La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

oxo good grips の計量カップ

2016-04-29 | 雑貨・table wear

ぐり君のパパは自分でコーヒーを入れます。

それは助かるのですが、計量カップに熱湯を入れます。

これは何度もやめてくれ、と言ったのですが、やめず、計量カップに危険なヒビが。いつパキッと割れて熱湯をまき散らすのかわからない状態だな、と思っていたので、耐熱の計量カップを探していました。

100円SHOPに大きいサイズのものはなく(←ここが探すスタートライン)、キッチン雑貨のお店でガラスのがあったのですが、機能性の調理用具で割れそうなものは使いたくない。(←私がそそっかしいから)

そんな中で見つけたこの計量カップ。持ち手はしっかりしているし、内側からも分量が読み取りやすい。なんでも、手が不自由な奥様のために開発された一品だそう。

口が広いところも、入れやすくていいです。(←私がそそっかしいから)

私にしては珍しく、機能性雑貨の紹介でした。


「熱風 古着屋大黒屋総兵衛影始末.5」佐伯泰英

2016-04-28 | book/comic

大黒屋の年若い奉公人3人が抜け参りをしていた。しかも、影の役目として受け取るはずの鈴を持って・・・。

鈴を取り返しに追いかける総兵衛たち。お伊勢参りの道はなぜか子供達で溢れており、異様な光景である。しかも、子供の一人、栄吉は神憑りとも思えるような行動を起こし始める・・・。

十字軍の子供達を思い出しましたが、ストーリーとなんの関わりもありません。シリーズの中でも異色で面白かった。

なんと、総兵衛さんは、霊能力まで持っているのか・・・。だんだんSF化してる。


映画「少女は自転車にのって」

2016-04-27 | cinema/観劇/舞台

少女は自転車にのって


戒律の厳しいイスラム社会。
少女ワジタは古くからの規律にしばられたくない。スニーカーを履き、布で顔全体を隠したくないし、男の人の視界に入っても、気にせず遊びたい。自転車に乗って仲の良い男の子と勝負をしたいと思っている。

先生や母親にたしなめられるが、自分を変えたくない。ワジタはなんとか自分で自転車を買おうとあれこれ努力する。素行をよくして、コーランを覚え、コンテストの賞金を自転車購入資金にしようとするのだけれど。。。


女性の視点からみたイスラム社会の映画というのは初めて見ました。彼女には美しい母親がいて、時々帰ってくる父親がいる。どうも、父親は他に妻を娶るようで、母親は苦悩する。


最後に母親が彼女を抱きしめ涙ながらにかける言葉は、娘の能力と可能性を見出し、自分とは違う未来を掴むチャンスを与えたいと願っているように思えるのだけれど、それは異国の地で異なる文化の中で生きている私の勝手な見解なのかもしれない。


フィギュアスケート:アイスレジェンド2016 ちょっと追記あり

2016-04-25 | figure skathing、ice show

スイスのアイスショー、アイスレジェンドが日本のテレビで放送されました。これにはびっくり。

日本のショーの中では荒川さんのFOIに近いものがあり、ステファンがプロデュース、スケーター達に声掛けをし、プログラムをリクエストしたというショーです。日本で大人気のステファン。自分はスタースケーターだから、呼ばれるのは当然、というスタンスではなく、自分のショーを開催するにあたって、いつも日本人スケーターを招待してくれるのは本当に嬉しいというか、有難いというか、気持ちが一方通行でないのを感じて嬉しく思います。

そのリクエストが少しづつ明らかになる中で、ヴァーチュ&モイヤがカルメン!ジュベールが007!!!ボロゾジャール&トランコフは仮面舞踏会!と、胸躍るプログラムばかり!高橋君は何をリクエストされたのだろう?とワクワクしていたのですが、マンボと聞いて、がっくりと肩を落とし、「ステファン、私の事嫌いか!!(←どうしてそうなる?)」となり、真央ちゃんがリクエストを断ったと聞いて、「真央ちゃん、ステファンにリクエストされるワクワク感はなかったのか!!」とさらにがっくり肩を落としたのですが、ショーを見るにつれていろいろ思うことがあったので・・・。順不同、書いていない人に他意はありません。

サラ・マイヤー「パッチ・アダムス」

サラはショーも引退したのかと思っていましたが、私の勘違いだったのでしょうか?それとも今回カムバックしたのでしょうか?サラが出演してくれたのは、とても嬉しいです。やはり、このショーにサラの存在は必要だったと思う。体も引き締まっていて、ずっとトレーニングをしていたことが分かります。「菊次郎の夏」も好きでしたが、「パッチ・アダムス」もとても好きなプログラムなので、嬉しかった。実況の人、風船の衣装のことよく覚えていましたね。私もあの衣装大好きでした。

