La douce vie

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ティム・バートンの世界展

2014-12-29 | art / art mook / 写真集
今年は美術展とは無縁だったと思っていましたが、最後の最後に行ってきました。



ティム・バートンのダーク・ファンタジーの世界。

紙ナプキンにイタズラ書きのような絵も見事にティム・バートンの世界。マーズ・アタックの案を考えていたのさな?と、思ったり。
絵をみると、シザー・ハンズ、バットマン、フランケン・ウィニー、ビートルジュース、昔の映画でも、すらすら出てきます。マーズ・アタック、猿の惑星、ビッグ・フィッシュ、ダーク・シャドウ、スリーピー・ホロウ…
いろいろな映画があったな。

落書きのような絵でも、バートン監督の作品だと一目で分かる確固たる世界観、

暗さの中のかわいさ、恐怖の中の美しさ、普通や一般的といわれるものの歪みや奇妙さ、狡さや意地の悪さ。
そういったものが、世界的に愛される理由なのかと思います。



フィギュアスケート:FOI2007,2008、XOI2008 雑感

2014-12-26 | figure skathing、ice show
私のマイ・クリスマス・プレゼントはこのFOI2007.2008、XOI20008の放送でした。

FOIの2008は初めて自分でチケットを買ったアイスショーで、やはり、一番印象深いものでした。
当時はこちらに↓
FOI2008 ① 

で、改めて見て、雑感。

恩田さん、中庭さん、レナ&ジョン、懐かしいですね。
中庭さんの曲、本当だ、ディズリーだ。「ロミオ&ジュリエット」と書いているので、「I'm Kissing you」という曲の記憶は残ってなかった。
でも、小道具にピストルや煙草を使ったプログラムだったということは印象に残っています。

レナさんのあの赤のシースルーの衣装、安藤さん、確か、色違いをその後着ていた記憶があります。それで、もしかしたら、既製品なのかしら?とちょっと、思てしまった。

シェイリーンとベルアゴが初参加。小さなショーだったので、本当に感激したなぁ。
シェイリーンの「All That Jazz」本当に素敵だった!
ベルビンが綺麗で、綺麗で、ベルビンに目を奪われていたことを思い出します。

小塚君もこの年初参加だったかな?今でも彼のプログラムの中で3本の指に入るほど好きな「Take Five」初見ですごく気に入った記憶があります。

中野さん、大好きでした。中野さんは私にとって絶対的にフレンズ・メンバーなので、中野さんが参加している頃のフレンズの放送を夢見ていました。彼女も他局に入社したので、カットされないか心配でしたが、少なくても、2008年はカットされていなくて本当によかった。

高橋クン。
やはり、この年のスケーティングは滑っていなかったな、と、思います。とくにオペラ座のステップ。この時のeyeとオペラ座で感じた、もやもやとしたものが、その後、怪我という形で現れたのだ、と、勝手に解釈しています。

オペラ座、エンディング。今でもベストの上位に入るグループナンバーとエンディングです。
オペラ座はとにかく、オリジナル・メンバーというコンセプトがよかったし、あの、シャンデリアも素晴らしかった。オルゴールの子は今、競技で活躍していますか?
エンディングはもう少し練習時間があれば、もう少し長い巡業であれば、すごい完成度のものを観れたかもしれない、という気持ちもあります(笑)でも、あれは、瞬時に主役が変わって、本当におもちゃ箱をひっくり返したような楽しいプログラム。



FOI2007

照明もシンプルだし、やはり、アイスショーというものにスケーターも観客も慣れていなくて、手探り状態の時代かもしれません。ほぼ日本のスケーターで、本当に小さなショーでした。フレンズのオリジナル・メンバーは絶対こういう時代のことを忘れていないと思う。だから、常にベストを尽くしてくれるし、観客に感謝を忘れないのだと思う。
実はこの2007年のレポートを読んで、来年こそはチケットを取るぞ、と、思ったので、見ることを楽しみにしていました。たしか、エンディングでパン&トンと井上&ボールドウィンがパートナーを交代して演じた、というようなことが書いてあった記憶があって、「ライバルなのに交換して滑るなんて、楽しそうなショーだな」と思った記憶があります。今回はそれを確認できませんでしたが、有香さんとジョンが組んでいて、もしかして、これかな?と思いましたが、真相はいかに?

