La douce vie

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フィギュアスケート:スケートアメリカ 男子 小塚選手優勝!

2008-10-27 | figure skathing、ice show
びっくり!というのが正直な感想。(小塚選手ごめんね、でも、ご本人もインタビューの後で「びっくり!」と言っていたから許して下さい)
優勝ももちろんびっくりならば小塚選手も最高の快心の演技というわけでもなくFSは4回転転倒+ダウングレードとられているし、ジョニーもライサチェックも決していいとまでは言わないけれど悪い演技ではなかった。
勿論、ウィア選手とライサチェック選手のライバル対決という強い緊張感とシーズン初戦であるということは抜きに語れませんが・・・
確か、高橋選手も織田選手も19歳でスケートアメリカで優勝してますよね。小塚選手も続きましたねぇ。(間違ってたらごめんなさい)
では順不同でざっと感想を。


小塚選手:
SP:「TAKE FIVE」
はじめて「TAKE FIVE」を選んだ、と知った時、「合ってる!」と思いました。昨シーズンのSPでテンポの早い曲を拍子でなくメロディで動いているように感じたので、5拍子も問題ない!って思えて。
FOIですごく上半身の表現が洗練されていたのでGPシリーズが楽しみでした。最初と最後のポーズも小塚選手らしくっていいです。スピンもポジションがきれいで変化してもスピードが保たれている。ステップも一人スイスイ滑っていて難しいことをやっている感じに見せないところが凄い。演技が終わった時から得点が楽しみだったけれど、80点台とは!ポジション的にいいとこつけましたね。

FS:「ロミオ」
衣装がシンプルすぎて「トヨタさ~ん!」と叫びたくなった。
4位との得点差が開いていたのでのびのびと4回転に挑めるんだろうな、と思ったらやっぱり4回転。転倒+ダウングレードだけれどいい経験ですよね。しかし、その後に3A-3Tが凄い!
全体的にジャンプが安定しているうえ、イーグルから跳んだりステップから跳んだりルールブックよく読んでいる印象。
あのEXを優勝選手としてアメリカで滑ってくれるのが嬉しい。
織田選手と高橋選手もこの結果は刺激になっていることでしょう。とにかくおめでとう!


ジョニー・ウィアー選手:
SP:「ON THE WING OF TIME」
肩あきの衣装は彼しか似合わないなぁ。昨年は白黒のオセロ衣装が多かったので(同じような印象を受け、ファッションも楽しみにした分少し残念だったけど)今年は水色と紫がとてもきれい。
数年前まで感じた最後のスピンやステップでは疲れてしまう、というところがなくなりました。全体的なエレガントさはいつもながら流石。

FS:「ノートルダム・イン・パリ」
GPシリーズから4回転きましたね。昨シーズンよりジャンプの難易度も上げているけれど疲れを感じさせず。小塚選手が高得点が出たのでPCSでグンと伸びるかなと思ったらそれほどでもなくて意外。
まぁ、ウィア選手もライサチェック選手も後半によりよくなっていくので、今の時点で十分素晴らしかったので、後半戦はますます期待です。

エヴァン・ライサチェック選手:
SP「ボレロ」
ライサチェックがタラソワ氏に師事したのもかなりびっくりでした。彼のイメージからはかけ離れている感じがしたので。荒川さんのプログラムが好きとのことで、あぁ、スケール感の大きさというところは共通しているかも。と思いました。
ライサチェックのオールバックはどうかしら?と思っていたら、七:三ですか。今年七:三はファッション界では流行しているというニュースを思い出した。後ろがクリンとなっているところが可愛いです。オールバックより似合ってるかも。
最初に4-3ではなく3-3だったので、がっちり決めてジョニーに勝っておきたいんだなと感じました。

FS:「ラプソディー・イン・ブルー」
赤蝶ネクタイに七:三、この格好で「ラプソディ…」かぁ、まだ、見慣れていないし滑り込んだらタラソワ氏の狙いが見えてくるのかなぁ。
4回転を回避して勝ちをがっちり取ろうとしない姿勢は素晴らしい!
全体的にはウィアー選手同様素晴らしく、3Aつも回転不足をとられていることにも気付きませんでした。
ライサチェック選手は大一番に力を発揮する選手なのでウィア選手同様今後がますます楽しみです


ケビン・レイノルズ
アメリカのカントリーショップで売っているお人形さんみたい。といつも思っていしまう。佐野さんのおっしゃる通り4回転ジャンプが3回転に3回転ジャンプが2回転に見えてしまう。FSの木の衣装がかわいかった。

ショーン・ソーヤ:
FS「アマデウス」
ショーン・ソーヤ選手大好き!
曲がうまく入らず、でも、集中力を切らさずによいFSでした。
あの重いメロディなのにモダンで上半身の動きが洗練されていて表情も魅力的。カナダの選手はプログラム全体を見せるのが上手いなぁ。スピンもバリエーションがいろいろあって柔軟な体を活かしていて素敵。

アレクサンダー・ウスペンスキー:
FS「ラフマニノフメドレー」
キス&クライでコーチと髪型が同じでびっくりした。
繊細なバレエ表現は相変わらず素敵です。

アダム・リッポン:
SP「嵐(G線上のアリア+四季 冬?)」FS「道化師」
SPはランビエールのFSはジェフの使用していた曲ですか。と、単純に思った。
リッポン選手は70-80年代前半のアメリカの青春映画に出てきそうな顔立ち。手編みのセーターとマフラーで雪の中を歩いていそうなイメージ。
筋肉がついたとのことですが、全体的に重そうな印象でした。
ただ、あの若さで繊細な表現は素晴らしい。


女子はまた次にします。


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