不思議な絵本。もともと、自分の娘のために作った本を書籍化したものだそうです。
1996年度ボローニャ国際児童書展ラガッツイ賞を受賞。
小天使の鈴、空飛ぶ絨毯、白雪姫の靴下留め…
誕生日には何が欲しい?古今東西のお伽話から抜け出て来た、世にも稀なる「夢のカタログ」。
精密な筆致で描かれた絵は子供より大人の方が引き込まれてしまいそうです。
不思議な絵本。もともと、自分の娘のために作った本を書籍化したものだそうです。
1996年度ボローニャ国際児童書展ラガッツイ賞を受賞。
小天使の鈴、空飛ぶ絨毯、白雪姫の靴下留め…
誕生日には何が欲しい?古今東西のお伽話から抜け出て来た、世にも稀なる「夢のカタログ」。
精密な筆致で描かれた絵は子供より大人の方が引き込まれてしまいそうです。
ばらの花が咲いたかのような美しいりんごのタルト。こちらのお店はりんご系がお好きなんでしょうか?
モンブラン。お酒の香りがぷわっと口の中に広がって、さすがはおフランス、と思ったのですが、甘さはやっぱり直球的な味付けな気がする。
断面。
母親に育児放棄された障がいのある子供を家族のように育てるゲイのカップルという実話を基にしたストーリー。久々に胸が痛くなる映画でした。
70年代のアメリカ。ルディはシンガーを夢見るゲイのショーダンサー。そんなある日、彼は弁護士のポールと出会い恋に落ちる。同じ時期、ルディの隣室では母親が逮捕され、ダウン症の子供マルコが置き去りにされていた。なりゆきからマルコをほっておけなくなったルディは母親に観察保護権の承諾を求め、ポールの家で三人で暮らし始める。
しかし、3人の生活は長く続かない。ゲイであることを気付かれたポールは社会から締め出しをくらうように事務所を頚になり、マルコは施設へと連れ戻される。マルコを引き取りたいと願う二人は裁判を起こすのだけれど、そこでは差別だらけの尋問ばかり。
眉間に皺を寄せてしまうエピソード、でも、よくよく思い出してみると、子供の頃は色眼鏡で見られる風潮にあったと思う。「無知は人を傷つける」とはよく言ったもの。自省を込めて。
この物語はマルコ役のアイザック・レイヴァの奮闘により、物語に深みを与えてくれる。彼が与えられた子供部屋をみて、嬉し泣きをする姿、笑顔、そして、不安で無表情になってしまうところ。そして、我慢を重ねたポールの理知的で直接的な言葉が胸に突き刺さる。
カレド・ショコラのベネズエラ・ビターはブログの最初の方で紹介していたと思うのですが、お気に入りでずっと長いこと食べてきているのですが、少し前から家族がカカオ70の方に興味を示し、購入。
私はベネズエラ・ビターの味が気に入っているんだけどな、と、思いながらも両方を食べていたら、いつの間にかカカオ70の味の方に慣れてきて、ベネエズラ・ビターがちょっと甘く感じるようになり、現在はカカオ70が定番になりつつあります。
う〜ん、時が経つと、嗜好が少しづつ変わるもんだなぁ。
少し前にジブリの本を読んで思い出したのがこの1冊です。
映画「Shall we ダンス?」は当時、日本で映画を観にいくのは今以上にハリウッド作品が主流という時代でしたが、閉塞感があった日本の映画界でスマッシュヒットを飛ばし、その後、アメリカでもヒットするという異例ずくめの映画でした。
その、アメリカ公開へ至る契約の攻防から舞台挨拶やインタビューのためのアメリカツアーまでを詳細に書かれた1冊。
まず、ミラマックスとの攻防。映画をずたずたに編集されて、ショックを受けるも、2時間枠に入れた方がヒットする、という相手の条件をのみ、かつ、作品の意味が変わらないような綿密なカットをする様。
カットとは別に、日本人なら言わなくても分かるような事柄。たとえば、当時の日本人の中年男性が社交ダンスを始めたら、多少なりとも奇異な目で見られそうな時代背景、「愛してる」とわざわざ口にしない夫婦関係。そういうものはアメリカ人にとっては理解できないもの。そのため、日本にはない解説を冒頭に入れたりする。
そして、契約書の攻防。これはもうライオンに鼠が戦いを挑むような不利な形勢。
そして各地を周り、取材を受け続けるところも、取材者の写真から取材内容まで詳細に書き残している。毎日のように同じような質問。それならともかく、いろいろなキャラのインタビュアーに辟易する姿がうかがえる。
周防監督は記録魔なのか!というくらい、綿密に描かれている。こういう記録ができる人だから「Shall we ダンス?」のような誰がみても分かるような映画が作れるのだろうな。
ただ、周防監督が「Shall we ダンス?」以降寡作になってしまったのは、このハリウッドとの攻防が原因だったのではないかと勘繰りたくなってしまう。
当時、閉塞感のあった日本の映画で異例の大ヒットしたのち、アメリカでもヒットを飛ばし、さらにアメリカでリメイクされたという異例中の異例の映画。
公開された当時は「あそこが違う」「ここが違う」という重箱の端をつつくような見方をして楽しめないだろうと思ってみていなかったのですが、本家をしばらく見ていなかったことと、最近の気分的に、まぁ、アメリカでもきちんとヒットした後でのリメイクだし、文化的な価値感が違うところは仕方ないだろう、という気分だったので、観てみました。例えば、奥さんの立ち位置とか違うのは、今の日本を見ても設定変更されてしまうのは仕方ないかな?という感じです。
リチャード・ギアのタキシード姿がカッコいい!役所さん→リチャード・ギアと決まったところが、役所さんのかっこよさがアメリカでも伝わったんだろうな、と嬉しい。パフォーマンスが上手い下手はおいといて、魅せることはお手の物、というのもアメリカならでは。竹中直人さん以外のキャラがも少し濃いキャラになっているけど、まぁ、こんなもんか。
最後の方で、ジェニファー・ロペスとリチャード・ギアが踊るのが、それだけ踊れるんかい!と言いたくなるけれど、これは、二人のファンサービスといったところか・・・。
Suchmos 「STAY TUNE」を借りてから、家族がJamiroquaiを聴きたくなってしまったらしく、このところ、このベストアルバムをよく聴いています。
こちらで既に紹介してある「Virtual Innnnnsanty」も本当にかっこいいけど、「Space Cowboy」や「Too Young Too Die」もすごくいいし、ちょっとキャッチーすぎるかな?と当時思った、「Cosmic Girl」や「Canned Heat」当時どうしてもゴジラを思い出してしまう「 Deeper Underground」も、聴きかえすと当時の熱気を思い出していいな、と改めて思えます。
このアルバムが出て10年以上経つなんて、時が立つのは早いものだ。