本田さん:
このゴッド・ファーザー見たかった!すごく、嬉しいです。できれば、また、演じてもらいたい。考えてみたら、宮本さんはこの頃からスカパラを使っているんですね。
宮本さんと本田さんのWステップも素晴らしかった。この放送の中で一番印象に残っています。

高橋クン:「バチェラレット」
このプログラムやはりいいですね。

実は、2008年の映像が小出しに使われた頃に、日テレプラスに何度か過去のフレンズを放送してほしい、というリクエストを出したことがありました。今回、その願いが叶って本当に嬉しいのですが、2007年が抜粋でした。2007年もフルで放送してほしい、と、お願いしようかと思います。
本当は2006年のものもみたい、高橋クンが「ロクサーヌ」、中野さんが「アメージング・グレース」を滑っているのが、本当に見たいのです。
また、リクエストしてみようと思います。千里の道も一歩から。



XOI2008

ここまで、見続けたらさすがに疲れてきました。
XOIはプロスケーターのフレンズを目指していたんだろうな、ということがよくわかります。プリンスメンバーもたくさん出演しているし、クーリックは最初はこちらだったんですね。ウィーバー&ポジェが初々しい。このカップルもこちらが最初だったんですね。

荒川さんのAll I Want Xmasはこの前の年だったようで、以前の記事で勘違いしていました。でも、田村さんとのペアはニュースでちらりと見ただけだったんで、フルで観れて嬉しい。
荒川さんと田村さんの組み合わせっていいですね。二人共スタイルがいいから、絵になります。

そして、どうしてもいい画像で観たかった、シェイリーンのプログラム。これ、昔の荒川さんのファッション・オン・アイスで最低画質でしかもっていなかったのですが、ようやく美しい画像で見ることができて幸せです。やっぱり、シェイリーンは超カッコいい。



Friends& : ジュベール

まず、ジュベールに靴パットのお礼。荒川さんのフレンズって結局こういうことなんだよな、って思う。子供の頃衣装をくれた憧れの玲奈さん、アドバイスをくれた憧れの有香さん、五輪へ導き、プロとしてのお手本のシェイリーン。一緒に競技に出ていた仲間たち。アメリカツアーでルームメイトになったパン、もっと話そうと、積極的にコミュニケーションを取ってくれたスルツカヤ。

今回の対話でジュベールの方からオファーがあったんだな、と、分かりました。しかし、「世界的に有名なショー」って、それ、リップサービスだろうか?それとも、ファンの方が誇張して言ったのだろうか。。。会場の小ささを見て、びっくりしただろうな。

食事面について話すところが、食いしん坊荒川さんらしい。ジュベール、本当にお寿司でよかったのかな?リップサービスじゃないの?と思ったり。

ジュベールは非常に礼儀正しく、優等生な受け答えが多く、長年メディアとどういうつき合いをしていくか、ということを学んできたんだろうな、と、思いながらも、少しくだけた会話も欲しかった。でも、そうなっていくのはきっとこれからですよね。

今回は公演後のインタビューが入っていたことがよかった。フレンズを肌で感じて、「時間が許す限り戻りたい」と言ってくれました。


Maison Romi-Unie のクリスマス・ケイク

2014-12-25 | patisserie / favarite sweets
ケーキのカテゴリがあるわりに、クリスマスケーキは地味なんです。
昔はクリスマス用にホールケーキを買っていたんですが、ホールケーキは家族の人数が少ないと空しいし、とにかく高い。
で、ここ数年はお気軽にユーハイムのバームクーヘンを楽しんでいたんですが、今年のクリスマスのケーキはこれ。

頂き物の、Romiさんのパウンド・ケーキ

ジャムは頂いたことがあるんですが、ケーキは初めて。



カットしてみると、ドライフルーツたっぷり。美味しかったです。

POLA EXPRESS

2014-12-24 | cinema/観劇/舞台
絵本『急行「北極号」』をCGで映画化
クリスマスイブの夜、サンタクロースの存在に疑問を持ち始めていた主人公の少年。
寝つけずに家の外に出ると「ポーラ・エクスプレス」が目の前に停まっていた。
車掌さんに声をかけられ、少年のポーラ・エクスプレスでの旅が始まる。

