La douce vie

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KIHACHIイタリアン Fish

2007-03-31 | 食べ物 未分類
今日のお魚は鰆。
桜チップで軽くスモークした鰆“プロファーレ”
魚の下には菜の花のリゾット。
鰆も菜の花も大好き!でも、これを食べていると、普通の白いご飯に焼いた鰆と菜の花のおひたし、それにお味噌汁が飲みたくなってきます。和食バンザイ!
正直、もう1ひねり工夫が欲しかった。

フィギュアスケート:勝手にぐらンプリ2007 

2007-03-29 | figure skathing、ice show
とうとう終わってしまった。世界選手権。今シーズンも楽しかったなぁ。
大きな期待をかけられて見事期待に応えた日本選手達は「チーム・ジャパン」としてMVPを差し上げたい。
さて、今年も私の勝手にぐらンプリ。

男子:SP
・ジェフリー・バトル選手「アディオス・ノニーノ」
ピアノのみのシンプルな楽曲がバトル選手の美しいスケーティングを際立たせて、まるで楽曲から音符が抜け出したかのように銀盤の五線譜を舞っていました。世界選手権の演技は感無量。

・神崎選手「ボレロ」
全日本の神崎選手は本当に素晴らしかった。大きな3アクセル。表現力も丁寧で実際には4位でしたがメダルに値する演技だったと思っている。

・織田選手「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」
アメリカ杯の織田選手。圧倒的で素晴らしかった、少しバトル選手の影響も見え隠れするプログラムだけど、織田選手のキュートさが活かされたプログラム。昨年のシニアデビューに比べて納得のいかないシーズンだったかもしれないが、客観的にみて織田選手も本当にすごかったと思う。

・ジョニー・ウィアー選手:「キング・オブ・チェス」
織田選手とどちらかにするか迷いました。ウィアー選手の本来の魅力からはまったく違う方向からアプローチ。その冒険精神に一票。衣装もすごく好きです。

男子フリー:
・ステファン・ランビエール選手「フラメンコ」
世界選手権はとても情熱的で素晴らしい演技でした。このプログラムがたったの1回しか見れないとすればとても残念です。あの無精髭の伸び具合など、少し前から計算しているのでは!

・高橋選手「オペラ座の怪人」
キャンベル、カナダと失敗続きだった頃はほとんど理解できないプログラムでした。しかし、完成されたプログラムはSPのように内容がぎっしりと詰まっていて、ジャンプとジャンプの間にも演技が途切れない。仮面を脱ぎ捨てる毎に強くなる高橋選手は与えられた器を支えきる精神力も大きく成長。ランビエール選手やバトル選手のようにどの国に行っても愛されるスケーターになってほしいものです。ちなみに衣装もパーフェクト。

女子SP:
太田選手「黒鳥」
正直、全日本の演技をビデオにとって何度も何度もみています。ひと言で言えば「美しい」。腕の角度、動かし方どれ1つとっても理想的な動きをしてくれます。子供の頃あこがれたフィギュアスケートが具体的になって存在しているよう。来季もこのプログラムを滑る予定とどこかで聞いた気がしたので、とても嬉しいです。彼女が同じ国の選手であるということが心から誇らしい。

コストナー選手「カノン」
世界選手権のコストナー選手は本当に素晴らしかったです。表現力の丁寧さ、やわらかさ、さわやかさ、愛らしさ。今の彼女の年齢でこそできる作品といえるでしょう。

中野選手「SAYURI」
全日本のSAYURIは本当に素晴らしかった。しかし、世界選手権ではさらに表情が活き活きとしていて、ジャンプミスがあってもパーソナル・ベストを打ち出せるだけの素晴らしさがありました。

女子FS
村主選手「魂の歌」
村主選手の選曲(しかもオリジナル)、振り付け、衣装、髪型、どれをとってもいつも本当に唸ってしまいます。日本のトップアスリートとしてまだまだ頑張ってもらいたいです。

キム選手「あげひばり」
キム選手のフリーをみるたび「私の評価はまだまだ低かったかもしれない」といつも思わされてしまいます。表現力の豊かさ、ジャンプ、スピンのオリジナリティ、勝負に対する強さ、とどれをとってもトップ選手に値するものをすべて兼ね備えた選手です。来年の新しいプログラムが楽しみ。

