La douce vie

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アカデミー賞W受賞

2009-02-25 | cinema/観劇/舞台
今年はアカデミー賞授賞式を見ていないので、アカデミー賞について書かないだろうなぁ、と思っていた。
内輪で話題になってたのはヒース・レジャーが受賞するかしないか、というあたりと「つみきのいえ」は有力らしい、ということ。

そう、ここ何年かリアルタイムでいい映画を見たいという気力がない。
もう少し前は映画情報を定期的に見たり、映画雑誌を読んだりして「これ絶対見たい!」と思う映画が必ずあったのに今はそれがない。
いや、実は多少なりとあったりしてそれは大半が日本の映画の方だったりする。
でも、邦画だと「少し待てばテレビでやってくれるから」なんてことで結局行かない。

受賞作はだいたいマスコミの予想通り。
でも「おくりびと」には正直驚きました。
作品が静かなものなのでアメリカ向きでないと思っていたので。
私の中では外国語映画賞はアカデミー賞のノミネートの中でもっとも信頼度の高い賞。私的には作品賞は近頃ナマモノ的(賞味期限がある。時代を象徴している)なイメージが強いのに対し、外国語映画賞をとった作品は何年たってもいい作品だなぁ、と思う作品が多い。だから、ノミネートだけでもかなり嬉しかった。
しかし、本当にうれしい。おめでとう。
W受賞のニュースを見ながら「そりゃそうだわ、今は日本映画の方が面白いもの」と呟いている私でした。
日本映画の急激な復興が良質な作品を後押ししたのも間接的に良質な作品にも資金がまわるようになったのではないかと感じてます。

「つみきのいえ」の加藤監督の手書きへのこだわり。「おくりびと」の本木さんの仕事の所作のこだわり。
そのこだわりの美しさは久々に日本映画でも映画館へ行って見てみたいと思わされるものです。

京都旅行:夜間拝観

2009-02-23 | 京都旅行・イベント・グルメ
食事を終えて、元気を取り戻したところで夜間拝観へ。
北政所の菩提寺の高台寺へ。
枯山水の次から次へと繰り広げられるライトアップや青竹を幻想的に照らすライトアップなどを楽しみました。
本当は2,3件回りたいと思っていたけれど、根性のない私たちは寒い寒いと言いながら退却したのでした。

最近みた映画.14

2009-02-18 | cinema/観劇/舞台
レインメーカー
ジョン・グリシャムおなじみの法廷劇もの。
新人弁護士が大手保険会社を起訴する。マット・デイモンはSFアクションより脚本がしっかりしているような人間模様の濃い映画の方がよく合うと思う。

マーシャル・ロー
FBIと過激派テロ組織の闘い。当時時事問題的に作られた映画なのでしょうが。結局はアメリカ人の目線の映画なので見ている方は気持ちが重くなります。

ミニミニ大作戦
用意周到綿密な窃盗計画、ハイテク機器、カーアクション、美女、お洒落な車。
なんだか私たち世代的にはルパンⅢ世を彷彿とさせるような映画。
なかなかスリルがあってよいと思います。

その後の笑顔

2009-02-14 | sports
今シーズンは私の大好きなアスリートの引退が相次ぎ、そのニュースをきくたび、どこか胸に穴があいたようなさみしさを覚える日々でしたが、引退後の彼らをみるとよい笑顔をしていて、それが救いです。

NHKの「スポーツ大陸」で体操の冨田選手の特集をやっていて、嬉しかった。
北京の後、引退した冨田選手を特集するなんてやるじゃないか、NHKさん。
彼のポリシーをもった体操がとても好きでした。
ルール改正後のワールドで冨田選手についてみていた時、ふと、一昨年のワールドで冨田選手について厳しいコメントを書いたことを思い出して、何も知らずにあんな失礼なことを書いて恥ずかしいさと謝りたい気持ちでいっぱいになりました。本当にごめんなさい。私なりに敢えて書いたなりに理由はあったけど、それは言いません。ただただ謝りたい。
そして特集に鹿島選手もインタビューを受けていて嬉しかったな。鹿島選手も肩の力が抜けたよい笑顔。
私が二人に対して心底感服したのはライバルでありながら、お互いに技術を教え合っていたところです。
このお二人の人間性を知る欠かせないエピソードです。あぁ、同じエピソードを何度も繰り返し書いています。だって感激したんです。これでいよいよ最後です。
これも何度も書いたけど、強く美しい体操を有難う。