高橋君「ラクリモーサ」

マンボとは真逆の観念的なプログラム。この音楽をきちんと掴み、作品デザインを捉えている。ステファンの土地で、ステファンを愛する人たちにこのプログラムを見てもらったことが嬉しい。

ジュベール「007」

確かに衣装がゼッケンの方ではなく、名札の方でした(笑)でも、私もジュベールと言えば、007が一番好きなんですよ。ステファンがこれをリクエストしてくれて嬉しかったな。

ショパンのロングプログラム

真央ちゃんよかったですね。主張しないながらも、素晴らしいスケーティングスキルが生きていて、カロリーナとステファンの愛の物語に寄り添います。正直、このプログラムに解説は必要ないか、と思いました。パーティという設定は違うんじゃないか?と思うし、最後にステファンが倒れて終わるところ、余韻に浸りたい気分なのに、明るく「最後は倒れてしまいました!」と実況されても。(テレビに副音声は実況なし、と表示されているのが、逆に笑える・・・)・・・・。このロングプログラムを退屈せずに見られるのは豪華な顔ぶれが入れ替わり立ち代わり滑ることもあるのですが、やはり、ステファンの滑りの存在感、華、であると思う

コストナー「ボレロ」

コストナーと言えば、東京ワールドのカノンが一番好きなんですが、ボレロも好きなので、嬉しかったです。いちいち実況につっこみたくないのですが、「五輪の時と似ている」って、五輪と同じ衣装だと思わない理由を聞きたい!うう、実況はいらないよ。

ボロゾジャール&トランコフ「仮面舞踏会」

このプログラムはゴージャスでいいですね。ペアは熱心に見てないので、このカップルと言えばこのプログラムしか思いつかないので、嬉しかったです。

浅田真央選手「蝶々夫人」

正直、真央ちゃんファンには怒られてしまうかもしれないけれど、これだけインパクトのあるプログラムの配列の中で、蝶々夫人は存在感が薄くなってしまい残念でした。もちろん、世界選手権→SOI→ILとスケジュールが立て込んで、他のプログラムの練習を入れるにはきつかったのだろうな、ということは分かるのですが、蝶々夫人って競技プログラムらしいプログラムだし、他のスケーターがレジェンド級のプログラムを引っ提げてきた中だとなぁ…。ステファンは本当は何をリクエストしたのだろう?ステファンの期待に応える遊び心があってもいいのでは?と思ってしまった。それにしても、ショートサイドは東アジア系(敢えて日本人ファンとは言わない)が席を占めていて、びっくりしました・・・。恐らく、スイスの方たちもスケーター達もびっくりしていたと思う。

ランビエール「ポエタ」

ギャー!ポエタ!きっと、スイスのみなさん、これを見るためにチケットを買ったのに、この順番は何?と思っているに違いありません。私ですら、「(スイスだし)ポエタこそオオトリに相応しい」と思っているのですから。このプログラムになぜ「スピンだけでも・・・」なんて感想しか出てこないのでしょう・・・。フィニッシュポーズが崩れて残念。でも、きっと、スケートの神様が「今回で終わらせてはいけません、続けなさい」と言ってくれているのだと思いたいです。

ヴァーチュ&モイヤ「カルメン」

マラ5ではなく、カルメンをリクエストしたステファン。私はこの圧巻のプログラムを見ているうちにフィールド・オブ・ドリームスの「彼の傷を癒やせ」という言葉が浮かびました。このプログラムはテッサとスコットが新しいカルメンの解釈に挑み、地元カナダの世界選手権で勝利を願ったプログラムでしたが、それは叶いませんでした。私の中でスケート史に残るだろうプログラム。ステファンは「このカルメンこそ、レジェンド・プログラムだ」と二人に求め、二人はその期待に応じたのです。舞ちゃん同様、私も鳥肌。

高橋大輔「マンボ」

正直、マンボと知った時にアイスレジェンドへのテンションがぐっと下がった(笑)のですが、ショーの前に偶然、松平健さんをテレビで見て「ハッ!これだ!」と気づいてしまったんですよ。あのマツケンサンバのお祭り騒ぎっぷり。大団円っぷり。ハッ!きっと、これは昨年フレンズでサタデーナイトフィーバーのエンディングでトラボルタをさせられた時に、「そうだ、僕はラテンの血が入っていたんだ」とラテンの血の沸き立つ感じをエンディングに持ち込みたかったに違いない(笑)そうしてみると納得のオオトリからエンディングへの流れ。

