La douce vie

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小野リサさん、リオ ブランコ国家勲章を受章

2013-08-29 | music
小野リサさんが音楽活動の功績を認められ、ブラジル最高勲章の一つである「リオ ブランコ国家勲章」を受章しました。
おめでとうございます!

私が「ボサノヴァ」という音楽を知ったのは子供の頃、お酒かなにかのCMで小野さんの歌声でした。当時はささやくような歌い方があるとは思わずに子供心に強く印象に残っていたのですが、大人になってこんなにファンになっているとは!!!このブログでも彼女の楽曲について紹介しております。↓


Lisa Ono "Moonlight Serenade"

小野リサ「DANS MONILE」

小野リサ「Boas Festas」

「BOSSA CARIOCA」小野リサ


最近読んだ本とマンガ.64

2013-08-26 | book/comic
「プリンセス・トヨトミ」万城目学
東京から来た会計検査院の三人の調査官が大阪のOJOを査察する。その組織の実態とは・・・。
三人の調査官と大阪に生まれ育った目の細い女の子と女の子になってセーラー服で学校に通いたい少年を軸に物語は進んでいく。
万城目さんの作品を読んだ中では一番ファンタジー要素が低いかな、と思いましたが、話をひっぱる力は相変わらず。



「チャンネルはそのままで.2」佐々木倫子
やはり出てきました。動物もの。うーん、動物のお医者さんの続編書いてほしい。チョビ人気の二の舞は避けたいのかな?





「ボーン・コレクター」ジェフリー・ディーヴァ
昔の雑誌の特集で「このミステリーがすごい!」にランクインしていたのが気になっていた、ジェフリー・ディーヴァ。特にこの作品は映画化されたので見てはいませんが、名前も聞きおぼえがありました。
四肢麻痺患者である、リンカーン・ライムは素晴らしい頭脳をもった元刑事。
連続殺人事件の捜査協力を頼まれ、女性警察官サックスと犯人を追いつめる。
犯行シーンは常にぞっとさせられて、早くこのエピソードが過ぎないかと、読むピッチが速くなった気がする。リンカーンとサックスの過去のエピソード等、厚みのある物語。

多摩川花火大会2013

2013-08-19 | 関東 他 旅行・散策・イベント・グルメ
突然、思いつき、多摩川花火大会へ行ってきました。

多摩川の花火大会は世田谷側と川崎側が同時に行うので、近くで大きいものと少し離れたところのものが楽しめます。



花火大会前の夕景。
こういうことでもなければ、川原近くでシートを敷いて、夏の夕方をのんびり過ごすこともなかったなぁ。
猛暑が続いていますが、気持ち良い風が吹いて、過ごしやすかったです。



携帯のカメラ機能だと、思った瞬間にシャッターが下りてくれなくて、なかなか思い通りの写真が撮れませんでした。

写真は割り切って、のんびりと花火見物。

フィギュアスケート:PIW2013 他

2013-08-12 | figure skathing、ice show
プリンス・アイスワールド東京公演

この公演、とても心惹かれていたんです。でも、しばらく、休みに突発的な用が入るので、こういうショーには行けない状態でして、今回はTV放送で見ることができてラッキーです。

群舞:
実は前回見たとき、群舞の方の演目の中でジャンプがとても多いのですが、ジャンプをするたび3,4人くらい必ず転ぶのを見ていて、ジャンプを入れなくても見せるプログラムがあるんじゃないかな、と思っていました。(千秋楽ではなかったので、たまたま調子が上がらなかった回を見たせいだったのかもしれませんが)でも、今回は私のそんな疑問に応えるかのような、沢山のジャンプがなくても魅せるプログラムになっていて、なかなか魅力的だと思いました。

村上選手:
佐藤有香さん振り付けだそうで、「かなこちゃんはこういう曲が合っているわ」という愛を感じました。イキイキと踊る村上選手は魅力倍増ですね。

庄司選手:「黒い瞳」
上半身の動きが以前より丁寧になりました。中身の濃いプログラムです。

小塚選手:
シェイリーンが振り付けって最初はとてもびっくりしたんですけど、二人でどういう化学反応が起きるのか、ワクワクしながら見ていました。こういう難しい調子で滑るのって小塚選手本当にうまいですね。足元のスキルが高いからだろうな。まだ馴染んでいないので、バタバタ感はあるけれど、動きにキレがあってよい練習をしているのだな、と思いました。フレンズの縁ですね。