そして、フィギュアスケートのステファン・ランビエールと荒川さんの対談
動画付きですごくよかったです。
ランビエールの声って甘くて聴いていて、心地よいな。荒川さんの声も優しさと知的さが伝わってきて素敵。お二方の英語ってクリーンで聞きとりやすい。
私の大好きなお二方が、お互いのスケートの魅力を語りあっていて、聴いている方が照れているところがまた素敵。「オリンピックで君が勝ってくれて嬉しかった」とランビエールは思っていてくれたんですね。ブルガリアのコメンテーターが「荒川さんにぜひ勝ってほしい」と言って下さったというエピソードを思い出しました。あぁ、ヨーロッパでも荒川さんのスケートの美しさを理解して下さってる方がいるんだなあ、と感激したものです。
荒川さんのランビエールに対するコメントはまさに日本のファンの意見を代弁するようなコメントですね。コメントを聞いた後でランビエールの「今夜は滑れそうにないな」っていう時のなんとも言えない表情が印象的です。きっと、荒川さんの言葉だから余計に感激したんだろうなぁ。
新採点法に意見があるのも競技に対する愛情があってこそ。なんだか体操のエピソードとちょっと重なります。

そういえば、ランビエールとジェフの競演したヒロミゴーの「二億・・・」よかった~。
初心に戻ってスケートを見ました。ただただ見て楽しい!


そしてプロに転向した太田さん。赤坂サカスのショーを(「くるみ割り人形」を子供たちと滑る姿を披露。)テレビでちらりと見ました。相変わらずエレガント!そしてよい笑顔でした。それを見たときに、あぁ、本当に美しいものを純粋に楽しむことができるなぁ、と幸せな気持ちが生まれてきて・・・プリンスのショーにご出演も決定。プロとして長く長くあの美しいフィギュアスケートを沢山のファンに披露して頂きたいです。

フィギュアスケート:四大陸選手権

2009-02-09 | figure skathing、ice show
所用があり、家にいなかったのでニュースの情報だけ先に入っていたのですが、ざっと演技を見ました。

ヨナ選手:SP今シーズン最高の出来ですね。情感たっぷりでノリノリでした。

真央選手:ビッグタイトル獲った後の真央ちゃんがときどき見せる悪いパターンのSP。あぁ。
しかし、FSは本調子でないながら、1度パンクした後、3Aを成功させるところがこの人は凄いと唸りました。

ロシェット選手:中野選手がいない時のロシェットは強いんだよなぁ。

村主選手:FSの衣装、モロゾフコネクトでないような気がするんですが・・・生地的にもデザイン的にも。
モロゾフコーチ怒らないのかなぁ?と演技と違うところが妙に気になってしまってます。

鈴木選手:FSが始まる前から、会場が湧いていて「黒い瞳」が始まる!というワクワク感が会場を覆っていたのが嬉しかったです。
ジャンプは思い通りにはならなかったかもしれないけど、とてもプログラムを楽しんでいるのが見てとれたのが嬉しかった!


パトリック・チャン選手:四大陸は点数が出るだろうなぁ、と思ったら、やっぱり思いっきり出ました。
今シーズンのチャン選手は昨シーズンの高橋選手を見ているよう。
ずっと絶賛し続けているので敢えて一言言わせて頂ければ、チャンはまだタンゴを演じるには早すぎるように思えます。
しかし、素晴らしい表現であることには間違いない。

ライサチェック選手:FSの衣装変えてよかったー。ほっ。衣装のおかげか演技もよかった!

小塚選手:今シーズン、ヤグディンやランビエールが小塚選手の技術を褒めていますねー。嬉しいな。
アメリカやカナダのお客さんはスケーティングを本当に楽しんでますねぇ。
今シーズンは小塚選手のおかげでとてもいい気持ちになせてもらっています。
失うものがない若手の選手の挑戦はたとえ目標にたどり着かない時でも清々しい。

織田選手:今シーズンは表情が曇ったまま演技しているのが気になります。緊張のせいでしょうか。
SPでは織田選手らしからぬミス。やはり緊張のせいでしょうか。

京都旅行:祇園ゆやま

2009-02-06 | 京都旅行・イベント・グルメ
旅行中、1回だけきちんとしたお食事をしよう、ということで「祇園ゆやま」で夕飯を頂きました。
通された席はカウンターでちょっと緊張したのですが、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
予約した時間が早く、最初のうちは私たちだけだったせいか、疲れて会話も出てこずに座っていた私たちを察したのか、ご主人も給仕の方もよく話し掛けて下さいました。
ご主人はお若く見えたのにお店のすみずみまで目が行き届いてらっしゃる印象。
出された器を骨董市で買ったエピソードなど興味深いお話をいろいろして下さいました。
もちろん食事も目に美しく、とても美味しく頂きました。
とくに鴨ロースを石焼きで出すのは目で楽しく、美味しく、印象深かったです。
ごちそうさまでした。

京都旅行:艶姿舞妓

2009-02-04 | 京都旅行・イベント・グルメ
路地の奥に舞妓さんたちが。
素敵です。

近頃は旅行者がオプションで舞妓さんになることができるので、こんな光景を多く見かけることができました。
実際、舞妓姿になる人もそれを見る側も京都旅行をより満喫することができていいですよね。
この企画を思いついた方、ナイス・アイデアです!