシコへと渡る彼らについているのは鬼のようなマネージャー。自分は滴るようなステーキを食べながら、バンドメンバーには玉葱しか与えない。
彼らは少しづつアメリカの流行音楽を取り入れていく。（しかし、まだまだイケていない）
吉田戦車の「写染るんです」バリのフリーズ系４コママンガのような笑いがある映画です。
監督は名匠アキ・アウリスマキ。小津安二郎監督を敬愛しているといいますが、うん、確かにあの動かないカメラワークはそんなイメージです。
このレニングラード・カウボーイズはフィンランドで実在するバンドで彼らをマークにしたビールもあります。

ル・パティシエ・タカギのチョコとナッツのケーキ

昨日に引き続き、ル・パティシエ・タカギのケーキです。
このケーキは一番上の層が麦芽みたいな甘く苦いソースです。その上にくるみとアーモンドとマカダミアナッツが中央に集合しており、甘いミルクチョコが飾られています。
ソースの次の段はクラッシュナッツとへーゼルナッツクリームの層、その下が酸味のあるチョコレートのしっとりとしたスポンジ。さらに下が甘味のチョコレートクリームにクラッシュしたピスタチオがちりばめられています。
一段一段まったく違う層で編成された非常に凝ったケーキです。

ル・パティシエ・タカギのキャラメル・ポワール

ル・パティシエ・タカギのキャラメル・ポワールは洋梨のシブーストといった感じのケーキです。
上段にはキャラメルソースにすっきりとした甘味の洋梨のコンポートが乗っています。ちょこんと飾ってあるのはマイルドビターのチョコレートです。
下段にはほんのり苦味の効いたキャラメル風味のムース、そして２層のムースの間にはナッツクリームっぽいスポンジ生地が挟まっています。
さらに土台はしっとりとしたスポンジですが、真中の層のスポンジとはまた違った味がします。