アイスダンス:
・デュブレイユ・ローゾン組「AT LAST」彼らの演技を見ているとこれが競技中だということをついつい忘れてしまいます。楽曲とステップが本当にマッチした素晴らしい作品でした。

ペア:
シェン・ツァオ組「タイス瞑想曲」
見事有終の美を飾ったこと、ご婚約おめでとうございます。ペアの選手の中でもこの二人の表現力の美しさは格別でした。

とても目をひいたジュニア選手:パトリック・チャン選手
NHK杯での演技、驚きました。年齢を知って2度驚きました。ジャンプミスは多かったけれど、カナダ選手らしい芯の通った基礎力を感じるし、ステップも凄かったです。次のオリンピックまでに彗星の如く伸びてくるかもしれません。
女子のジュニアは表現力が丁寧でスピンも高レベルなものを取り組んでいました。新採点システムの上で教育された選手達という印象。第2のコーエン選手、キム選手のような存在が続出する予感がしました。

フィギュアスケート:世界選手権2007女子FS

2007-03-25 | figure skathing、ice show
ショートプログラムでいい演技をした選手は大きなプレッシャーに晒されることが少なくない。

コストナー選手、ジャンプを確実に決めようとしすぎて精彩さを欠いた。日本をイメージした選曲をしてくれたのに残念である。

中野選手。3アクセルにチャレンジするもミス。その後もスピンのバランスを崩したりしたが、我慢をして「シンデレラ」をフィニッシュ。中野選手のドーナッツ・スピンは軸がしっかりしているし、回転速度が速いから上からの撮影を選んだのだろうけど、横から見えるスピンの流れの流麗さを評価している私には少し残念だった。
マイズナー選手。SPがまずまずの出来だったのに、4位発進は少なからずショックだったのだろうか。フリーでも決して悪いわけではなかったのだけれど。

キム選手。彼女に非常にあったプログラム「あげひばり」。その素晴らしさに途中まで「彼女が女王になりそう」と本気で思っていた。しかし、途中でジャンプミスから集中力を失う。でも、ザヤック・ルールにひっかかったわりには高得点。彼女がフリーを完璧にもってきたときどんな点数が飛び出たことだろう。

浅田選手。絶対失敗できないフリー。1つ1つのエレメンツに集中して、見事銀メダル。
昔、伊藤みどりさんを見てきた私は3アクセルで世界の壁に挑む彼女を心からかっこいいと思っていた。浅田選手にも同じような思いを抱いているし、期待に応えてくれていると思う。しかし、敢えて希望を言うなら20歳になるまでにプログラムを観客に向けて滑ることのできる選手になって欲しい。

そして安藤選手。SPと同様、全日本からたったの3ヶ月。フリーも見事女性らしく生まれ変わった。丁寧な表現力と完璧なジャンプ。浅田選手と僅かな点差で競り勝ったのならその部分が大きかったのだと思う。おめでとう!世界女王。この2日間の演技はラッキー・ガールとしてでなく、その称号に値する価値があった。

キム選手やマイズナー選手になくて浅田選手と安藤選手と中野選手にあるもの。それは身近なライバルである。NHK杯、全日本といつも彼女達は1つのミスで順位が入れ替わる。日本代表の3枠目のハードルも高い。そんな彼女達だからこそ、ミスを引きずらず、母国開催の大きな期待にも応えられたのだと思う。

今年どの選手が優勝したにしろ、しばらく世界女王は毎年のように入れ替わりそうである。今回の優勝が安藤選手だったから言うのではなく、浅田選手にしろ、キム選手にしろ同じ感想を抱いただろうと思う。

フィギュアスケート:世界選手権 女子SP

2007-03-25 | figure skathing、ice show
所用のため、家を空けていました。
さて、女子ショートプログラム。コストナー&安藤選手!ブラボウッ!!!

GPシリーズを欠場していたコストナー選手。記憶に残っているのは昨年のオリンピックシーズンオリンピック母国開催の国民からの熱い期待をプレッシャーに押しつぶされて精彩さを欠いた彼女。そしてその前のシーズンはジャンプやスピンのレベルは素晴らしいけれど、表現力はまだまだだった彼女。その彼女がこんなに素晴らしい表現力を身につけて戻ってきてくれた!!スタンディング・オーベーションをみて感極まったコストナー選手。東京のオーディエンスは素晴らしい!

