La douce vie

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ステファン・ランビエール引退

2008-10-17 | figure skathing、ice show
ここのところフィギュアスケートで随分うちひしがれるニュースが多い。
ジェフリー・バトルの引退。
それに、実はこの(この、じゃなくてこの前のですね)週末に急遽東京ブロックを見に行こうと思い立ったのですが、これまた急遽来客予定が入り、それでも太田選手の「アランフェス」をどうしても生で見たいのでなんとかやりくりしてFSだけでも行こうかと思ったのですが、欠場ということで私の気持ちもぽっきり折れて取りやめにしました。
もちろん他の選手だって見たい気持ちはあったのですけれど、あまりにも予定がきつかったので。
その、私の気持ちが折れたことなんかはどうでもよくて、厳しい練習の日々の成果を披露する場に出ることが出来なくて太田選手が一番辛い思いをされていることと思います。

そして、ランビエール選手。記者会見がある、というニュースを見てからある程度覚悟はしていたのですが。。。
ランビエールまで。

ランビエールはシマウマの衣装のインパクトがまぶしすぎて、彼の良さを認識するのが随分遅れたなぁ。
来るか来ないかやきもきした東京ワールド。SPの6分間練習の時、ランビエールだけは一人ダンサーのような独特なオーラを放っていてとても印象深かったです。
翌日のFS。あのポエタの作りだした熱狂的な空間を共有したことが忘れられません。

「四季」のステップは本当に美しい馬の躍動のようで素晴らしかった。
「ポエタ」の世界観は完成度が高くて素晴らしかった。
今年のカーニバル・オン・アイスの「ロミオ&ジュリエット」もとても繊細で抒情的で素晴らしかった。
バンクーバ五輪でランビエールがラベルの「ボレロ」を演じるのをみるのが夢でした。

日本のアイスショーによく足を運んでくれて自分のプログラムだけでなく、オープニングでもエンディングでも本当に楽しそうに踊ってくれていて。彼の人柄を垣間見るようでした。
ジャンプがうまくいかず、成績が振るわない時もいつも私の中ではランビエールは世界王者の認識がはずれることはありませんでした。
まずは怪我の完治をされますよう。
今後も今まで同様ぜひ日本のアイスショーに来ていただきたいです。