La douce vie

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三鷹の森ジブリ美術館

2011-12-30 | ジブリ関連
三鷹の森ジブリ美術館。

興味はあるけれど、いく機会はなさそうだと思っていたのですが、このたび行きました。



入場券は「猫の恩返し」のフィルムの一部・・・猫の恩返しかぁ・・・←大人げない・・・

アクセスの不便さと大人も子供もたくさんいて混んでいそうだなー、というイメージそのままでした。

あいにくこの日は大雨。体調はすこぶる悪く、いろいろな面でバッドタイミング。

それでも、アニメーションのはじまり、的な部屋はいくらいても見飽きない魅力があったし、

いろいろなところに階段や扉がある建物は魅力的。

憧れの猫バスは子供の手でべとべとに違いないと思っていたのですが、驚きなほど綺麗でふわふわ。

大人(身長がある)なので天井あたりをなでなでしました。

そして、美術館の中で上映された短編映画「星をかった日」

は私が昔よくみた夢のような宇宙が宝石のようにちらばっていてとても綺麗でした。

天気がよければ、体調がよければ、屋上や庭も歩きたかったし、気分が高まってお土産を買っていただろうな。

しかし、家に帰ってそのまま寝込んだ私でした。

フィギュアスケート:全日本選手権

2011-12-28 | figure skathing、ice show
男子:今年は男子が楽しみでした。層が厚くなってますよね、昔は上位3人が別格でしたがジャンプ技術だけじゃない、総合力があり、プログラムを楽しませてくれる選手が増えています。


高橋大輔選手:
SP:
本田さんの言葉を借りれば、言葉もない、の一言。
6分間練習で3Lz-3Tの練習や4Tの練習をしていた(いましたよね・・・?)をしていたので、あぁ、4回転跳ぶんだな・・・と思いましたが、クリーンに着氷!コンビに3Tもつけるとは。
最初のコンビジャンプの後に私が思ったのは「この後、ミスしないで!」
本当に久々のSP4-3成功の後、動揺や気が大きくなりすぎるミスというものが出ないか心配でした、が、本人もそんな感じのミスをしないよう慎重に滑っているかの演技でした。4回転の前にステップ入っていましたか?入っていなければ、最後にコンビできなかったはずで結構リスクのあったSPでした。まだ、ジャンプは回復段階の途中だと分っているけれど、思いもかけない時、人を驚かせてくれる選手です。
GPFで、3A-3Tを見た時にトリノイヤー以来じゃないかと思ったのですが、コンビネーションで3Tをつけることに自信を取り戻しているかもしれません。
FS:
ジャンプ1つか2つミスしても優勝は固いだろうと分っていたFS。だからこそ最初のジャンプでミスした後、演技が固くなったのかな、と思いました。後半の3Aで失敗した後、3Lz-3Tを入れたのは凄かったですが、最後の3Fは難しい入りだったので、やっぱり、と思いました。
演技も疲れが出たのか精彩を欠きました。正直、総合順位が入れ替わるかと思いました。あのSPの後、このFSというのも高橋選手らしい。前向きにとらえれば、シーズン中のよくない失敗はそのあとにつながると思うし、昨シーズンと違って、試合ごとに怪我からの長く長くかかっている復調を感じさせるシーズンで見ているこちらの気持ちは軽いです
まずは全日本王者返り咲き、おめでとうございます。

小塚選手:
SP:
堅実にまとめたSP。ステップの途中でくいっと顎をひいてジャッジを挑発するかのような表情、あのメロディを掴んで難しいステップを踏んで表情も作れる!このSPは本当にいいですね。
FS:
こういう時、4回転を決めるのが小塚選手です。
後半の3Aで転倒した後、コンビジャンプを跳んだのには感心しました。あれで、コンビ扱い、ですか。プロトコルは見ないので分ってないのですが、きっとそういうことですよね。

羽生選手:
SP:
私の印象としては、羽生選手の存在が全日本男子全体に圧倒的な影響を与えた大会となりました。それは安藤選手がシニアデビューした頃の全日本女子のよう。
気持ちの強さが空回りしたSP。ただ、4位になったことでFSに向けて弾みになると思いました。
FS:
SP、3位と僅差の4位スタート、失うものがない若々しい猛々しさで次々と得意なジャンプを決めてくれました。
目標通り、世界選手権代表権を得ました。跳ぶ鳥を落とす勢いとはこのこと。
余談ですが、歌舞伎役者の海老蔵さん、勘三郎さん、七之助さんあたり(その当時は誰が誰だったか区別がついていない・・)が高校生くらいの頃を思い出すような雰囲気があります。

