La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

最近読んだ本.20

2008-07-30 | book/comic
ゲド戦記Ⅰ 影との戦い」ル・グウィン
ハリー・ポッターや宮崎駿や夢枕獏の「陰陽師」の原点がここにあるのだな、と感心。

「道長の冒険 平安妖異伝」平岩弓枝
1作目は夢枕獏の「陰陽師」にそっくり、と思いながら読み、2冊目もついつい読んでしまった。2冊目は長編で西遊記っぽい。
「かわせみ」とは全然違いますなー。

「霧の果て 神谷玄次郎捕物控」藤沢周平
神谷玄次郎定町廻り同心だがしょっちゅう町廻りをさぼり、小料理屋よし野の津世の元でごろごろとしている。母と妹が何者かに殺されたにも関わらず探索を打ち切ったこととそれがきっかけで父があとを追うように亡くなってしまったことでお上への不信感があるからだ。
同僚は腹を立てているが事件が起きると綿密な鋭い調べて事件を解決する。
面白かったのでもう少し長く連載してもよい気がするが・・・こういう形式にしては短編である。

酸っぱいがすき

2008-07-28 | tea,juice,liquor,soup,drink
子供の頃は酸っぱいものは好きでなかったと思います。でも、いつの間にやら寄る年波のせいか私にとって欠かせないものになっています。
ポン酢はお鍋やサラダの必須アイテム。
黒酢は中華料理に欠かせません。
もろみ酢は栄養ドリンク代わり。夜にロックでぐい呑み1杯呑むと翌朝にはすっきり元気になっています。(もちろん個人的感想です)
ポッカレモンはいろいろな使い勝手があるけど特にこの季節はレモン水を作ってます。
実は昔務めていた会社が世にもまずい麦茶を出す会社でそれ以来(夏の冷たい飲み物の定番である)麦茶が苦手になってしまたんですね。今思えばあれは水道水のせいだったのだろうか?とにかくお客さんも必ず残していたし、社員もみんなまずいまずいと言っていた。あれ以来、麦茶を飲むとあのまずい麦茶を思い出してしまうのですよ。
なので、時々喫茶店で出るレモン水が好きなのでそれを真似しています。これが美味しくて美味しくてこの夏ポッカレモンは3本目です。

パリ小旅行:空港にて

2008-07-23 | フランス旅行
(旅行に行ってきました。天候にはあまり恵まれなかったのですが…。後日UPするつもりです。)

さて、全行程を終えてパリから帰郷です。
全面ガラス張りの空港は開放感に満ちています。
シンプルで洗練された設計デザインですね。
ここで2,3時間待機。時間は余っていても空港で買い物をする気にはもうなれず。。。

パリ小旅行:最後の散策

2008-07-18 | フランス旅行
食事の後、パリでも老舗の天然酵母のパン屋さんによりました。
そこでぐり君パパが大きな丸いパンを購入。

パリの街並みは本当に美しくて。。。どの国に行ってもその国の文化が滲み出るような街並みは魅力的です。でも、パリはちょっと違った。なんだか「あぁ、子供のころからこんな綺麗なもの見ていると違うよなぁ」なんてコンプレックスじみたことをふと感じてしまったのです。

でも、日本に戻るとそういう考えは間違っていることに気付くのです。日本は日本で素晴らしい。高温多湿地震大国の日本は石造りの壮麗な建物を残すことはできないけれど、だからこそ無常の世界を求めることによって精神的な美というまったく違う美を追求していけたのだと気づくのです。

パリ小旅行:昼食

2008-07-16 | フランス旅行
オルセー美術館を出て昼食へ。
最後の最後なのでガイドブックに載っていたレストランへ行くことにしました。
お店についてメニューを渡されると思わずぐり君パパと目を合わせて笑ってしまった。
本当に馬鹿みたいな話だけれど、フランス語がまったく読めない。パリ3日目でようやくフランスにいることを自覚させられたのです。
仕方なく、適当なものを指さして注文。しかし、これがきちんと美味しかったのです。
デザートに大きいチョコレートケーキ。これも美味しく頂きました。
会計のとき、ガイド本に載っていたオーナーシェフがレジにいたので、(やっぱり片言の英語で)美味しかったです!と伝えたらとても優しい笑顔で有難うと言ってくれました。

パリ小旅行:オルセー美術館

2008-07-14 | フランス旅行
最終日。と言ってもこの日の自由時間は15時まで。
どこに行こうか、とも思いつくこともなく無難にオルセー美術館へ。昨日も美術館。今日も美術館。いいんです、何もしないよりは。
ルーブルの対岸にあるオルセー美術館は駅舎を改装した建物です。
前日の反省を活かして今回は個人行動でチケットを購入。入場。
19世紀後半から20世紀にかけての主に印象派の作品が多く展示されています。
カバネルの「ヴィーナスの誕生」ミレーの「落穂拾い」ドガ、モリゾ、ルノワール、モネ、ゴッホ、ロートレック、ルソー、ゴーギャン、とこちらもルーブルに劣らず名画が豊富。
途中、テラスに出ることもでき、休憩がてらパリの街並みを一望するのでした。

