goo blog サービス終了のお知らせ 

La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

La douce vie 20周年: 日本映画の良い兆候

2025-08-25 | cinema/観劇/舞台
「国宝」
歌舞伎を舞台とした人間ドラマ。吉田修一氏が歌舞伎の裏方に長期間弟子入りして書き上げた原作を吉沢亮さんと横浜流星さんという今注目の実力派の若手スターが主演。
歌舞伎役者としての役作りの稽古だけでも凄まじまかっただろうと思わせます。

「侍タイムスリッパー」
国宝とは真逆のインディーズの映画でありながら、口コミでヒット。
主演が山口馬木也さんという時代劇ファンなら、知っている方。
この方が主演した事で、この映画はインディーズ以上の作品になったと思います。
この映画は監督が私罪を投げ出して作った作品です。また、脚本に惚れ込んだ映画関係若者や時代劇のスタッフがかなり強力してくれたそう。

時代劇への愛がたっぷり詰め込まれた、愛すべき作品。



こういった作品が観た人たちの口コミによって評判を呼び、今では決して安くはないチケット代を支払って観客が集まっています。

これがヒットの理想的な姿なのではないかと思います。

la douce vie 20周年: ハリウッド以外の映画

2025-08-07 | cinema/観劇/舞台
前回、ザ・ハリウッドの映画の話をしたので、今回はハリウッド以外で。

バベットの晩餐会

19世紀後半、デンマーク辺境の小さな漁村に質素な生活を送る初老を迎えたプロテスタントの姉妹がいた。そこにパリコミューンで家族を失ったフランス人女性バベットがやってくる。二人はバベットを家政婦として迎え入れる。
長い年月を経て、宝くじで大金を手にいれると、村人のために晩餐会を開くのだが…。

ピアノ・レッスン

19世紀半ば。エイダはニュージーランド入植者のスチュアートに嫁ぐため、娘フローラと1台のピアノとともにスコットランドからやって来る。口のきけない彼女にとって自分の感情を表現できるピアノは大切なものだったが、スチュアートは重いピアノを浜辺に置き去りにし、粗野な地主ベインズの土地と交換してしまう。エイダに興味を抱いたベインズは、自分に演奏を教えるならピアノを返すと彼女に提案。仕方なく受け入れるエイダだったが、レッスンを重ねるうちにベインズにひかれていく。

海辺のピアノ。鍵盤に書かれたメッセージ。貝殻で書かれたタツノオトシゴ。映像がアートのように美しい。
そして、終わりが意外で、それがまたいい。

アメリ

幼い頃から空想の世界で過ごしてきたアメリは、そのまま大人になり、モンマルトルの古いアパートに1人で暮らしながらカフェで働いている。他人とのコミュニケーションは苦手だったが、偶然発見した宝箱を持ち主に返したことをきっかけに、誰かを少しだけ幸せにすることに喜びを見出すように。しかし、うまく運ばないことも。そんなある日、アメリは他人の証明写真を収集する不思議な青年ニノと出会う。
いつも、ダークファンタジーのような画の監督ですが、アメリはコミカルさとロマンチックさを持ち合わせています。

かもめ食堂

フィンランドの小さな食堂を舞台に日本人女性サチエは「かもめ食堂」という名の小さな食堂をオープンさせるが、客は一向にやって来ない。サチエはひょんなことから日本人旅行客のミドリと知り合い、家に泊めることに。ミドリは店の手伝いを申し出る。
大きな事件は起きない映画。でも、たびたび、観たくなる。

レニングラードカウボーイズゴーアメリカ

メンバー全員が長いリーゼントのバンド「レニングラード・カウボーイズ」は、シベリアのツンドラ地方を拠点に活動するが、プロモーターからアメリカ行きを勧められ、渡米する。熱狂的なファンが一人追いかけるが、邪険に扱われる。
結婚披露宴での演奏をオファーされた一同は、中古車を買ってメキシコに向かい、道中で演奏しながら日銭を稼ぐロードムービー。
静かな笑いを呼び起こす。好きな人は絶対好き。


la doucevie 20周年:  現代史を知る映画

2025-07-07 | cinema/観劇/舞台
「フォレスト・ガンプ」
フォレスト・ガンプを軸として、ベトナム戦争、反戦運動やヒッピー文化、スマイル君、アップルの登場まで、有名人もケネディ大統領、プレスリー、ジョン・レノン等出てきます。知能はやや劣りますが、足の速いフォレスト・ガンプはその足の速さを買われ、活躍していきます。そして、常に幼馴染のジェニーを愛し続けます。


