プリンス・アイスワールド東京公演
この公演、とても心惹かれていたんです。でも、しばらく、休みに突発的な用が入るので、こういうショーには行けない状態でして、今回はTV放送で見ることができてラッキーです。
群舞:
実は前回見たとき、群舞の方の演目の中でジャンプがとても多いのですが、ジャンプをするたび3,4人くらい必ず転ぶのを見ていて、ジャンプを入れなくても見せるプログラムがあるんじゃないかな、と思っていました。(千秋楽ではなかったので、たまたま調子が上がらなかった回を見たせいだったのかもしれませんが)でも、今回は私のそんな疑問に応えるかのような、沢山のジャンプがなくても魅せるプログラムになっていて、なかなか魅力的だと思いました。
村上選手:
佐藤有香さん振り付けだそうで、「かなこちゃんはこういう曲が合っているわ」という愛を感じました。イキイキと踊る村上選手は魅力倍増ですね。
庄司選手:「黒い瞳」
上半身の動きが以前より丁寧になりました。中身の濃いプログラムです。
小塚選手:
シェイリーンが振り付けって最初はとてもびっくりしたんですけど、二人でどういう化学反応が起きるのか、ワクワクしながら見ていました。こういう難しい調子で滑るのって小塚選手本当にうまいですね。足元のスキルが高いからだろうな。まだ馴染んでいないので、バタバタ感はあるけれど、動きにキレがあってよい練習をしているのだな、と思いました。フレンズの縁ですね。
古澤巌さんコラボ:
古澤さんの足にスケート靴が履かれていて、足元が不安定なのに素晴らしい演奏ですごいし、アイスショーで演奏することを楽しんでくれているように感じました。
太田さんと荒川さんの贅沢共演で、目にも耳にも美しい時間でした、が、カメラワークが古澤さんをフィーチャリングしすぎて、太田さんや荒川さんがフレームアウトしてしまって、主役が二人いる場合、カメラの焦点がどこにしたいのかわからないような映像で、そこが残念でした。(そんなに言うなら、会場に行けっていうことですよね、はい)
会場で見た方たちが羨ましい。
ただ、ロクサーヌからのメドレーでは古澤さんも滑り出すし、演奏は圧巻で圧倒的に古澤ワールドにしてしまうのはさすがでした!
本田さん:
曲の初めに「あぁ、気持ちいいイーグルが見れそうな曲だ」と思ったら、本田さんもこの曲でイーグルが浮かんでいたようで!!!3A降りました。MWOからかなり経っているのに、すごい。
太田さん:
エレガントさに大人の毒を少し加えて、宮本さんが太田さんを演出するとこうなります、というようなプログラム。それにしても、カメラワークが残念。
何故、太田さんのレイバックスピンを足元ばかり、撮るのでしょう?太田さんのレイバックスピンはレイバックの姿勢の美しさと腕の優雅なポーズが見たいのに!パトリックのスケーティングを上半身だけ映すような違和感です。スケートは基本全身映して欲しいです。
鈴木選手:「愛の賛歌」
もう少し、重たいイメージなのかと思いましたが、滑りこんだら、朗々と謳うように滑ってくれると思います!
安藤選手:
AOIの時は躊躇して書けなかったのですが、やはり、どうしても、この曲を聴くと中野さんを思い出してしまうのですよ。。。
ジュベール選手:
プルシェンコのピンチヒッターとは思えないほど彼のファンが多く、盛り上がっていました!いつもの衣装じゃなくて2割増しかっこよく見えると思うのは私だけ・・。
八木沼さん:
初めて、八木沼さんの演技を生で見た時、座長に相応しく、日本女性では珍しい完成されたエンターテイナーだと思いました。「ALL THAT JAZZ」はまさに八木沼さんの真骨頂だと思います。今シーズンがラストシーズンだそうで。まだまだ見たい。
THE ICE
ほとんどのスケーターの映像がなかったので、次の機会に書きます、多分。
町田選手、宮原選手、優勝おめでとう!