La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

一風堂の白丸元味

2013-09-30 | 食べ物 未分類
以前、一度だけ一風堂で食べたことがあるのですが、その時は1時間以上並んでから食べたので、味以上に1時間以上並ばなければならない、という記憶が焼き付いてしまいました。
今はニューヨークでも並ぶそうですね。

先日、出掛け先に一風堂のお店があって、タイミングがよかったのか、あまり並んでいなかったので、そのままお店にするりと入って食しました。

並ばないとやたら美味いと感じるものです。

豚骨スープと細麺が博多だなぁ、と感じさせます。

flow into the space

2013-09-27 | 雑貨・table wear
外出先で見かけたヨット(←×帆船○)のモビール。

船の部分が木でできていて、立体感のあるモビールなんです。

すっかり、ぐり君のパパが気に入ってしまって、翌日にはインターネットで検索、購入。

現在、我が家の中を漕いでいます。

パティシエリアのケーキ

2013-09-25 | patisserie / favarite sweets
手前からラ・ヴィ・ドゥースの「モンペーシュ」、パティスリー・プラネッツの「ショコラ・オランジュ」、奥のお皿に移ってプラチノの「フルーツのタルト」、パティスリー・プラネッツの「エキゾチック」
ハーフ&ハーフ(←使い方が間違ってるして頂きました。

ケーキの写真はブログをはじめる前から撮っていて、ちょこちょこ昔の写真をブログに載せることもあります。だから、ホントは更新よりも間隔が空いていたりします。

久しぶりに有名パティスリーのケーキを食べたら、やっぱり食材や繊細な味のバランスが際立っていて、流石に美味しいな~、としみじみ味わって食べました。

神奈川県立近代美術館

2013-09-23 | art / art mook / 写真集
鶴岡八幡宮境内に建てられた美術館です。

可能光於の「色身-未だ視ぬ波頭よ2013」を観ました。

モノクロの銅版画は昔の童話の本で見たような印象。

カラーの作品はまったく別世界。




この美術館は3年後に八幡様に借地権を返納しなければならない、とのことだそうです。



しかも、美術館の下には遺跡があるとか・・・。


風景の中の思想 いいちこポスター物語

2013-09-19 | art / art mook / 写真集
駅でいいちこのポスターを見かけると、向こうの世界に自分とは違う時が流れる世界を見るようで、どこか遠くへふらりと旅に出たくなります。

この本は1996年に出版されたもので、当時のいいちこのポスターの写真と商品企画、広告、ポスターを手掛けた河北氏のエッセイが綴られています。

貴花田、セナ等エッセイの題材は当時を感じさせるものですが、ポスターの写真の「どこか遠くへ行きたい」と思わせる写真は今でも色褪せません。

このポスターを手掛けていることで初めて浅井慎平氏の名前を認識したような記憶があります。


il fait jur のタルト二種

2013-09-12 | patisserie / favarite sweets
タルトベリーとタルトフリュイ だったかな?

ブルーベリーやフランボワーズ、ブラックベリーなど、様々なベリーを使ったタルトと季節のフルーツを使ったタルトです。

こちらのお店のパティシエ、レカンで修業されていたんですね。

前にチョコのケーキも食べましたが、よい素材を使っている印象。

東京五輪2020決定、THE ICE 2013、GOINGフレンズ特集 等

2013-09-09 | sports
2020年東京五輪が決定しました。
日本が選ばれると思っていなかったので、びっくり。
今、日本はいろいろな課題が山積しているのに・・・と、思いつつ、でも、そういう課題を海外の人々に注視してもらうのも五輪があればこそとも思ったり。
まずは、子供たちがこの世界的なお祭に出会えるチャンスを今は素直に前向きに喜ぼう。。。。
佐藤真海選手のスピーチには心動かされました。



フレンズもTHE ICEも地上波で放送するとこうなってしまうのかな、と思わなくもないのですが、情報はないよりある方が全然いい!

「THE ICE」
二人羽織にバカ受けする笑顔が一番強烈な印象・・・

ハビエル、グレーシー両選手の演技中に出てくる器用なアレックス。
高橋・木原組、よくぞここまできました。
浅田選手EX,肩甲骨の動き見ましたか!背中で演技ができるスケーターになりました。衣装も音楽も最初は「?」と思ったけれど、「大人の浅田真央」です。
小塚選手、あっという間に終わってしまった。シェーリーンが何をリクエストしてもできてしまうから、楽しかっただろうな。夏はパトリックと一緒に練習していたようで、きっとお互いよいライバル心を燃やしながらの練習だったと思う。パトリックは小塚君が世界選手権の代表に選ばれなかったことに言及していましたものね。
ジェフ。引退してかなり経つのに色褪せない。プロとはこうあるべき。
エンディング。小塚選手のエスコートが案外よかった。浅田&ジェフ、恒例ですね、ジェフがこういう曲調もうまいのは納得だけれど、浅田選手もよかった。