小学生半ばくらいのお子さんにちょうどいい作品では。
CGの絵ってちょっと怖いんですが、動物の臨場感溢れる動きやココアのウェイターさんのダンスなども魅惑的。
そして最後に到着する街もCGならではのにぎやかさで、素晴らしい画です。

フィギュアスケート:Friends On Ice 2014 テレビにて。

2014-12-19 | figure skathing、ice show
やっと、フレンズみました~。感想と言えるほどでもないですが。

初めての荒川さんが出演しないフレンズ。でも、荒川さん、大丈夫だと思っていたと思う。
荒川さんは五輪の快挙で掴んだチャンスをたくさんのフレンズに分け与え続けた。それが、今年、自分が不在でも、フレンズは揺るがないショーになっているところまで、このショーを育てたことは、プロになった荒川さんの大きな功績だと思う。

一部

オープニングは別途記事にしているので割愛。
贅沢をいえば、ドレスフィッティングでみんながわいわいしているところも見たかった。どこまで欲深なんだろう(笑)

鈴木さん:ステッピング・アウト
わりと、内容が詰まっていて贅沢なショーナンバーですね。
この衣装、荒川さんのにそっくり。まぁ、そっくりな衣装というのはよくあるのですが、鈴木さん、フレンズの時は安藤さんや荒川さんの衣装を借りている時があるような気がして、衣装の到着が間に合わなかったのかな?とか、勝手に憶測してしまうのですが、この衣装は似ているけれど、鈴木さんオリジナルですよね。

田村さん:座頭市系なプログラム。
年を追うごとに、進化しているような。自己紹介の言葉はだてじゃなかったです。

シェイリーン「フラメンコ」
旦那様の打楽器と。
布をはためかせながら、ハイドロって結構難しいと思う。

川口&スミルノフ
あの、小さなリンクであれだけのスピードを出してのフリー、大変だったと思う。
彼らの情熱が伝わってきました。

佐藤さん
柔らかなスケーティングは川口&スミルノフの「熱」をいい意味で受け止めてくれている。これは、高橋クンの後に荒川さんが「熱」を受け止めているような感じで絶妙な順番だと思いました。

本田さん
「笑え、タケシ」ではなく「笑顔、タケシ」笑顔+イーグルは最高のご馳走。

グループナンバー(川口&スミルノフ、パン&トン、小塚くん、シェイリーン、スルツカヤ、安藤さん)
ちょっと、多すぎて、贅沢すぎます。目をどこにやったらいいんだか。

ジュベール・エヴァン・高橋クン
宮本さんのギリギリ合っていた、という言葉がぴったりな感じの三人三様がなんとかかんとかまとまった感じ(笑)

抽選会
まさか、抽選会までノー・カットとは。。。あれ、昔からでしたっけ。蒲田さんが仕切ってくれてからはぐだぐだ感がなくなりパキパキ進行するようになりました。蒲田さんは本当にフレンズ・メンバー。つくづく思うのですが、ジャージの時って、彼らの容姿が美しさを知らしめていると思います。
小塚君のフリーコール。フリーの方がたくさん見れて嬉しいけれど、私は今年はSPもEXもどれも好きかな。

二部

明子&大輔「リベル・タンゴ」
宮本さんが最初に少しだけ滑るのですが、これがすごく雰囲気が出ていて、さすが元アイスダンサーだな、と思います。
最後のステップ、高橋クンが勢いづいたのを鈴木さんが「合わせた」っていう舞台裏の言葉が「なるほどな」と思いました。こういう、舞台裏の言葉をちょっと挟んでくれるのって本当にショーを深く観ることができて嬉しい。

小塚君「FS」
自己紹介の言葉が、フレンズのスケーターとファンの距離感の近さを感じます。
SPの衣装を着替えて。。。そういえば、SPの衣装だけど、どうして長袖じゃないんだろう?あれが長袖だったら、満点な衣装だと思う。なにげに半袖好きだよね、小塚君。
ここ数年で気が付いたんですが、なめらかなスケーティングをみると、自分の呼吸が穏やかになるんです。小塚君のFSはいつも呼吸が穏やかになります。

スルツカヤ
すっかり、フレンズに欠かせない存在になったスルツカヤ。投げ飛ばしていた、ジャケットを挨拶の時には愛情込めて抱きしめて、かわいい。衣装が大人っぽくて素敵。

ジュベール
お客さんとの長いタッチ。これは、ある意味、ファンにとってすごくうれしいプログラム。まさか、ジュベールまでフレンズに来るとは。いらっしゃい。

安藤さん
演技に安定感があります。衣装の手のところ、袖から全部繋がっているのかなぁ?