「コーリャ 愛のプラハ」

プラハのチェロ奏者ロウカ。彼は車を買うお金を捻出するため、チェコ国籍を欲しがるロシア女性と偽装結婚することにした。ところが彼女は五歳になる息子コーリャを残し、恋人が待つ西ドイツへ逃亡してしまう......。一緒に暮らすことになった男と少年は…
コーリヤがとてもかわいい。そして、この時代のプラハの緊張感を描かれています。


「さらば我が愛 覇王別姫」

遊廓の母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆。淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。やがて成長した2人は、それぞれ程蝶衣、段小樓と名を変え、京劇界きってのスターとなっていた。
長編ですが、傑作です。

La douce Vie 20周年 映画 ワクワクとドキドキを思い出す映画

2025-06-19 | cinema/観劇/舞台
最近、スターウォーズのエピソード4〜6を地上波で放送していて、観たのですが、最初のエピソード4を観た時、子供時代に観た記憶が蘇りました。映画館の大きなスクリーンに映る出だし、広大な宇宙に大きな宇宙船が飛んでいく様は衝撃で、子供ながらに特殊技術とは分かっているものの、あんな大きな宇宙船をどうやって作ったのだろう?(小さいものを大きく映すという発想はなかった)と不思議に思ったものです。
大人になればなるほど、ストーリー展開の雑さが目につくようになるし、プロットがもっと緻密な映画やCGの発達などで、映画は進化しているのですが、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲を聴くと幼少期のワクワク感を思い出し、このワクワク感を思い出すために観ているのだと実感します。成長するにつれ、素直にワクワクする心は持ちにくいものです。でも、この映画は見るたび、あの時ワクワクした事を思い出させてくれます。

インディ・ジョーンズシリーズやバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズもそう。子供時代のワクワク感を思い出させてくれる映画です。

一方、ドキドキする映画はヒッチコック作品。子供の頃、淀川さんの日曜洋画劇場(?)で放送したものを家族で観ていた記憶があります。「裏窓」「ハリーの災難」「知りすぎていた男」サイコ」などなど、言い出せばキリがないのですが、本気でドキドキハラハラした記憶が残っており、ヒッチコックと言えば、サスペンス、ホラーの一番上質なイメージがあります。(グレース・ケリーをはじめとした金髪碧眼の美女が素敵な洋服を着ていたイメージもあるのかも)

あと、モノクロの映画でニトログリセリンを運ぶトラック運転手を描いた「恐怖の報酬」も子供心に相当ドキドキさせられた映画で妙に記憶に残っています。

親も映画好きで、古い映画を沢山録画していたのですが、きっと、幼少期や多感な時期にワクワクドキドキしたり感銘を受けたりした映画なんだろうと思います。

映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」

2025-06-09 | cinema/観劇/舞台
児童書を映画化したファンタジー。
ギリシアの神々が時空を超えて現代によみがえる! 17歳のパーシー・ジャクソンは、ごく普通の少年。しかし彼には水を自在に操れる、不思議な能力が備わっていた。彼は神と人間との間に生まれた半神半人<デミゴッド>だった。

「ゼウスの稲妻」を盗んだ疑いを晴らし、冥界にさらわれた最愛の母を助けるため、仲間とともに旅に出るパーシー。まだ見ぬ偉大な神――父への複雑な想いを胸に、勇気と不思議に満ちた現代の神話がいま始まる!

以下ネタバレ

パーシーの母親が最初の方で捕まり、拉致されたのをみて、パーシーとグローバー(守護者)は殺されたと思うのですが、そのことについて2人が語っている(少なくとも日本語訳では)サッカーかバスケで俺のミスで負けた、ごめん!気にするな!みたいな軽さを感じてしまうのは私だけだろうか。

