第二部
五輪メドレー。五輪にいい思い出もそうでない思い出もそれぞれが抱えている。でも、こうして荒川さんのお願いに快く応じてくれたこのメドレーはなんとも懐かしく、今回のフレンズのまさに目玉となりました。現役を遠ざかったスケーターほどぐっとくる!
•クリストファー・ベルントソン 2006トリノ SP「あぁーーーーっっっ」
東京ワールドは本当に素晴らしい演技でした。あの時、会場にいて、最終グループ以外で盛り上がったスケーターの一人でした。このプログラムの叫び声は結構みんな爆笑していました。
•八木沼純子 1988カルガリー FS「ロミオとジュリエット」
可憐な美貌が変わらないところがすごい。ベルットソンとすれ違うところが、王子に姫という感じでよかった。
•田村岳斗 1998長野 FS「シェルブールの雨傘」
当時の衣装!当時はもっとビジュアル系でしたよね。いや、今もますます美貌に磨きがかかっていますが。
•シェイ=リーン・ボーン 1998長野 FD「リバー・ダンス」
一人で滑っても魅惑的。田村さんが最初のパートナーで見栄えよし!
•小塚崇彦 2010バンクーバー SP「ボールド・アズ・ラヴ」
シェイリーンー小塚ー有香さんの振付師ライン。最後の音のところや、彼の五輪での演技に対する評価を思うと、本当に今回の五輪に出てもらいたかったとつくづく思う。(だからと言って他の誰かに出てもらいたくなかったという意味ではない)
•佐藤有香 1994リレハンメル FS「パキータ」
このメドレーの中でもワクワクするプログラムの1つでした。軽やかでよかった!
•タニス・ベルビン&ベン・アゴスト 2006トリノ OD「Salsa Con Coco」
まさに二人の魅力爆発!ベルアゴはこういう明るいプログラムを待っていた!という沸き方でした。ベルビンが当時の衣装がきちんと着こなせていて、すごい!有香さんと二人の女性を相手にする遊び心が交代時にあって素敵。
•本田武史 2002ソルトレイク FS「アランフェス協奏曲」
五輪メドレーの中で見るアランフェスはまた格別。
•鈴木明子 2010バンクーバー SP「ウエストサイド・ストーリー」
このステップはやっぱり盛り上がります。
•イリヤ・クーリック 1998長野 FS「ラプソディ・イン・ブルー」
楽屋裏で「キリンの衣装人にあげちゃったんだってー」という裏話。クーリックのラプソディ日本へ帰還。
•イリーナ・スルツカヤ 2006トリノ FS「 フラメンコ」
こういう明るい雰囲気で彼女の五輪を滑らせてあげたかったという気持ち。
•チンパン&ジャントン 2010バンクーバー FD「見果てぬ夢」
いつみても完璧な二人。
•安藤美姫 2006トリノ SP「戦場のメリークリスマス」
ふーむ、選んだのはこの曲ですか。
•高橋大輔 2010バンクーバー SP「eye」
五輪用の衣装じゃないけれど、この衣装も捨てがたくいいですね。
•荒川静香 2006トリノ FS「トゥーランドット」
あの時の衣装がまだ着こなせる、素晴らしい。やっておきたかったんだろうなぁ、滑れるうちに。
Get the Chance 近藤琢哉 「ルパン三世のテーマ」
ルパンの衣装、ルパンのもみあげ。初めて見ましたが、面白くってよかった!荒川さんの採用眼にうなります。
クリストファー・ベルントソン 「Fix You」
今回の荒川さんのテーマに沿ったのか、持ちネタなのか?スケート一辺倒でなく、こういうプログラムを滑ってくれる人がいるとショーの幅が広がって面白いと思う。
田村岳斗「アダムス・ファミリー」
「そろそろ本気だす」の言葉通り、女装なし、凝った素敵なプログラムです。
白い手袋に蛍光になっていて、暗転するとハンド君が踊りだす。でも、暗い時間が長くなるとハンド君も見えにくくなっていく・・・。
でも、いいプログラムでした。私こういう凝った作品好きです。最後の挨拶も田村さんとハンド君が挨拶しているところも凝っている!
このプログラム、フレンズでしか見れないのはもったいない!ぜひ、他のショーにも出演して演じていただきたい。
それにしても、田村さんこの恰好はカッコよすぎでしょう!
最後は田村さんとハンド君のご挨拶。凝ってるなぁ。
安藤美姫 「アメイジング・グレイス」
どうしてもこの曲を聴くと中野さんの演技が脳裏に現れてしまいます。
イリヤ・クーリック「ネッラ・ファンタジア」
この曲、荒川さんも、サフチェンコ&ショルコビーも滑ってる人気曲ですね。
赤上下の衣装・・・。昔のジャニーズのアイドルを思い出した。
パン&トン 「レ・ミゼラブル」
いつも自分たちがどんな曲がよく合うのかわかっている二人。
高橋選手「バイオリンのためのソナチネ」
正直オフシーズンも質のよいジャンプが跳べていないことが気になっていました。雑音に対して答えを出すのは五輪の演技だけだと思っています。
荒川さん「パガニーニのラプソディ」
トゥーランドットとパガニーニってトリノ五輪シーズンのプログラムですね。
演技も衣装も本当に美しくって、大人の女性のフィギュアスケートを堪能しました。
荒川さんの演技は年々進化していっているので、常に「今」のプログラムを楽しむことができたのは荒川さんのたゆまぬ努力が故だったんだなぁ。
今回のフレンズはいろいろ心残りがないように、という荒川さんの心中が感じられましたが、状況が許す限り、フレンズもショーも続けていただきたいです。
エンディング
フレンズらしく明るいナンバーで!やっぱり、群舞でアゴストに目がいっちゃいます。
結構、長くってハードそう。よくみんなOKしてくれたな、と思います。
照明がすごく凝っていて素敵だったけれど、あれだけのメンバーで群舞が観れることは少ないので、暗転するとちょっと残念。
アンコール
いつものぐだぐだしたアンコールでなく、裏方や振付師の紹介等、荒川さんらしいな、と思いました。
エンディングはシェイリーンだと思ったけれど、首をぐりーんと回すので宮本さんかも、と思ったけれど、やっぱりシェイリーンだった。
携帯でお客さんを撮る一流スケーターたち・・・。あれ、フレンズだから許されるんだろうけど、何に使うんだろう?
高橋大輔のプリズム
北島さんとの対談:こちらも続いていますね。別の分野で極めた人が「あなたは素晴らしい」と認めてくれるのはなんと心強いことでしょう。
反省会:やたら、衣装の話ばかりになると思ったら、衣装担当の方もいらしていたんですね。本田さんのアランフェス秘話も聴けて満足。
キム選手の国内選手権
ニュースでちらっとキム選手の演技の映像を久々に見たのですが、ジャンプの跳ぶ前の肩の固定した感じがパトリックに似てるな、と思いました。ただ、スピードが落ちている印象なんですが。
前五輪女王だからでしょうが、浅田真央選手のライバルはキム選手、という取り上げ方でバンバンみますが、有力選手にロシアの女子について挙がらなくなったんですが、いいのかなぁ?フィギュアスケートって母国選手の評価がバーンと上がる傾向にあるのは昔からでしょう?テレビ的にそこまで取り上げたくないのかなぁ?
プルシェンコ選手の国内選手権
代表の任命をあなたがしてよいの?とちょっとびっくりでした。
ぼくらの時代 伊藤みどり×八木沼純子×荒川静香
こういう組み合わせも珍しい。
最後に結婚の話題になったのはこういうことだったんですねぇ。
みどりさんもショーでみたいなぁ。