GOING!フレンズ特別編

いつか行けない年があるだろう、と思っていましたが、今年でした。
マジック!エメラルドのラメの衣装が素敵。
今年は私の中で荒川さんのスケートが一番ブームです。レオナ・ルイス、フミヤ、古澤巌さんのコラボもどれも本当に素晴らしかった!
そして、今回は荒川さんのパガニーニ!競技プログラム好きだったんですよ!夢のような美しいメロディラインと荒川さんの美しいスケーティングがぴったりで。
衣装も素敵です。
高橋選手は日本テレビさんがずっと高橋選手の取材を続けていればこその昨シーズンの好不調の波に対するコメント。
新SPは綺麗でありながら、それだけでない。高橋選手の演技の魅力は綺麗なだけでない、と思っているので、こういう曲は得意なのではないかと思いました。
宮本さんと高橋選手の相性はとてもよいと思うので、五輪プログラムに宮本さんが起用されてよかった。
安藤選手、再びシャープなジャンプを跳び始めているようですね。類い稀な運動能力を持っている選手だと思うので、彼女のアスリートとしての挑戦は要注目です。
小塚選手、振り付けに対してだったので、振付師のシェイリーンのコメントが出るかと思いきや、髭ダンスですか・・・髭ダンスって手は外向きですよ・・・
鈴木選手、プログラムは謳ってきましたね。よいプログラムに巡り合えてよかった。
五輪メドレー。クーリックのラプソディ懐かしい!スルツカヤのあの衣装も覚えてる、鈴木選手のウェストサイドのステップ!高橋選手のeyeのステップ!荒川さんのトゥーランドットの大団円!!!生で観たかった・・・
エンディングには再び参加してくれた、ベルアゴの姿!二人は華があって、こういう群舞でも必ず目を釘付けにさせてしまいます、お帰り!
もし、チャンスがあればCS放送を観たいと思ってます。



スペシャル▽体操ニッポン復活の金メダル~アテネ五輪男子団体

10年近くたったのに、いまだに冨田選手の鉄棒を見ると震えがくるほど感動します。
水鳥選手が吊り輪を短期間で高めたこと、中野選手のことはなにかの記事で読んでいたのですが、米田選手がどれほどのキャプテン性を見せていたか、知らなかったので、あぁ、そういうことがあったのかと思いました。大ファンの鹿島選手や冨田選手がちょこっと出てくれたことはうれしかった。
これほどの選手はもう当分出てこないだろう、と、思っていたら、内村選手が現れて、白井選手のような才能も頭角を現して、女子も強くなってきて、体操界も頼もしくなったものです。

宮崎監督引退を発表.2

2013-09-05 | ジブリ関連
引退を発表したイタリアでも一面に書かれているようです。

時に国のイメージというのは一人の偉人や天才の存在で随分かわってしまうことがあると思う。
宮崎駿監督やスタジオジブリの作品は現在の「日本」という国のイメージをとても親しみやすくする仕事をしてくれていると思います。


http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130903-OHT1T00041.htm

比類ない名人芸…宮崎監督引退、仏紙一面で報道



「魔女の宅急便」
公開当初は子供向けと思っていたのですが、社会人になった自分と心境が重なるところが多くて…。
私が子供の頃に見ていた魔女と言えば、なんでも魔法の呪文で叶えられるものというイメージでしたが、キキは空を飛ぶことしかできず、新しい街でいろいろ苦労したり、よい人と巡り合ったり、落ち込んだり、と、よくこういうささやかな市井の少女の日々を作品として作り上げることができるのだなぁ、と、しみじみ思うものです。
また、スウェーデンをモデルにした美しい街並の絵は素晴らしく、アニメーションのよさが満載の作品だと思います。



「紅の豚」
この作品は宮崎監督が「自分のために作ってしまった」と言いますが、これは仕事とかで心も体もボロボロ、カサカサになるほど疲れた男性が頭をからっぽにしてみる映画なのです。
男のロマン、笑い、男同士のライバル関係、美しく賢い女性、美しい景色、映画を見終えた後には乾いた心にいつのまにかビタミンやエネルギーがチャージされているのです。
私は大好きな映画です。