そして安藤選手!私はここで彼女のことを少し失礼なくらい指摘しつづけてきた。それは不調だったオリンピックシーズンではあったけれど表現力が飛躍的に素晴らしくなっていたのに、その魅力が消えかけたように思えたからだった。全日本から数ヶ月。高ポイントのビールマンスピンは出来ないけれど、それにあまりある女性らしい表現力が戻ってきた。
私は今回、この二人を応援しよう!と決めてしまった。

そして注目のキム選手。ロクサーヌの素晴らしい表現力は昨年のコーエン選手の「黒い瞳」を彷彿とさせた。浅田選手の最大のライバルなどと煽られて心配していたけれど、ここでもスタ・オベ!リンクを離れようとした瞬間、観客に向かって大きく手を振った。きっと日本ではこんなに声援してもらえないかもしれない、と心配していたのかもしれない。

昨年の世界女王マイズナー選手は悪くないできだったけれど、観客の心を掴むことはできず。

中野選手は最初のコンビネーションジャンプでバランスを崩してしまった。スパイラルでも作戦ななのか余裕がなかったのか、いつもの手をチェンジする表現は出さなかったけれど、どうにか持ちこたえてガッツポーズ!でも、表現力や表情は今シーズンで最高のものだったと思う。

浅田選手は最初のコンビネーションでまさかの失敗。しかし、その後は持ちこたえて、1つ1つのエレメンツや表現力を丁寧に決めた。まさかの5位発進。やはり、母国開催の金メダリスト候補という重圧は諸刃の剣なのだな、と実感。

今回の大会は3-3のコンビネーションをもった選手が上位進出。しかも全員がそのジャンプの種類は違えども自信をもっているように思えた。

フィギュアスケート:世界選手権2007男子FS

2007-03-23 | figure skathing、ice show
今日も会場は凄い熱気でした。手がまだしびれているよう。

今日も会場は大きな愛情に包まれ、どの選手もホームのような気持ちで演じることが出来たのではないかと勝手に思っています。特にベルナー選手やベルンゾン選手は会場の声援に応え、素晴らしい出来でスタオベ!ベテランのリンデマン選手もいい笑顔でキス・クラを後にしました。

織田選手。今日はやってくれると信じていました。新しい衣装に新しいプログラムで登場。昨日の失敗を払拭するかのような素晴らしい3アクセル。しかし、終わった後、うかない表情。点数も伸び悩み・・・。家に帰って知ったのですが、ザヤック・ルールにひっかかってしまったようですね。それでもごぼう抜きで順位を上げて見事に開催国の意地を見せてくれました。

サンデゥー選手。あまり元気なさそう。やはり、演技中ジャンプミスが目立ち彼の笑顔を見ることが出来ませんでした。もっているものが素晴らしいのに残念です。

最終グループ登場。ものすごい熱気です。6分間練習の時、高橋選手のスケートがよく滑っていて、ジャンプも決まっています。

まず、ライサチェック選手。ライサチェック選手のオールバックはう~ん。SPの無造作ヘアかツンツン立たせた方が似合いそうです。最近、SPかFSのどちらか髪を撫で付けているのが流行っているなぁ。
ちなみに織田選手は撫で付けよりギバちゃんのような髪型(今のなでづけの柳葉さんでなく、少し前のめりにつんつんたたせているような)の方が似合いそうです。そんなことはさておき、彼のカルメン。やはり大きな崩れはなく。ウィアー選手。全米から衣装を変えてきたFS。このプログラムの方が彼の繊細さを生かせます。しかし、スタミナ切れかジャンプがまとまらず。
ランビエール選手。まず、東京に来てくれて有難うと本当に言いたい。万全じゃなかったろうコンディションでディフェンディング・チャンピオンとして出場することは難しい決断だったろう。ベストという出来でないものの、素晴らしい出来でスタンディング・オーベーション。
ジュベール選手。昨日で貯金した分、今日はしっかりと完璧な演技をして見事王者に!