HANZOYA

2008-07-11 | 食べ物 未分類
「新横浜でスケートをみるならHANZOYAでごはんを食べよう」とぐり君パパに言われ、「え」と驚きました。
新横浜といえば私もいつもHANZOYAを連想するのだけれど、アイスショーとHANZOYAがセットになるということは考えても見なかった・・・

HANZOYAはフレンチレストランで旬の野菜をはじめ様々な食材を活かした料理がとても美味しいお店です。
この日、レストランに着いた頃には暑すぎて食欲がなくなっていたのですが、じゅん菜をゼリーで閉じ込めたサラダなど涼やかな料理を食べているうちにむくむくと食欲が湧いてきたのでした。サラダで体が冷えたところで暖かいスープが出るなどよく計算されています。


レストランから新横浜スケートセンターは同じ通りに面しており、食事を終えてゆっくり歩いて行くとちょうど開演時間10分前に到着したのでした。

フィギュアスケート:Friends On Ice ②

2008-07-09 | figure skathing、ice show
荒川さん&シェイリーン・ボーン:荒川メドレー
「fly me to the moon」を軽快に踊り始める荒川さん。「お、この曲見てみたかっんだ!」とテンションが上がる私。でも途中で突然音楽が切れ
「これこの前も見ましたよ(というようなこと)」中野さんか?
「でも、いいプログラムだから何度見てもいいよね(というようなこと)」宮本さんか?
なんて突っ込みがあり、分かった、分かった、とばかりに突然衣装の着替えをはじめ、丁寧に折りたたんでいる姿をナレーターの方がつっこむ。(そのお着替えの佇まいはイッセー尾形の独り芝居か!と突っ込みたくなりましたが)フリンジや巻きスカートがとれると白と黒の衣装に変身。長手袋がつき懐かしい「メモリー」!途中のスパイラルのポジションを見たとき、私の目には荒川さんの胸に猫の目が浮かび上がりました!途中、中央上から試着ルームのようなものが降りてきて、またお着替え。今度はCandy Manの衣装が真っ白くなって登場。そして最後の「It's a Beautiful Day」でサプライズが。ここで布に絡まって出てきたのがシェイリーン!この時点で観客から大歓声!このあと、シェイリーンと荒川さんのコラボは本当に素晴らしく大きなスタオベが起きました。

このあと、荒川さんからの挨拶が再びありKIDSが登場。あの真央ちゃんの「チャルダッシュ」東京ワールドのごとく会場から大きな手拍子!演技もさることながら最後の挨拶の後のセクシーポーズも大きな印象を残してくれる子でした。

恩田さん:曲目不明
椅子にマネキンを座らせて情熱的に踊るプログラム。1部とはまた違うイメージです。どうせなら、どなたか男性陣に座ってもらえばよいのに!最後にマネキンにキスをする姿をみてふたたび「どうせなら!!」余計な御世話です。

田村さん:「シングシングシング」
明るいナンバーは彼のイメージにぴったりです。途中のすさまじいステップでバランスを崩してしまい、最後はやはり疲れが出たようで演技が終わりバッタリ。そんなキュートさもやはり田村さんの魅力です。

中野選手:「ロマンス」
新しいSP!今までのイメージと違いしっとりと踊るプログラムです。スピンのポジションの美しさ、表情のつけ方は年々磨きを増しています。
いつもと違うイメージの衣装。長い袖が揺れるスモーキーパープルの衣装は新鮮です。
ぐり君パパは中野さんのことをしきりに「(TVの印象より)顔が小さくてスタイルがいい!」と絶賛していました。
小塚選手も中野選手もここで新シーズンのSPを披露してくれたのは嬉しい限りです。

本田さん:「ロミオとジュリエット」
1部と違い今度はしっとりと大人のスケーティングを見せてくれました。個人的には2部の方が好きかな。

ベルビン&アゴスト:「セクシー・バック+マイ・ラブ」
昨シーズンのEX。お客さんも二人の時が一番ヒューヒューいっていたかな。
来てくれて有難う!!シェイリーン同様アメリカでも行かない限りなかなか見ることもない、と思っていた二人の登場です。今回のショーでアイスダンサーの二人が来てくれたことでショーの華やぎが増したことは言うまでもないです。
ベルビンは髪型を肩の長さでシンプルにカット。アゴストの始終絶やさない笑顔は本当にチャーミングです。