町田選手:
SP:
結果を求められる試合で結果を出してほしいと思っていました。3A以外はまずまず。
FS:
SP3位スタートというのは固くなるだろうな、と思いました。やはり3Aが固かったけれど、NHK杯より緊張を制することができました。感心したのは緊張しているのを感じたのに音楽が鳴り出した瞬間に表情がふわっと表情がプログラムの中に入り込んだこと。とにかく、四大陸代表に決まってよかったです。ステファンの作品を解釈し、滑る町田選手は素晴らしい。四大陸では本来の力を出してもらいたいものです。

中村選手:
SP
3Fの転倒は残念ですが、3Lz-3T,3Aを試合で決めたので嬉しかったです。彼らしくピアソラを雰囲気のある作品に仕上げています。頑張ってGPシリーズに出てもらいたい選手。

宇野選手:
年齢的にもジャンプの内容もシニアにはもう1段階昇る必要がありますが、それ以外の表現、スピンは素晴らしい。大舞台での根性(あと、衣装のゴージャス感)は羽生選手並みですね。

佐々木選手:
SP:
すごいインパクトのSP、3A転倒しても、3Lz-3Tこらえて、タノ3F!ステップの最後のオチが、あ、オチじゃないか(笑)演技後にファンの方が手裏剣を大量に投げているのも笑った。ジャンプのレベルが数年前より上がっているし、つなぎの部分が本当にこの選手は丁寧。
海外のスケートファンに「うち(日本)の佐々木をみてください」と言いたくなる。GPシリーズに出てほしいなぁ。



女子:ジュニアが団子状態で試合ごとに誰が結果を出し、誰が団子から抜け出すか楽しみです。

浅田選手:
SP:
このSPはFSとまったく違う表情をつけるのでパッケージとしての細やかな気配りをしていることは昨年までと大きく違うところだと思います。
FS:
気にいっているプログラムというのは2年続けてもまったく飽きないものだな。
「ふだんどおり」を人前で2日間競技という緊張感のなかで通すことはどれだけの精神力がいることでしょう
全日本返り咲きおめでとうございます。

鈴木選手:
SP:3-3のコンビにできず、3-1に。しかし、それ以外はスピード、質が素晴らしく。今まで日本で3番手の扱いでしたが、全日本の試合の中で見ていくとやはり、国際舞台のトップスケーターとしての格の違いを感じました。
FS:
後半のジャンプを反省されていますが、まずまず。世界選手権選出おめでとうございます。

村上選手:
SP:
GPシリーズでジャンプの調子が相当悪いのではないかと思っていましたが、やはり、難易度を上げるということはプログラム全体に影響を及ぼすということだったのだなとわかりました。昨シーズンと全く違う大人プログラムを鮮やかに。
FS:
ステップの転倒はありましたが、いい演技でした。このプログラムのフィニッシュポーズ好きです。

今井選手:
スケーティングがDOIの頃よりスムーズになったと感じましたが、佐藤門下生なんですね。台頭するジュニア勢の上を行くトータルパッケージだったと思います。

村元小月選手
久々に元気な姿を見せてくれました。昨年は怪我をしていたんですね。大人のしっとりとした表現、プログラムを楽しませてくれる好きなスケーターなのでまずまずの演技をしてくれて嬉しかったです。

庄司選手:
SP:
カーニバル・オン・アイスで見た時よりプログラムにまとまりができていました。やはり、こんなプログラムを与えられるというのは能力を買われている証拠だと思う。
FS:
私のお気に入りの女子選手は次次と引退してしまって、どうしようかと思っていたところに現れた庄司選手。女子選手の中で海外選手を含めても今一番お気に入りの選手かもしれません。とても成長を楽しみにしています。
器の大きさを感じずにはいられないのにとりこぼしやマイナスやなんやで点数を伸ばせないのが残念です。ジャンプはスピードを生かし、クセがなく大きいジャンプが跳べる選手です。どこかおっとりしてみえて、昔の荒川さんのように「私の実力はこんなものか」と納得しないで終わらず、よい欲を持って成長して欲しい。

宮原選手:
SP:
最初のジャンプで転倒、それでも丁寧に演じて滑っている印象。途中ステップで転倒ですが、最後まで滑り切りました。
FS:
FS3位だそうで、圧巻のジャンプ構成。トクトゥミシュワ選手を思い出しました。スケーティングが似ているというわけではなく、他の選手より体が軽そうで軽快にジャンプをこなしてしまうところがです。順調に成長してもらいたいです。

石川選手:
荒川さんの振付のせいもあるんでしょうが、雰囲気が荒川さんの若い頃のよう。昨シーズンよりもいろんな面で成長を感じます。



四大陸の選出基準が毎年違う気がするのがなんか不思議です。上位選手の意向もあるとは思いますが、今回は中堅の選手に機会が与えられてよかったです。

(ハル)