そして高橋選手。3位で迎えたフリー。1位2位の差より、ランビエール選手との差がほとんどない方が気になっていました。
最初の四回転、お手つき。しかし、その後のジャンプは1つ1つ丁寧にまとめています。ジャンプとは対照的にスピンやステップは母国開催の期待が鎖となって彼の体をがんじがらめにしているように重い動きでした。
私達は全日本での素晴らしい「オペラ座の怪人」を知っている。今日のプログラムはそれと比べるものではない。フリーを苦手としてきた高橋選手が大きなプレッシャーを背負って世界選手権という大きな舞台で掴み取った価値のある演技だ。しかもフリーで順位を上げたのはここ最近なかったことではないだろうか?おめでとう!!!本当に素晴らしかった。

そして最後にバトル選手。高橋選手の熱狂の後で少し気の毒だった。

フィギュアスケート:世界選手権2007男子SP

2007-03-21 | figure skathing、ice show
今日、観戦に行ってきました。私の気持ちは複雑に入り乱れて言いたいことがまとまりません。まずは初観戦の興奮だけでも記そうかと思います。

私は第3グループあたりから会場入り。すでに半分以上入っている観客は多いに楽しんでいる様子です。いい演技をした選手は大きな拍手、失敗した選手には励ます拍手。パーソナルベストを出した選手にはそれを称える拍手。

私の席はキス&クライの斜め上あたり。審判と同じ方向で、選手達の出入りがよく見えました。床にはカーペットが敷いてあり、椅子はクッションのあるもので思ったより冷え込むことはありませんでした。ちなみにアリーナ席には海外の方がいっぱい。選手のご家族?それとも噂にきくフィギュアスケートを観戦しに世界に飛び回って応援する方々でしょうか?

男子の衣装は黒系がダントツで多いです。しかも黒にアクセントで赤を入れる人が多い。今の流行なのですね。だからカラーのある服の選手はなかでも映えて見えました。

最終グループの2組は名前の知られた選手ばかりで、6分間練習から凄い盛り上がりです。織田選手やライサチェック選手の組はジャンプ合戦になりました。練習を終え、戻るバトル選手がバーケルコーチを見て、無言で何度か頷いていたのを見たとき「今日はいけるよ!」と聞こえたようでした。
ここで、2F席?3F席から関西大学応援団登場!フィギュアスケートに応援団!軽いカルチャーショックを受けました。

織田選手は6分間練習ではあんなに美しいジャンプをバンバン跳んでいたのに、得意のトリプル・アクセルでまさかのパンク。最後までこのミスを引きずってしまう。
バトル選手は総てが完璧ではなかったけれど、ノーミスに近い演技で会場はこの日一番大きなスタンディング・オーベーションに包まれました。スケーティングの無駄のなさ、上半身のポジショニングの確かさ、スピンの美しさ。あぁ、今日来てよかった。。。
ライサチェック選手は苦手のSPも大崩というほどでもなく、彼らしいポジションにつけました。背高いなぁ。SPとFSの衣装が似ているのではないかといらぬ心配をする私でした。

ここらへんのグループからトスティング・ブーケやぬいぐるみがお賽銭のようにキスクラにぼとぼとと落とされていて、関係者の頭にぶつかっていたよう。

最終グループ。6分間練習で拍手が止まりません。今度は最初、高橋選手からはじまったスピン合戦になりました。高橋選手は他の選手に遠慮してなかなかジャンプの体制が取れない。これが皆が指摘する「優しすぎる」ところなのかな、と思いました。