高橋選手:「Eye」
ジャンプの歯切れのよさ、スピンは昔のようなスピード感。そしてそして何よりもステップの素晴らしさ。サーキュラーの1つ1つの場面のどこを切り取っても本当に絵になっています。とくにテテテと洒脱に歩くところの表現なんかは唸ってしまいます。それからストレートとサーキュラーのつなぎの場面に振り付けなく立っているのはスケーターとしては勇気がいる場面ではないかと思うのですが、よく音楽を支配しています。
TVではステップのときに足元だけを映されることが多いのですが、彼はやはり上半身の表現の素晴らしさも魅力なのでぜひ全身を映してほしいものです。

パン&トン:「サマータイム」
今年のペアの世界選手権。私の中でフリーで一番印象がよかったのはこの組でした。
しっとりとした抒情性豊かな世界を披露してくれました。TVで見るより表現の豊かさがより伝わってきてますますファンになりました。

エヴァン・ライサチェック選手:「マイケル・ジャクソンメドレー」
トリはこの方。ライサチェックの名前が呼ばれると会場はヒート・アップ!
カーニバル・オン・アイスでも非常に好印象を残した演技でした。今回も恵まれた体の大きさをフルに使ったダイナミックな演技に大満足。

荒川さん:「Frozen」
大トリは勿論荒川さん。新しいプログラム。マドンナの「Frozen」。昔、PVを見た印象が「カラス」。そのPVのイメージそのものだと思いました。鴉のような漆黒の衣装に妖艶な表現。
それまでクラッシックやオペラの正統派のイメージが強かった彼女ですが、シェイリーンや宮本さんによって新たな一面をどんどん見せてくれるところが嬉しく思います。
この日は休む間もないほど露出することが多かったですが、3回転ジャンプをいつもクリーンに決め、どの演技も疲れを感じさせないお見事なものでした。まさに座長です!

YOU TUBE:MADONNA「FROZEN」
http://jp.youtube.com/watch?v=m6SDMCLN5oM

エンディング
キャスト全員でのタップで始まるエンディングは圧巻。キャストがリンクの四方に分かれると欲張りな私はどこに目を向けてよいのやら分からなくなってしまいました。気がつくと中央でベルビンとライサチェックが踊っていてそれをアゴストが奪い返していたり!荒川さんと宮本さんが澄ました顔をしてタップで縦断したり!
隣同士の男女でペアを組んでダンスしていたのが、1列目のお客さんを交えて踊りだしたり。
男性陣がシェイリーンを追い詰めて水鉄砲を撃ちまくったり。(彼女は本当にスターでした)しばらくして男性陣の首根っこを掴んでシェイリーンが現れたり!ここらへんになると学園祭の後夜祭のノリ。最後にタイや帽子をお客さんに投げ入れたり、お客さんへのサービス満点です。
最後に荒川さんが宮本さんと高橋さんをひきつれてお辞儀。荒川さんにとって、このショーにとって欠かせない二人なのだということが伝わってきます。
それでも熱気の冷めやらぬ観客はさらにアンコールを要求。最後に荒川さんが美しいイナバウアーをみせてくれました。

幸せな気持ちをいっぱい胸に詰め込んで帰宅。雨が降りだしてあわてて洗濯物を取り込み、焼きうどんをつくり、アイスを食べていたらいつの間にやら日常に戻っていたのでした。。
はぁ。来年も見たい。

*なんだか人によって呼びつけたり「さん」づけになったり「選手」づけになったり読みにくいでしょうがご容赦ください。

フィギュアスケート: Friends On Ice 2008①

2008-07-07 | figure skathing、ice show
カーニバル・オン・アイスの帰り道のこと。素晴らしいショーで大感激した私たちはまたアイスショーに行くことにしました。
その後、Friends On Ice を予約。まだキャストはほとんど決まっていませんでしたが、いいキャストが揃うに違いないという確信があったので即決しました。最後の方でベルビン&アゴストまで決まった時にはPCの前で「え~っ!!」と声をあげてしまいました。

行く前に、予習が必要。と、ぐり君パパにシェイリーンとベルビン&アゴストと玲奈&ボールドウィンのビデオを見せることにする。あとで、パン&トンも見せればよかったことに後悔。(中国ペアはみんな強いので区別が難しかったようだ)

この日はうだるような蒸し暑さで会場に着くまでに溶けるかと思いました。会場入りすると目の前にコストナーのような女の子に遭遇。「え、カロリーナ?」と一瞬びっくり。なワケないか。
席につき、用意した上着、座布団、膝かけを出す。しかし思わぬ穴が。ボトムと靴下の間の素肌が寒かった。