2011-12-26 | cinema/観劇/舞台
この映画は実は宮沢和史さんが出演しているというところから興味を持った映画で、観た後、いい映画に出演オファーがあってよかったなぁ、と思った作品でした。今も尚、活躍の深津絵里さんと内野聖陽さんが主演しています。

あることをきっかけに、周囲から心を閉ざしていた若い女性が、パソコン通信を通じて、心を開いていく物語。東北と東京に住む二人が心を通わせます。
多くは文字のやりとりで、台詞が少ない映画です、締めくくりはお見事。

森田監督は日本映画が元気がなかった頃から商業的成功をおさめる作品と監督としての意欲作を作り続ける、商業と芸術を両立させる稀有な日本人監督の一人でした。
沢山有名な作品がありますが、私の中で一番印象的なのは(ハル)です。
こういう形で紹介するとは。

森田監督のご冥福をお祈り致します。

危険な関係

2011-12-15 | cinema/観劇/舞台
久々に観たらやはり面白かった。
ラクロ原作。
18世紀フランスの頽廃した貴族社会。
メルトィユ侯爵夫人とは恋人のバスティード伯爵が若い娘セシルと結婚するという噂を聞き、愛人でもある、社交界きってのドンファン、ヴァルモン子爵にセシルを誘惑するよう指示をする。ヴァルモン子爵は貞淑で美しい未亡人トウールヴエル夫人を誘惑することで自らの世間の評価を高めようと企むのだが・・・

グレン・クローズ演じるメルトィユ侯爵夫人が上手くて、微妙な表情で心理劇の移ろいを見事に演じています。
ユマ・サーマン、この頃から本当に綺麗。
ミシェル・ファイファーも本当に美しい。「恋のゆくえ」といい、「危険な関係」といい、好きだわ。
キアヌはあどけない。
マルコヴィッチはこの頃から怪優。

フィギュアスケート:GPF2011

2011-12-13 | figure skathing、ice show
4回転がSPからFSまでばんばん跳んだGPF。ミスしても、あれだけのことをしたのだから、と思えるし、見応えがありました。

パトリック・チャン選手:
SP:4-3でフェンスに激突!でも、今回入れました!3A、3Lzは綺麗。ステップにも余裕があります。
FS:フリーも3Aを入れてきました。ここに焦点を絞ってきたのでしょうね。表現も丁寧に演じている印象。ホームでまぁ、頑張りましたか。

高橋選手:
SP:SPにステップからの4回転!入れるなら、この試合というコメントは私的にはとても理解できたし、4Tはますますよくなってきているし、ミスしても3Aをおりたし、3Lzにコンボをつけられなかったけれど、そのあとのステップの迫力は素晴らしかったし、収穫と宿題を手に入れたSPだと思います。
FS:SPをみて、FSは安心してみれました。SP同様、シーズンが進むにつれて4回転をリマスターしつつある、そしてそのあとのプログラムは圧巻でした。目先よりも遠くに目標を置いた演技、しかも4回転大会の中、順位をかなりあげての銀メダルを獲得。素晴らしい。

フェルナンデス選手:
4回転が本当に簡単そう。踊れるけれど、上位の選手に比べるとスケーティングが甘いか・・・

羽生選手:
この若さでGPFというのはチャン選手以来なのかな?チャン選手は何歳の時だったかな?
若さ溢れる強気さで大舞台でどうどうと演技しました。

ブレジナ選手:
SP,FS:4Sに自信があるのでしょうね。1本目どころでなく3本目くらいで跳んできますね。
この選手も踊るのも上手いので今大会は全体的に見応えあり。

アボット選手:
SP:プログラムに自信を持って滑っているのが分ります。
FS:この曲、カー姉弟が使っていた曲か?好きですね。


コストナー選手:
SP:クリーンにジャンプが決まると伸びがあるしいいですね。
FS:タイツルック。才能を買われながらなかなか勝てませんでしたが大舞台で初優勝、おめでとう。フランスワールドに弾みがかかりました。

鈴木選手:
SP、FS:ミスが出ながらもよく観客に向かってダンス。いいジャンプは着氷後の流れもよかったです。

レオノワ選手:
SP、FS:SPの髪型はスケーターによっては「No」と言われそうですが、彼女はおしゃれ上手さんラインでセーフ。自信を持っているなと思います。FSはいつもと同じ感想。

タクトゥミシュワ選手:
SP:シニアデビューの優勝候補の筆頭選手がこういう大一番で驚くようなミスをすることがあります。
FS:ミーシン門下特有の過剰な腕の動き(門下生ファンの方ごめんなさい)があるのですが、なんとなくセンスを感じる。

シズニー選手:
SP,FS:ディフェンディングチャンピオンでプレッシャーが大きかったんでしょうね。









浅田姉妹のご母堂のご逝去の報に接し、お悔やみ申し上げます。