ハリー・ポッター系が好きな人向けと思われます。

映画「ジョンQ 決断の時」

2025-05-26 | cinema/観劇/舞台
難病の息子の心臓移植を望むジョンと妻だが、失業中のジョンの保険は無断で条件を変えられて、高額な支払いは難しい状況に。
追い詰められたジョンは医師を脅し、人質を取り、息子の心臓移植をさせようとするが…。
アメリカの医療問題。友人がアメリカ滞在中に怪我をし、検査をしたところ、条件がいい保険に入っていたにも関わらず、目が飛び出るほど高額な支払いを要求されたと言っていました。未だに旦那さんにそのことを言われるそうです。話はそれましたが、移植手術なら尚更のこと。


ただ、気持ちは分かるが、その手段ではうまくいかないだろう、でも、デンゼル・ワシントンが主演だし、上手くいっちゃうのかな、でも、それはアカンでしょう。などと思いながら見ていました。佳境に入ると主人公の狙いがはっきりとします。なるほど、と思うのですが、あとは見てのお楽しみに。

映画「草原の実験」

2025-05-15 | cinema/観劇/舞台
台詞のない映画。
父と少女の日々の暮らしが淡々と流れていく。
最初はモンゴルの映画かと思った。
父はなんの仕事をしているのか分からない。
広い草原で出会うのは馬に乗った娘の同世代の青年と金髪碧眼の青年くらい。


ネタバレ

最後にとんでもない展開(恐らく原爆かその様な兵器の実験)があり、その分、父親の身に起きたことに思いを巡らせます。そして、何も知らずに日々を過ごしている少女や周囲の人々に思いを巡らせます。

映画「プロヴァンスの休日」

2025-05-01 | cinema/観劇/舞台
縁を切っていた娘の子供(つまり孫)を預かることに。
パリ育ちの孫と祖父(ジャン・レノ)は衝突ばかり。
今時の孫➕フランス人。

まだ幼さが残っているのに、恋愛にも積極的で、目の前でその様子を見ながら、それを容認する祖父母(反対しようと聞きはしないだろう、ということだろう)

祖父母の昔の写真が出てきてウッドストックに、イージーライダー世代だと分かる。

映画「ズートピア」

2025-04-17 | cinema/観劇/舞台
よくできた作品。理性を持った文明社会に生きる動物達の街ズートピア。これは、アメリカ社会を比喩した話ではないかと思う。
草食動物を軽んじる肉食動物。さらにキツネやイタチは差別の目で見られる。人種や宗教、ルーツの問題を置き換えているように思えました。
小動物は小動物の街もある。これはリトルチャイナやリトルトーキョーみたいなものだろうか?
そして物語は失踪事件をウサギではじめて警察官になったジュディと詐欺師のニックが真相を暴く。
ゴッドファーザーだよね、というところとか、ナマケモノのおっとり感に笑えます。ナマケモノの声は出来れば戦場カメラマンの渡部陽一さんに当ててもらいたかった。

映画「恋するベーカリー」

2025-03-31 | cinema/観劇/舞台
ジェーンは10年前に夫ジェイクと別れ、3人の子どもを1人で育てる傍ら、長年の夢だったベーカリーの経営に尽力してきたジェーン。子供たちも立派に自立し、家の改築でに着手する。
そんな時、子供の卒業式のお祝いでジェーンはジェイクと再会する。年下の女性と再婚していた彼は再会すると熱烈にジェーンにアタックをはじめる。

思ったより、ベーカリー要素が少なくて残念。邦題で先入観を植え付けられてしまった。

ジェイク役のアレックス・ボールドウィンが立派なおじさん体型になって、あれやこれやでメリル・ストリープに再アタックするのだけど、この二人同じ世代なのかな?(メリル・ストリープはクレイマー・クレイマーの記憶が強く、もっと上の世代に思っていた。ちなみに、話の中で、ダスティン・ホフマンの若かりし頃の映画を見る)。当て書きなのかと思うほど、ちょっと間抜けなところも魅力なのだろう。

ジェイクはなんやかんや理由を付けるけれど、小さい子供の子育てが嫌なのだろうと透けて見える。前妻のジェーンとの間の子供達は大きくなり、世話を焼く必要もなくなってきている。大人の時間が楽しめる環境にある。

もう一方の恋の相手のスティーブ・マーティンは昔から体型も変わっておらず、素敵。

最後はありがちな展開とは違ったけれど、きっと、この映画は主演の人達と同世代のアメリカ人達が観て役者に自分を重ね合わせて楽しむ映画なのかな、と思いました。だから、このエンディングはこれはこれでいいのでしょう。