もちろん、それだけでなく、ヴァーチュ&モイヤの時にも感じた「彼の傷を癒やせ」。スケートからも日本からも離れざるを得なかった高橋君の心情を思っていてくれたのではないのかと。。。この錚々たるメンバーの錚々たるプログラムの中でオオトリを敢えて高橋君にしたステファンの友情(同志愛)に感謝・感謝の気持ちでいっぱいなのです。ふと、コストナーの愛のプログラムも真央ちゃんを招待したのも「彼の傷を癒やせ」ということなのかと勝手に感じた私なのです・・・。

フィナーレ

テッサの踊りっぷりがスゴイ!カロリーナにおいでおいでされる高橋君。ヴァーチュ&モイヤのダンスからのリフトの本気ぶり。日本のSOIでは見れません(涙)←SOIは小塚君の引退のこともきちんと観たいので、また別途書きます。

群舞のラテンダンスの楽しさ!これでもか!これでもか!という名プログラムの数々に大興奮でした。

追記

実況の方の影響で私も衣装の話しばかりになってしまった!でも、衣装話好きな私。カロリーナとステファンのコラボプログラムは二人共素敵な衣装!真央カラーの衣装は、競技の時は「真央ちゃん、またかい。」と思ったけれど、こういうゴージャスなエンディングにぴったり。フィナーレでは当然、高橋大輔が真ん中、と言っているけれど、トリであることもエンディングの真ん中であることも、すごいこと。それがステファンのショーで、ヨーロッパであるなら、なおさら。

ラテンの並びなら、カルメンもだけど、はじける魅力のHIPHIPCHINCHINもありだったんでは(超お祭り騒ぎ)?とか、007→ポエタの並びならオペラ座の怪人(東京ワールドッ!)もありだったんではないか、と想像するのも楽しい。リクエストプログラムのショーって楽しいなぁ!

真央ちゃんと高橋君の対談:

真央ちゃん、高橋君のラフマニノフ好きだったんだ、ちょっと意外、同じ曲でも真央ちゃんは闘うラフマニノフっていう感じで、高橋君はラフマニノフの心の動きを表現しているような真逆のイメージがあったから。「自分が男だったら選んでなかった」という言葉が真央ちゃんがそういう考え方の人だったのか、というのも意外でした。「剣の舞」が子供心に強烈にインパクトに残るのは分かるなぁ。逆に高橋君が好きなプログラムというのはいつも私と意見が合わないと思う。(逆にステファンとは何度もハイタッチしたい気持ちだった)蝶々夫人は続けないの私も賛成。でも、真央ちゃんは続けそうだな(何度も繰り返し、来年も、と言ってたし。)

 

さらに、追記:子供達と共演のジュピターはよかった。もしかしたら、ジュピターのプログラムでなく、衣装が好みでなかったのかも。(←オイッ)


最近みた映画.56

2016-04-15 | cinema/観劇/舞台

「婚前特急」

吉高由里子主演。複数の男性と交際するものの、友人の結婚を目の当たりにして、結婚したくなる。候補を消去法で絞ることにするのだが・・・。奔放でわがままでいじわる、でも、彼女だからこそ最後まで見れてしまう。彼女特有の魅力があるからこそ、笑えてしまう映画。

「レミーのおいしいレストラン」
料理の才能がない青年の前に素晴らしい料理の才能を持ったネズミが現れて、彼の帽子の中で、料理の指示をしながら天才的な料理を作っていく。動物の才覚で凡庸な青年が立身出世を果たすのはいいけど、それでは、この青年は何にも成長しないよね、というのが途中までの感想。

ヤギと男と男と壁と
名をあげたい地方記者のボブはクウェートへと旅立つが、そこでも記者達に相手にされない。
クウェートで入国許可を待っている間に、リンという男と知り合う。リンは米軍の超能力部隊の一員だった。ボブはリンについてイラクへと旅立つ・・・
一言でいうとヘンな映画である。
ヘンな映画を見たい時に見る映画。


「ホルモー六景」万城目学

2016-04-14 | book/comic

「ホルモー六景」万城目学

「鴨川ホルモー」のスピンオフ。ホルモーの話しは出てきませんが、鴨川ホルモーの脇キャラたちの短編集。


時間をおいて読んでしまったので、思い出せたのが凡ちゃんと高村くんくらいで、あと「狐のは」は「鹿男」に出ていたような気もするのですが・・・。

続けて読んだ方が面白いけれど、続編ではないです。

SFと若者たちの日常を両方使って描くのがうまい万城目さんは今お気に入りの作家のひとりです。