「もののけ姫」
この作品は恐らくディズニーとの提携により、海外のマーケティングを意識して作った作品ではないかと思っています。話の本質はナウシカで描いたことと同じだと思ったので、宮崎監督は当時の技術や予算ではできなかったことを持てる技術を余すことなく作品につぎ込んだんではないかと感じました。「これがスタジオジブリだ」と世界に殴り込みをかけた作品だと思っています。2003年にアカデミー賞長編アニメーション部門作品賞という新しく設立された部門で受賞しますが(←もののけ姫でなく千と千尋の神隠しで受賞ですね、すみません)、今までのアカデミー賞受賞者に対する気持ちとちょっと違う、賞をとることはうれしいけれど、もう、そういうレベルでない、賞で左右されるような次元の作り手ではない、と感じていたような気がしていたことを記憶しています。




私の子供時代から現在まで何度繰り返し見ても色褪せることのない素晴らしい作品を作り続けて下さったことに感謝します。宮崎監督有難うございます。
これからは、気の赴くままに、ときどき短編で逢えたら嬉しいです。

宮崎駿監督引退を発表

2013-09-02 | ジブリ関連
スタジオジブリの宮崎監督が「風立ちぬ」をもって、長編映画監督業を引退することを発表しました。
恐らく私の世代の多くは宮崎監督と高畑監督の作品をほぼリアルタイムで見て育った世代だと思います。
思うに、映画も音楽も本も感受性が豊かな幼少時代から青年時代に見たものが一番影響を受けると思う。私は宮崎監督の作品の対象世代に一致していたのではないのかとも感じています。
多くの日本人がよく知っている作品なので、今更それについて書くのもどうかと思ってずっと書かずにいたのですが、いつか書きたいとも思っていました。


子供の頃、「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」「ルパンⅢ世」等を再放送も頻繁にしていたので、繰り返し見ていました。(恐らく、このリピート放送が質の高い作品を作り続けた宮崎・高畑両監督、ジブリにとってよいことだったのだと思う。)
ハイジのチーズを火であぶってとろかしながらパンに乗せて食べるところや山羊の乳が美味しそうだな、と思ったり。ルパンの世界各地の歴史や文化をストーリーに盛り込んだ物語は毎回が楽しみでした。

「ルパンⅢ世 カリオストロの城」
序盤のカーチェイスシーンはアニメーションでしか見ることができない面白さで、当時、この作品も繰り返し見たものでした。
ちなみにイタリアではルパンⅢ世は非常に人気があり、その後、宮崎監督の知名度がイタリアでも高くなったときに、ルパンに関わっていたことが分かったようで、このカリオストロの城がテレビで放送されたそうです。



入学祝に「風の谷のナウシカ」の前売り券を叔母にプレゼントしてもらって、映画館で立ち見をしました。
観た後、姉が買ったパンフレットを見て、王蟲や腐海、植物の生態系の謎等、宮崎監督の作り出す世界観に圧倒され、「どうして、こんなことが思いつくのだろう?」と今思えば宮崎監督の天才性を思い知らされた(笑)第一歩となりました。
恐らく「ナウシカ」はジブリの作品でどれか1本選ぶなら、と言われたなら最後まで悩むうちの1本に入ると思います。



「天空の城ラピュタ」は当時、電車の吊革広告で見ていた気がするなぁ。バブル真っ盛りな時代だったような記憶があって、この時代によく少年文学のような作品が作れたなぁ、と思ったものですが、観てみると、本当に面白い。
冒険活劇、謎、敵、宝、子供がわくわくする要素がすべて詰まっていて、完成度が高いので大人の鑑賞に堪えるどころか、大人も童心に戻って楽しんでしまう作品になっています。
大人になると、ラピュタに生息していた生物たちがどんどん高度が高くなった場所で対応できるのかどうか心配なのですが…。



「となりのトトロ」
当時はジブリの作品と言えば、ヨーロッパが舞台にしたものが多く、ヨーロッパの街並みを楽しみにしていたので、どうして日本を描くのだろう?というのが映画が告知された後の率直な気持ちでした。
しかし、歳を取れば取るほどよい作品だと思う。メイちゃんのサツキちゃんの言葉を真似して繰り返すことや、庭で遊ぶ行動は実際の子供の動くそのものだと思うし、近所の御婆さんとのお留守番中にお姉さんに会いたくなってしまう行動や雨粒が傘に落ちる音をトトロが目を輝かせながら面白がる姿とかは忘れかけていた子供時代を思いかえしてくれるし、そういう何気ないシーンとトトロや猫バスが出てくるファンタジーなシーンのどこをとっても、童心を思い出す何とも言えない幸福感を感じさせてくれます。それでいて、お母さんの病状を心配する姿もあり、子供向けであってもただただ幸福なだけの映画になっていないところも宮崎監督の力量だと思う。
当時、家族が今でも愛読している「キネマ旬報」の邦画ベスト1になっていた思います。映画紙の中で硬派な雑誌だったので、アニメーションが1位になるんだ、と感心したものです。
この作品はフランスで全映画のDVDの売り上げの第一位になったそうです。

つづく。