ライサチェック
おかえり、エヴァン。ひさしぶり。しかし、プログラムのチョイスがロクサーヌだとは。あの、前回の時、微妙な空気だったんですけど、今回は熱烈な「おかえりなさい」があって、よかった。投げキッス。

パン&トン
この二人はすごく、安心感がある。荒川さんもそうだけど、いいものを見せてくれる、という、安心感。

高橋クン「キャラバン」
ジャケットの裾が、ジャンプの時にきれいに開くように計算されている。
このプログラム、もっとたくさん見る機会があるといいのですが。

エンディング
やっぱり、フレンズのエンディングははっちゃけるのが一番。ふだん、笑顔の印象のないスミルノフが笑っているとすごく得した気分。

アンコール
宮本さんと高橋クンが組んで、リベルタンゴ!爆笑。
なんというか、自分たちの芸術作品を瞬時に笑いに変えることができるフレンズメンバーを嫌いになることなんかできません。



フレンズ+佐藤有香さん
荒川さんと有香さんは理想的な姉妹弟子関係ですね。
印象的なプログラムに「月の光」を挙げてくれたのが嬉しかった。あの年、後から思えば、ショーで一番印象に残ったのが、このプログラムだったから。あの時の空気が変わった会場を有香さんは「お客さんが自分を幸せにしてくれる」って受け止めていたとは・・・。



NHK杯 村上佳菜子選手 SP
彼女は表現でさらに一段上の域に上がったと思う。あの、表現に「おめでとう」と言いたい。

村主選手引退

村主選手が引退を発表しました。
トリノ以降ずっと、苦しかったと思います。過去の実績が素晴らしいだけに、競技を続けることには本当に精神的な葛藤が大きかったと思います。
これからは振付師を目指すということで、氷上のアクトレスの村主さんの次のステップを期待しています。
それから、とても、衣装のセンスが好きなので、衣装デザインなんかされてみてはいかがかしら?と思ってしまいます。

The Boom 解散

2014-12-17 | music
The BOOMの解散コンサートが12月17日に行われます。

私が彼らに出会ったのは、「星のラブレター」でも、彼らのスカの時代はバンドブームの1組として私は通り過ぎていました。

次に注目されたのは「島唄」ここでも当時の日本の音楽シーンのヒット曲の1つとして、通り過ぎていきました。

そして、「風になりたい」が出たとき、「島唄」とまったく違うアプローチだったことにびっくりしたことと、しばらくしてから「星のラブレター」と同じバンドであることにさらにびっくりして、ベストアルバムをGETしました。

初めて、ブームというバンドを真正面からとらえると、スカ時代の「紙ヒコーキ」「都市バス」「なし」「過食症の君と拒食症の僕」」、フォークソングへのリスペクト「釣りに行こう」「僕の嫌いな歌」「中央線」「からたちの道」、多様な民族音楽とロックの融合「100万粒の涙」「島唄」「風になりたい」「berangkat-ブランカ-」そして、ストレートなロックも名作を持つ「月さえも眠る夜」「I'm in love with you」と、宮沢和史さんの溢れんばかりの音楽性に驚いたものです。
そして、楽曲に負けず劣らず素晴らしい歌詞。「いつもと違う場所で」「ごはんがたけた」など、宮沢さんの言葉づかいにも舌を巻きます。

多種多様な音楽とまるで、1つの小説や映画を体験したような作品世界。宮沢さんの作家としての才能にも舌を巻いたものでした。

こういうバンドに夢中になるとは想像もしなかった。でも、本当にブームの音楽には支えられたものでした。
本当にありがとう。

彼らの次のステージが素晴らしいものでありますように。