ランビエール選手は今回の衣装、好きですね。生でみてもスタイルがよいです、シマウマの衣装でイメージしたよりはスリムでスケーターというよりダンサーのような非常に雰囲気のあるオーラを醸し出していました。(たしか)3アクセルで大きな転倒。お尻でしばらく滑ってしまうほどでしたが、そのコンビネーションジャンプの難易度を下げ無難にまとめあげポジションを変えても軸がずれない素晴らしいスピンを決め、バトル選手に劣らない大きな拍手でした。
ウィアー選手。衣装がなかでも映えて見えます。すケートカナダのSPの演技を最初に見たときはギクシャクした感じがありましたが、きちんとウィアーワールドにしています。大きなトリプルアクセルを決めて、これまた大拍手。
高橋選手。織田選手と同様大きな歓声で迎えられる。最初のジャンプでつまずきながらも、あとのジャンプはきれいに決める。ステップから入るルッツはいつ見ても感心してしまう。他の選手よりもステップからジャンプへのインターバルが短く、ルッツの後の流れが素晴らしい。しかし、今までTVで見た高橋選手のステップよりスピード感が感じられなかった。キス&クライに辿り着く前、モロゾフコーチの言葉にうつむいて顔を横に振っていた。
ジュベール選手。今回注目のジュベール選手はプレッシャーにつぶされることなく、総てのジャンプを着実に決めて(あれ、フリップはお手つきだったかな)、ダントツのトップ。会場から大きな拍手がおきた。
プレオベール選手は緊張する最終グループの中でもコミカルでみんなを楽しませてくれた。あのジャンプ!あんなに軸がぶれてるのに転ばないよ!すごいよ!
そしてサンデュ選手!最初のジャンプを決めた時、会場から「(今日はやってくれるかもしれない)おおっ↑」という歓声、そして次のジャンプで転倒、「(やっぱり今日も駄目か)おおっ↓)という歓声が印象的でした。


高橋選手と織田選手。まだ若い彼らがマスコミや世間の期待に背負わされた母国開催のメダリスト候補というプレッシャーがどれほどのものであるのかと思うと、複雑な気持ちです。
明日のフリーではとにかくすべての選手がベストの演技をしてくれればそれでいい。順位は後からついてくるもの。総ての選手の健闘を祈っておやすみなさい。

!Welcome to Tokyo!!フィギュアスケート世界選手権

2007-03-19 | figure skathing、ice show
いよいよ、フィギュアスケート世界選手権が東京にやってきます
もう、楽しみで楽しみで、そわそわ。
オリンピックで活躍したあの選手もこの選手もやってきます。
フィギュアスケート大好き。でも、シロウトの私の楽しみ方をご案内します。

男子:
実は今大会、男子を非常に楽しみにしています。一昔の男子の大会は「ジャンプが総て」という時代がありました。でも、今年はジャンプ、スピン、ステップ(そして顔)すべてにおいてハイレベルな闘いです。

■ランビエール選手(現チャンピオン):GPカナダでは疲労が残っていたようですが、十分に休養を終え、フラメンコを取り入れた新プログラムに注目です。ジャンプで小さなミスをしてもスケーティングの美しさが群を抜いているので、ジャンプだけでないスピンもステップも美しい選手。
■ジュベール選手(現ランキング1位):FSに4回転を3つ入れてくるか?ジュベール選手は真のジャンパー系選手といえましょう。今年のすべての大会を1位で通過している選手。SP、FSすべてジャンプをクリーンに入れれば、チャンピオンの座とともに今後の男子フィギュアの動向を示す選手と言えましょう。
■ライサチェック選手(全米、四大陸チャンピオン):彼のカルメンは崩れない。四回転も試合に組み込み成功させているので、メダル争いに十分食い込むでしょう。
●ウィアー選手:FSではスタミナ切れ感があるけれど、彼にしかないONE&ONLYの美しい世界を表現できる貴重な選手。
●バトル選手:ウィアー選手同様、オリンピック・イヤーの疲れが残っているうように思われますが、標高の高い四大陸よりさらによい演技をしてくれると信じています。バトル選手のスケーティングこそ「上質」「理想」のスケーティングなのだと思います。
●サンデュー選手:フィギュアスケートの一環としてバレエを習う選手や表現力の繊細さから「バレエダンサーのような」選手が多くいるけれど、サンデュー選手は国立バレエ学校にいただけあって、真のバレエスケーター。アーティスティック性と天才肌らしいムラッ気はあるけれど、ポージングは完璧。

☆高橋選手:私が高橋選手に望むことは大舞台で二日間最後までクリーンに滑りきることです。そうすれば、「タカハシダイスケ」を知らない世界中のフィギュアファンに一夜にして彼の名前を知らしめることになるでしょう。
☆織田選手:FS変更だそうですね。あきらめることを知らない、彼らしい選択です。信成クルーズを楽しみにしてます。昨年の劇的なシニア・デビューから比べると今年は元気ないのか、といえばまったくそんなことはありません。GPアメリカ優勝、GPファイナル3位、パーソナルベスト世界歴代3位と華々しい実績です。そして精神力の強い織田選手はメダル候補の有力な1人です。