レーザー光線が出演者の名前を書きあげ、ショーがスタート。
オープニングで一気にヒートアップ!観客に向かって挨拶をしていてる時、ライサチェックの笑顔のチャーミングさに惚れ惚れしてしまいました。競技中は彼の笑顔の記憶がないのですが、あの笑顔を見せれば(今でも沢山ファンがいるけれど)もっとお客さんの心を鷲掴みしてしまうに違いありません。
最後は荒川さんが中央に立ち、名前が呼ばれると選手(プロ)たちは荒川さんと1人1人挨拶をかわしながら退場。さぁ、ショーのはじまりです。
KIDSの演技からスタートしました。

中庭選手:「ロミオとジュリエット」
白いシャツと黒いパンツがとても似合っていて、競技でもこういう格好いいんじゃないかな、と感心。銃や煙草などハードボイルドな演出でありながら繊細な演技。最後は小道具を拾いに行く時にお客さん?が「ケンちゃん、こっち、こっち」と声をかけてました。(笑)

小塚選手:「Take Five」
昨年の村主選手と同じSP!3Aを含めジャンプをきっちり決めてくれました。ステップでは昨年の疾走感とはまた趣が違い、お客さんに向かって演じている様が伺え、最後のポーズでは(私は逆側だったのだけれど)すごく演じてる!っていうのが伝わってきてうわぁぁ!と期待に胸を膨らませるのでした。

恩田さん:曲目不明
レーザー光線を利用したショーならではのプログラム。ステップに迫力があり彼女のパワフルな魅力を満喫するのでした。

本田さん:「NYAH」
このプログラム滑りこんできた感じが出てきました。赤い情熱的な照明とぴったりです。

シェイリーン・ボーン:「All That Jazz」
えぇ、もう出てしまうの!と思わず戸惑いました。今日の楽しみの1人がこの方。アメリカに行かない限り生で見ることもないかな、と思っていたので。
シェイリーンは既にこの会場のスターでした。彼女のゴージャスさ、キュートさ会場のハートをかっさらっていきました。この日一番の人気だったかもしれないほどです。
最後に水鉄砲を撃たれたお客さんのやられ方がとても上手くて思わず大笑い。

田村さん:「マラゲーニャ」
このショーでは演じる1人1人に同じ出演者からメッセージが寄せられていたのですが(時々、この声誰だっけ?と思うことがあったので最後に名前を言ってくれた方が嬉しかった)田村さんの時は(本田さんかなと思いましたが)「小学校5年(?と聞こえた)の頃に初めて出会ったのですが、その頃から密かになんてかっこいい人なんだろう、と思っていました」というコメント(若干違うところがあったらごめんなさい)があって、私も長野オリンピックではじめて彼を知った時、「なんじゃ、この芸能人のような顔と名前は!フィギュアスケーターになるために生まれてきたような子だなぁ」と驚いたものでした。
4回転(?に見えた)ジャンプもばっちり決めて演技も衣装もとても素敵でした。やはり今も彼はフィギュアスケーターになるために生まれてきたのだな、と再認識させられるのでした。

井上玲奈&Jボールドウィン:曲目不明
明るいPOPなナンバーで気持ちよいです。二人の息のぴったりあった振り付けはペアの魅力そのもの。ペアを見るチャンスが少ないので今日来てくれたことを本当にうれしく思いました。

佐藤有香さん:「曲目不明(…ノラ・ジョーンズ?)」
ノラ・ジョーンズっぽい気だるげな大人っぽいナンバーに乗って。途中、スピンでびっくりするような転倒があり、でも、そのあとも結んでいた髪を下ろすなどサービス精神旺盛なプログラムでした。

荒川・宮本・田村・本田・高橋・恩田・中野:「オペラ座の怪人」
上からシャンデリアが降りてきて、それだけで会場の雰囲気ががらっと変わります。KIDSがオルゴールを持ってくるところからショーが始まります。
女性が白・男性が黒と白の衣装で統一。田村さんが着てたのは神崎さんが「オペラ座の怪人」で着てた衣装!宮本さんが燕尾服&怪人のマスクをつけて登場。
グループナンバーあり、男女のパート別れたり、とくに荒川さんと中野さんのWイナバウワーは双方とも美しいポジションでうっとりしました。(中野さんが時間をかけてイナバウアーが一番美しく見えるポジションを研究した成果と思われます)途中、高橋さんの(あの衣装で)怪人のストレートラインステップもあり!のなんとも贅沢なプログラムです。
アイスショーの楽しみは普段見られないようなソロの選手が他の選手と一緒にすべたりするところ、そんなところが随所に見られて非常に楽しめました。

荒川さんと宮本さんと高橋さんで籤引き。
20分休憩。後半へ続く。