La douce vie

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「かくかくしかじか.5」東村アキコ

2015-12-30 | book/comic
「かくかくしかじか.5」東村アキコ

最終巻。
先生の願いに対し、アキコが何を思い、どう行動したか。を描いている。
それは、マンガ的ではなく、とてもとても現実的なのだ。

この漫画、作者の友人も身内も読んでいるであろう。それを承知で、ここまで描くということは非常に勇気がいることだと思う。
若い頃って、多かれ少なかれ、誰しも、人に話したくないような行動をとってしまう。あとあと、悔やんでも悔やみきれない行動。
いろいろ考えてしまって、かえって泣けなかった。泣きどころは確かにあるんですよ。でも、そこまでのアキコの行動を読むと自分自身や自分の若かった頃を省みてしまって、泣くどころの心境に至らないというか、ストーリーにどっぷりつかる前に自分のことを考えてしまうというか・・・。

リリエンベルグのキャラメルブトンとナポレオンパイ

2015-12-28 | patisserie / favarite sweets
久々のリリエンベルグです。
ここ数年、リリエンベルグの前を通りかかると、人の列が長すぎて、とても、買えないな、しばらく、この熱が過ぎるまで、無理だな、と思っていたのですが、お土産で久々に頂きました。

キャラメルブトン

キャラメルとマスカルポーネの二段のクリーム。
最近は味のアクセントやインパクトのあるケーキを食べる機会が多いんですが、この上品なバランス感が、あぁ、オーストラリア菓子だなぁ、リリエンベルグだなぁ、と。上のクッキーも美味しかった。
このケーキ好きです。



ナポレオンパイ

あぁ、これも、昔食べたな、と、思うほど久しぶりでした。

Villeroy& Bochの雪のオーナメント

2015-12-24 | 雑貨・table wear
Villeroy& Bochのアウトレットで見つけたクリスマス・オーナメント。陶器でできています。

本当は昔からお気に入りのティーセットがアウトレット価格になっていないか、期待してお店に入ったんですが、それはなく、目についたのがこのオーナメント。

とってもお買い得で、思わず飛びついて買ってしまったんですが、いざ、飾るとなると、陶器なので何かあって落っこちて割れたらどうしよう?などとばかり考えてしまって、飾ることができません。

宝の持ち腐れとはこのこと。

THE NORTH STAR by RODDY FRAME

2015-12-22 | music


ずっと、AZTEC CAMERAとして活動してきたロディ・フレイムが大手レーベルから小さなレーベルに移籍して、名前もロディ・フレイムにして出したアルバムは原点回帰。
1曲目は所信表明といったところ。
アコースティック・ギターとメロウなメロディの歌声を聴かせる素敵なアルバムです。

秋になると聴きたくなるアルバム。
きっと、それは「Authmn Flower」が入っているから。
アルバムにはいろいろな曲調のものが入っているけれど、なぜか統一感がある。
"Reason For Living"も好き。でも、本当にどの曲も心地いい。最後の”BIBA NOVA”はボーナストラックというだけあって、ポンっとかわいい曲が入っているところがまたたまらなく好きなのだ。

いつまでも少年のようでありながら、年輪を重ねた深みもあるロディの歌声はとても心惹かれて、長く聴いていても飽きることがありません。


映画「レ・ミゼラブル」(1998)

2015-12-21 | cinema/観劇/舞台
レ・ミゼラブル」(1998

ジャン・バルジャンにリーアム・ニーソン、ジャベールにジェフリー・ラッシュ、ファンティーヌにユマ・サーマン、コゼットにクレア・デーンズ。

あぁ、当時の「顔」だな。でも、ジャン・バルジャンとジャベールはぴったりの配役。

若かったらユマ・サーマンの方がコゼットのイメージなんだけど。

こうやって、日本の「忠臣蔵」のように、何年かおきに、その時代の「顔」が演じる大作なんだな、と、納得した。

UNS GRAND PASのフィグとサファリ

2015-12-18 | patisserie / favarite sweets
ピスタチオといちじくのケーキという私が弱い要素2つ。でも、選んだのはぐり君パパ。
このもっさりと伸びた中にはメレンゲやクリームか?という平凡な私の発想から予想もつかない断面↓
お酒の香りがぷ~んと薫ります。
なんというか、フルーツのパウンドケーキをぎゅっと詰めた感じ、と私が言ったら全然違う、と言われたのですが、私はそんな印象。
下の台はさっくさく。間にはキャラメルクリーム。上から下まで1つ1つの箇所が美味しかったです。
でも、ピスタチオの存在はどこに?と思ったら、このもっさりとした皮がピスタチオのマジパンなんだそう。





先に断面が出ていますが、サファリ。
こちらのスペシャリテということで、ふだんはチョコとバナナの組み合わせは選ばないのですが、(いや、両方好きだけれど、この組み合わせは結構B級グルメ感があるんではないかという偏見があったのです)

バナナに火を通すと甘くなると言いますが、香辛料も入っているのか、薫り高く、生バナナとは違う美味しさ。
ラムの入ったチョコレートムースやケーキととてもマッチしています。

先輩がここら辺で一番美味しいケーキ屋さん、と言っていたのも納得です。
また、食べたいなぁ。

プラド美術館展

2015-12-16 | art / art mook / 写真集
「ぶらぶら美術館」がわりと好きで、特集によって見たり見なかったりするんですが、プラド美術館展が印象に残りました。

小さいサイズの絵をコンセプトにしており、エル・グレコ、ゴヤ、ベラスケスやルーベンスなど巨匠の作品や工房でつくられた大作の元絵?(工房で弟子たちの見本になるよう、手本にした絵なので、有名画家が総て描いている可能性が高い)と、大作の比較(パトロンの要望にそった変更などが考えられる)などが興味深い。

学芸員の方の解説と山田五郎さんの縦横無尽の知識で、絵画のタッチや画風などから、当時の社会背景、画家や絵画の背景などを知ることでより楽しめます。

「抹殺 古着屋大黒屋総兵衛影始末.3」 佐伯泰英

2015-12-14 | book/comic
シリーズ第三弾
「異心」で影を裏切り、赤穂藩の味方についた大黒屋総兵衛への報復が・・・。

大目付の本庄殿の屋敷から家康公の像が消えた事件の謎を解決するくんだりはなかなか楽しめたが、大黒屋総兵衛が影に復讐するところになると、なんというか、大黒屋総兵衛の存在意義に疑問を感じる。。。

そこらへんの矛盾はともかく、史実に虚実を織り交ぜ、時代の流れも感じさせるところは興味深い。