La douce vie

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ジーゲスクランツのブレーメン

2009-09-28 | patisserie / favarite sweets
ドイツ菓子のジーゲスクランツのブレーメン(マロン)
アーモンド粒たっぷりのバタースポンジに渋皮付のやわらかいマロンを加えて焼き上げたケーキです。
見た目、スポンジがぽろぽろしてしまっているけれど、見た目ほどパサパサ感なしです。
大粒のマロンがコロコロ入っているところが嬉しい。ジーゲスのラインナップの中ではリーズナブルな一品。

ドイツおとぎの国の旅:夜のローテンブルク

2009-09-25 | ドイツ・スイス旅行
ホテルで一息ついた後、街へ。
近頃めっきり体力が落ちてしまって、情けない思いをしている私ですが、海外旅行に出るとどこからか別の体力が現れるところが不思議です。



薄明るいけれど夜です。



この街の名物のお菓子シュネーバルのディスプレイ。



夜の外出の目的の仕掛け時計。
三十年戦争のさなかの1631年。皇帝軍に占領されたローテンブルクの街での出来事。
市議たちの首をはねることにした皇帝軍の将軍は市から饗応を受け、その時に出されたこの街のワインをジョッキで飲み干せるものがいたら首をはねることをやめようと宣言した。市長がこれを受けて見事に飲み干し、街を救った。
という言い伝えになぞらえたものです。

22時―

時計の両脇の窓が開くとティリー将軍とヌッシュ市長が現れてジョッキに入れたワインをゴキュッと飲みます。

「・・・(これだけ?)」
と待っていた観光客は思うのですが、歴史的なことを考えてみれば感慨深い仕掛けです。
その後市長さんは寝込んだそうな。

夜だけでなく昼間も決まった時間に出てくるそうです。




ドイツおとぎの国の旅:ローテンブルクのホテル

2009-09-23 | ドイツ・スイス旅行
食後にホテルへ。





中はアンティーク調。
これはかわいいホテルだ。と興奮して中へ。



ロビーの上の階にある広間。素敵です。


 

この旅行はじめての二重扉のホテル。そして二重窓。
外は石畳の道路なので、車が通るとものすごい音。しかも、周りの建物に反響してさらに大きな音が立ちます。
寒さのためだけでなく防音対策もあるのか?




きゃー、いちいち可愛い。と大喜び。
しかし、
 

バスルームは狭く(そう、その洗面所の隣の納戸のようなところがバスルームですよ)、なぜかベッドの反対側には部屋の中に堂々と洗面台が二つ。
「部屋をかわいくする前にやるべきことがあるのではないか」
と思いつつも、片方で洗濯をしながらもう片方で歯磨きができる利点に気付く私たち。



それにしても調度品のかわいらしさはテンションが上がります。

ドイツおとぎの国の旅:ローテンブルクの晩御飯

2009-09-18 | ドイツ・スイス旅行
ヴュルツブルクからバスをとばして夜にはローテンブルクに到着しました。


ドイツでは昼夜御飯に必ずスープがついてきました。
それが少しづつ種類が違うもの。
これは野菜スープだったかな?どれも日本より少し塩分が濃い気がしますが、とても美味しかったです。





メインディッシュはターキー。
でも、あまりターキーを食べたことがない私には「あれ、これ本当に鳥肉かなぁ?」なんて思いながら食べていると、同席した方も「これターキーじゃなさそうね」なんてテーブルでは満場一致でしたが、やっぱりターキーだそうです。
ドイツ料理の味付けって日本の庶民の味に慣れた私の胃袋は大丈夫だろうか・と思っていたのですが、思いのほかどこへいっても美味しく食べられました。
そして付け合わせはクリーミーでしっかりと味のついたマッシュポテトとニンジン、ブロッコリー、カリフラワー。。。

最初は「パンがついてない」と思ったのですが、ポテトで炭水化物は必要量を摂取しているように思われます。(笑)
この後、ウェイターの方がポテトやお肉のおかわりを持ってきてくれたのですが、日本人の小さな胃袋にはこれが精一杯。
「おいしいけど、ごちそうさまです」と伝えました。






そしてデザートは「ぎょえー、またコレ系か(お昼のデザートの甘さにまいっている)」と思ったのですが、今回は甘さがあっさりしていて食べきることができました。
添えてあるフルーツは「ほおづき」なのなか?なんて今回もなんだろうね?と言いながら食べました。
ドイツでも「甘さ控えめ」というバリエーションはあるのか。ほっとしました。



タダシ・ヤナギの「モガドール」と「モンブラン」と「エフ・マリアージュ」

2009-09-16 | patisserie / favarite sweets
タダシヤナギさんのケーキは女性的な繊細さを感じるのは私だけでしょうか?

パティスリー タダシ・ヤナギでよく食べるのはこのモガドール

フランボワーズの酸味とチョコレートムースのバランスのよい一品。



そして見るたび「タダシヤナギさんらしいなぁ」と思うのが、モンブラン。
このモンブランのマロンクリームの繊細な絞り。
タダシ・ヤナギのケーキの多くの見た目が非常に繊細だな、と感じるのですが、このモンブランはその繊細さの象徴に思えます。勿論、味も上品な甘さでクリームとのバランスもよし。




このエフ・マリアージュは口当たりの軽いレアチーズのムースの中にオレンジのジュレなのか柑橘系の爽やかなジュレが入っていてバランスがとてもよいです。


最近みた映画.19

2009-09-09 | cinema/観劇/舞台
ゴシカ
刑務所の精神病院に勤めるカウンセラーが主人公。
ある日気がつくと、夫の殺人容疑者として自分がその病棟に収容されていた。
同僚だったカウンセラーに話をしても信じてもらえず・・・
心理サイコと心霊モノの合わさったサイコミステリー。

オリヲン座からの招待状
和製ニューシネマ・パラダイス。かな、と思ったらやっぱりそうだった。
しかしながら歳老いた主人公の最後の挨拶は主人公の朴訥さや真正直さが出ていてなかなかよかった。

エディット・ピアフ 愛の賛歌
時代を縦横無尽に行き来しながら話しは進んでいく。
幼少時、娼館に預けられ、その後父親とサーカスの旅暮らしをするエピソードはまるで寓話のよう。
ストリートで歌っていたピアフは才能を見出され、スターへと駆け上がっていく。
沢山の歌がちりばめられているところも映画の見どころ。

トシヨロイヅカの「ジャンピエール」と「ベルナール」

2009-09-07 | patisserie / favarite sweets
私はお出かけをする時に近隣のスウィーツをチェックするクセがあるのですが、随分前にお出かけの際にトシヨロイヅカさんにお邪魔しようかと思ったら、ちょうどミッドタウンに移る時でお店が閉じていて諦めた過去があります。
その後、しばらくしてミッドタウンに用があって行った時、お店の前をたまたま通りかかった時、長蛇の列を見て買うのを諦めたこともありました。
そんなこともあり、「トシヨロイヅカ」は私には縁のないお店。と思っていたのですが、この前、家族がお土産に買ってきてくれました。



「ジャンピエール」
チョコレートがグラサージュをされていてとてもピカピカ。目にも美しい。
ショコラムースの中にはピスタチオのクレームブリュレやノワゼットなどを使ったナッツが入っています。
私の好みよりちょっと甘め。




「ベルナール」
ピスタチオ好きの私にはたまらない一品。
クラッシュされたピスタチオがムースの中に沢山入っていて食感が面白い。チョコレートのスポンジとのバランスも非常によし。美味しかったです。