今年の世界選手権をオフイヤーにさせなかったのは、高橋・織田両選手の著しい成長も一因と言えましょう。それぞれの一昨年のそれぞれの大きな悔しさを残した全日本選手権からこんなに大きく成長しました。お世辞抜きで日本代表は世界のトップと肩を並べるだけの力をもって臨みます。


女子:
女子は昨年のオリンピックとうってかわって新世代の台頭です。次のオリンピック・イヤーに向けてのお披露目。しかし、若くても凄い才能が集まっています。

■マイズナー選手(現チャンピオン):GPファイナル出場を逃しましたが全米、四大陸と着々と取るべきメダルをとっています。エンジンがかかってきています。
■キム・ヨナ選手(現ランキング1位):彼女の美しい表現力に注目です。腰痛が心配ですが、着実に加点のとれるジャンプ、スピンとどれをとっても素晴らしい選手です。FSのあげひばりは彼女にぴったりの清廉で愛らしいプログラム。
●ロシェット選手(カナダチャンピオン):若い選手台頭の中で経験を積み重ね、大人の表現力で楽しませてくれる選手。
●マイヤー選手(GPファイナル3位):美しいバリエーションのスピンをもつ選手。表現力もさわやかで美しい。FSは「菊次郎の夏」を使ってくれている。
●コストナー選手(ヨーロッパチャンピオン):GPシリーズに出場していないものの、ヨーロッパ選手権で見事優勝。3-3が飛べる選手なので優勝争いに食い込む可能性は十分にある。FSは中野選手と同様に「SAYURI」からチョイス。

☆浅田選手:一人別次元。女プルシェンコと呼んでもよかろうかと思います。やるべきことをすれば優勝候補筆頭。しかし、コーチは彼女を今年のチャンピオンにするためではなくクワン選手の如く、圧倒的なチャンピオンに育てたいと思っているに違いありません。
☆安藤選手:GPアメリカのようなクリーンに滑れば浅田選手を最も脅かす存在。SPがとても個性的で楽しめる。彼女も昨年のオリンピック・イヤーに辛い思いをして、今年飛躍した選手。今年は思う存分楽しんでかっこよく決めてもらいたい。
☆中野選手:日本代表の一番お姉さんらしく、中でも表現力が一番丁寧。SPの「SAYURI」の練り上げられたプログラムは要必見。

昨年銀メダリストの村主選手が選出されなかったほどの激戦で世界選手権のチケットを手に入れた3人。日本代表になれたという誇りを胸に試合に臨んで欲しいです。


ペア:
中国の3つ巴といっても過言ではないでしょう。ところで、井上選手も川口選手も里帰り!日本代表がいないので、嬉しいですね。井上選手のたおやかな演技が本当にうっとりさせられます。

アイスダンス:
私は子供の頃からフィギュアスケートは特にメンクイでして。アメリカのべっぴん!ベルビン嬢を生で見てみたいとひそかに思っています。
でも一番楽しみなのはカナダのデュブレイユ・ローゾン組の「AT LAST」最初の手にキスするところから二人の世界が支配しています。曲と演技が本当にマッチしていて、完璧な世界、これぞ、大人のスケーティングです。
引退を飾る木戸・渡辺コンビも勿論楽しみです!

KIHACHIイタリアン アンティパスト

2007-03-17 | 食べ物 未分類
イタリアン・アンティパスト3種盛りは次の通り。

・サヨリとキウイフルーツマリネ
・リコッタチーズを詰めた花ズッキーニのフリット
・じゃがいものパンナコッタ 生うに添え

この花ズッキーニのフリッターがリコッタチーズとあって美味しくて。サヨリとキウイの組み合わせはキハチならではの自由な発想!ウニに舌鼓をうって、ついついシャンパンが進んでしまいます。

KIHACHI イタリアン 前菜

2007-03-15 | 食べ物 未分類
先日、久々にキハチイタリアンに行きました。
キハチは旬の食材を生かしたお料理でイタリアンだけれど無国籍料理に近い自由さがあって大好きです。
この前菜は「フォアグラと生ハムのパンツェロッティ」
イタリアの餃子のような皮の中にフォアグラと生ハムの組み合わせ。
前菜から面白い。