古澤巌さんコラボ:
古澤さんの足にスケート靴が履かれていて、足元が不安定なのに素晴らしい演奏ですごいし、アイスショーで演奏することを楽しんでくれているように感じました。
太田さんと荒川さんの贅沢共演で、目にも耳にも美しい時間でした、が、カメラワークが古澤さんをフィーチャリングしすぎて、太田さんや荒川さんがフレームアウトしてしまって、主役が二人いる場合、カメラの焦点がどこにしたいのかわからないような映像で、そこが残念でした。(そんなに言うなら、会場に行けっていうことですよね、はい)
会場で見た方たちが羨ましい。
ただ、ロクサーヌからのメドレーでは古澤さんも滑り出すし、演奏は圧巻で圧倒的に古澤ワールドにしてしまうのはさすがでした!

本田さん:
曲の初めに「あぁ、気持ちいいイーグルが見れそうな曲だ」と思ったら、本田さんもこの曲でイーグルが浮かんでいたようで!!!3A降りました。MWOからかなり経っているのに、すごい。

太田さん:
エレガントさに大人の毒を少し加えて、宮本さんが太田さんを演出するとこうなります、というようなプログラム。それにしても、カメラワークが残念。
何故、太田さんのレイバックスピンを足元ばかり、撮るのでしょう?太田さんのレイバックスピンはレイバックの姿勢の美しさと腕の優雅なポーズが見たいのに!パトリックのスケーティングを上半身だけ映すような違和感です。スケートは基本全身映して欲しいです。

鈴木選手:「愛の賛歌」
もう少し、重たいイメージなのかと思いましたが、滑りこんだら、朗々と謳うように滑ってくれると思います!

安藤選手:
AOIの時は躊躇して書けなかったのですが、やはり、どうしても、この曲を聴くと中野さんを思い出してしまうのですよ。。。

ジュベール選手:
プルシェンコのピンチヒッターとは思えないほど彼のファンが多く、盛り上がっていました!いつもの衣装じゃなくて2割増しかっこよく見えると思うのは私だけ・・。

八木沼さん:
初めて、八木沼さんの演技を生で見た時、座長に相応しく、日本女性では珍しい完成されたエンターテイナーだと思いました。「ALL THAT JAZZ」はまさに八木沼さんの真骨頂だと思います。今シーズンがラストシーズンだそうで。まだまだ見たい。


THE ICE
ほとんどのスケーターの映像がなかったので、次の機会に書きます、多分。






町田選手、宮原選手、優勝おめでとう!

映画「風立ちぬ」

2013-08-01 | ジブリ関連
「笑ってコラえて」でジブリ特集をやっていて、家族が「早く観たい!」と言い出して早速見に行きました。

一言で言うと私は気に入りました。

絵に関しては、群衆のシーンが多く、CGでなく、手書きで作り上げていることを思うと、労の多い仕事だったと感じます。
特に軽井沢のシーンが美しく描かれていて、恋をすると何もかも美しく見える、ということなのかな、と思いました。

実在の人物をモデルにしていますが、史実の部分からインスパイアされたフィクションですね。





以下、ネタバレですので、映画をご覧になる予定の方はご注意下さい。













主人公の声に庵野監督の声を使うことに、頭のいい人特有の話し方という表現をしていたように思います。
そして、確かに庵野監督の話し方は目的に忠実であるけれど、話す相手に好感を持たれようとか考えたことのない(相手に好印象をもたれるような話し方をしようという観念がないが、だからと言って悪い人ではない)、会社で技術職の人とかにいるような話し方かな、と思いました。
その声が二郎の物語を手助けします。

次郎は矛盾の人でもあります。次郎は困っている人が目の前にいると助けるよう体が動き出す人間です。しかし、同時に自分の目的(夢)を前にすると、周囲へ関心が希薄になります。
戦闘機の設計の際も自分のアイディアをライバルでもある友人に譲る気持ちがある一方、機関銃を載せなければ理想的な飛行機ができるのに、と皆の前でぽろりと言ってしまうところがあります。これは決して反戦思想に基づく言葉ではなく、よい飛行機を作りたいがための言葉にすぎないのです。
そういう態度は菜穂子に向けてもも見え隠れします。
しかし、次郎にとってはそれは矛盾ではなく、すべてが彼にとっての真実なのです。

宮崎監督の映画らしく、何度も見直すことで、その深い意味を徐々に理解できていくのかな、と思います。

ずっと、親(宮崎監督)が子供(観客)として対話してきたのに突然、大人としての本音を話す時がくる、そういうことなのかもしれません。

「紅の豚」の本音が「風立ちぬ」なのかもしれません。